CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-250「ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴」(アイルランド)

2022年11月09日 00時45分37秒 | アイルランド映画
ビタミンD不足だろ
 スーパーマーケットで働くティーンエイジャーのマットは、兄デコがバンパイアになってしまったという衝撃の事実を知る。
 兄をこのまま生かすべきか、それとも杭を打ち込んで退治するべきか、究極の選択を突きつけられるマットだったが。(「作品資料」より)


 兄がヴァンパイアとなってしまった青年の葛藤を描いたホラー・コメディ。

 原題は「ぼくのエリ 200歳の少女」の英語タイトルをもじったパロディということで、邦題も同じようにもじっているようである。

 マットは家から追い出された兄のデコがやって来て、母親には知られずに仕方なく家に入れるが、彼がヴァンパイアになってしまったことを知る。

 その対応に困っているところに、ヘンリーという男がやって来て、デコの心臓に杭を打ち込もうとする。

 何とかヘンリーを縛り付けるマットとデコであるが、マットはどのように対処すればいいのか困ってしまう。

 果たして、マットはデコを殺すのか、それともそのまま生かすのか。

 そんな中、更なる脅威が家族に迫りくる。

 マットとデコ、そしてヘンリーの間で丁々発止のやり取りが繰り広げられるが、最終的にはデコを噛んだ、実はヘンリーのフィアンセであり、今や街をヴァンパイアのものにしようと画策するシーラが相手となる展開。

 クライマックスは、シーラとその仲間たちと、マット、デコの戦いとなる。

 微妙に家族愛を織り交ぜているな。

 デコもヴァンパイアになったとはいえ、凶暴性、冷酷性を発揮しているわけではなく、どことなくダメダメ感を出しており、その言動に笑いと、ちょっとした疎ましさを出している。

 ヴァンパイア・ハンターとなったヘンリーは鉄道オタクという設定。
 そのオタクぶりが、彼の運命を決めてしまう。
 
 話の展開がどうなるのかと思ったが、最後は家族が団結するという展開であったな。

/5

監督:コナー・マクマホン
出演:カール・ライス、アンソニー・ヘッド、オーエン・ダフィ、ヒルダ・フェイ、デビッド・ピアース
於;池袋HUMAX CINEMAS

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