CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-132「65 シックスティ・ファイブ」(アメリカ)

2023年06月04日 15時33分49秒 | アメリカ映画
君を家に帰す
 長期探査ミッション中の宇宙船が、小惑星帯と衝突して墜落した。
 乗組員のほとんどが命を落とし、船体は破壊され航行不能となってしまう。生き残った男ミルズは、どこかに切り離されたはずの脱出船を見つけ出すべく未知の惑星を探索する中で、コアという少女を発見する。
 実は2人がいるのは6500年前の地球で、恐竜を絶滅させた巨大隕石の衝突まであとわずかだった。(「作品資料」より)


 今から6500万年前の地球に降り立った男のサバイバルを描いたSFスリラー。

 てっきりタイム・スリップしてしまった男の話かと思っていたら、そうではなかった。

 地球とは別の文明が発達した惑星に住む人々が、宇宙船に乗って2年間の探査に出るのだが、その途中で小惑星に衝突し、宇宙船が墜落してしまう。

 生き残った操縦士のミルズは、切り離された脱出船を見つけるべく地表に足を踏み入れるが、そこが今から6500万年前の地球で、地上には恐竜が棲息する危険な地であった。

 ミルズは、唯一の生き残りである9歳の少女、コアを見つけ出し、共に脱出船へ向かう。

 このコアという少女は両親と共に探査船に乗っていたようだが、どういう理由で乗っていたのかは不明であったな。

 しかも、言語が違い、言葉ではなかなかうまく意思疎通が取れない。

 そんな二人は、脱出船に向かって出発するが、未知の地で、思わぬ障害にあったり、やはり肉食の恐竜に襲われたりとピンチの連続。

 ミルズには病気を抱える娘、ネヴィンがおり、コアに彼女を重ね合わせているところもあり、彼女を護ろうと奮闘する。

 冒頭にミルズの妻が少し登場、ネヴィンもビデオ映像などで時折登場するが、あとはミルズとコアだけ。

 他は恐竜や未知の生物ばかりである。

 恐竜たちの襲撃を交わしながら脱出しようとするミルズたちであるが、更に巨大隕石が落ちてこようとしていることが判る。

 いわゆる、氷河期を到来させ、恐竜を絶滅させたという巨大隕石である。

 果たして、巨大隕石衝突までにミルズとコアは地球を脱出出来るのか。

 巨大な恐竜も登場し、見応えは充分のサバイバル・スリラー。

 単純な話ではあるが、緊迫感もあり、面白い一本であった。

/5

監督:スコット・ベック、ブライアン・ウッズ
出演:アダム・ドライバー、アリアナ・グリーンブラット、クロエ・コールマン
於:TOHOシネマズ池袋

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