CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-112「ママレード・ボーイ」(日本)

2018年05月11日 01時14分24秒 | 日本映画
本当は苦いのに周りの甘さに騙される
 高校3年生の小石川光希はある日突然、両親から離婚を告げられる。なんと旅行先で出会った松浦夫妻とお互いのパートナーを交換して再婚するのだという。しかもシェアハウスでみんな一緒に暮らすことも決まっていた。その中には松浦夫妻の一人息子で光希と同い年の遊もいた。
 そんな型破りな両親に困惑しながらも、学業もスポーツも優秀でイケメンの遊に次第に心惹かれていく光希だったが。(「allcinema」より)


 人気少女コミックを実写映画化した青春ラブ・ストーリー。

 これまでも「L・DK」「イタズラなKiss THE MOVIE」など、高校生の男女が思わぬ同居をするという設定があったが、本作に出てくる、高校3年生の小石川光希と松浦遊も同居することになる。

 それはお互いの両親が、旅行先で意気投合した末、パートナー・チェンジをして再婚すし、更に皆で一緒に暮らすことにする。

 こうして、それぞれの元夫婦の子供である光希と遊も同居することになる。


 遊はそれ程、この状況を嫌がっていないし、光希に対しても敵対心を見せるわけでもないが、光希はこんな状況になったことに戸惑いと怒りを感じ、どこか遊に対しても苛立ちを見せる。

 それでも、一緒に暮らすうちに、二人は惹かれ合っていき、付き合うようになるが、やがて思わぬ秘密を知り、二人の仲は危うくなってしまう。


 光希の幼馴染みの銀太や、遊の元カノ、亜梨実の存在もあったりするが、それ程関係がややこしくなるような感じではなかったな。

 光希の親友、茗子のスキャンダルとも言える恋と友情に関してや、遊の本当の父親が別にいるというエピソードなどもあるが、二人の心が近づいていく要因になるものだったかな。

 一度はラブラブになった二人の関係にヒビが入るような展開は、オーソドックスな展開ではあるが、その理由がちょっと重苦しいものだったな。

 果たして、二人の恋の行方がどうなるのか。
 二人を引き裂く理由が重苦しいものだけに、どのような展開、決着となるのか。


 ラブ・ストーリーではあったが、お互いの両親の複雑な関係も描いた作品だったな。

/5

監督:廣木隆一
出演:桜井日奈子、吉沢亮、佐藤大樹、優希美青、藤原季節、遠藤新菜
    竹財輝之助、寺脇康文、筒井道隆、谷原章介、檀れい、中山美穂
於:新宿ピカデリー

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