CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-180「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」(アメリカ)

2023年07月24日 00時16分40秒 | アメリカ映画
戦利品は勝者が貰う
 考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズの前にヘレナという女性が現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝「運命のダイヤル」の話を持ち掛ける。
 それは人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝であり、その「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラーを相手に、全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げることとなる。(「作品資料」より)


 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」以来、十五年ぶりとなるシリーズ最新作。

 インディ演じるハリソン・フォードもさすがの老齢とあって、本作がインディを演じる最後になるだろうということ。

 また違うインディは見られるかもしれないが。

 冒頭、第二次大戦中にナチスが略奪した秘宝を奪還しようとする、ちょっと若きインディ。

 その容姿は画像処理が施されていたんだろうな。

 そこで、〝アンティキティラ〟のダイヤルを偶然手に入れるインディ。

 それから時は下り、月面着陸に成功した1969年。

 インディの元に一人の女性が訪れ、アンティキティラを一緒に探してくれと頼まれる。

 その女性、ヘレナは友人の考古学者の娘であり、しかも何者かに追われている身でもあった。

 半ば巻き込まれる形で、インディはアンティキティラを探すこととなる。

 そこからは正に冒険の連続となり、世界を駆け回ることとなる。

 お宝探しの冒険モノという感じで、世界を巡りながら鍵となるものを見つけ出し、それを解読していくという展開。

 その間には、同じ宝を狙う、元ナチスの科学者フォラーが追ってくる。

 激しい戦いもありながら、オート三輪でのカー・チェイスや、走っている列車の屋根での対決。

 こういうお宝探しの話でいいのは、歴史を感じさせてくれるところだろうな。

 ヘレナはインディが名付け親であるが、どうもインディを利用しようとしている節があり、一筋縄ではいかない存在。

 果たして、インディはアンティキティラを見つけ出し、それを狙うフォラーの企みを阻止できるのか。

 クライマックスの展開も、突拍子もない感じもするが、ある意味歴史を感じさせるものだったな。

 謎解きと冒険、アクションと王道的であるが、楽しめるエンターテインメントであった。

/5

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、マッツ・ミケルセン、ジョン・リス=デイビス
   トビー・ジョーンズ、ボイド・ホルブルック、イーサン・イシドール、シャウネット・レネー・ウィルソン、オリビエ・リヒタース
於:TOHOシネマズ池袋

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