CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-329「ソウX」(アメリカ)

2024年10月28日 00時04分36秒 | アメリカ映画

出来るさ、首のある間は

 末期がんで余命わずかと診断されたジョン・クレイマーは、患者セラピーで知り合った男から、がんを治せる医者がいるという非認可の医療施設を紹介される。

 わらにもすがる思いでメキシコへ向かった彼は、そこで実験的な医療処置を受け、無事成功したかに見えた。しかし再検査の結果には全く改善が見られず、自分が詐欺師たちに騙されたことを知る。

 復讐を決意したジョンは主犯格の男女4人を拉致して狂気の拷問装置に拘束し、次々と究極の選択を迫っていく。(「作品資料」より)

 

 ソリッド・シチュエーション・スリラー「スパイラル ソウ オールリセット」に続くシリーズ第10弾。

 もう10作目なんだな。

 本作は1作目と2作目の間の話ということで、ジグソウことジョン・クレイマーとアマンダが再び登場。

 脳腫瘍を患い、余命わずかのクレイマーが医療詐欺に遭う。

 クレイマーは詐欺を行った者たちを見つけ出し、アマンダと共にゲームを仕掛ける。

 話としては、騙された者が騙した者に復讐をするという展開。

 仕掛けたゲームは痛みを伴うものであるが、その痛みを乗り越えれば助かる。

 今回は一斉ではなく、1人1人に仕掛けるゲーム。

 命を弄んだ者に命を考えさせるということだが、どう見ても復讐だな。

 そして、詐欺に遭ったことと共にピンチに陥ることもあり、ジグソウも人間なんだなと思わせる。

 果たして、このゲームの行方は。

 ゲームをクリアする者がいるのか。

 ラストはやはり計算されたものだったんだなという感じであり、復讐譚としても、仕掛けられたゲームとしても、面白い1本だった。

/5

監督:ケヴィン・グルタート

出演:トビン・ベル、ショウニー・スミス、スティーヴン・ブランド、シヌーヴ・マコディ・ルンド、マイケル・ビーチ、レナータ・ヴァカ、オクタビオ・イノホサ

於:TOHOシネマズ池袋


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