何か出てきた、ヤバいものが
巫堂ファリムと弟子のボンギルは、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、高額の報酬と引き換えに依頼を受ける。先祖の墓が原因であることがすぐに判明し、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドクと葬儀師ヨングンも合流。
4人はお祓いと改葬を同時に行うことにするが、墓を掘り返す儀式を始めた矢先、不可解な出来事が彼らを襲う。(「作品資料」より」
ある裕福な家族の依頼から、先祖の墓のお祓いと改葬をすることになったサンドクたち。
しかし、墓を開いたことにより、思いも寄らぬ恐怖に見舞われる様を描いたサスペンス・スリラー。
その墓は山奥の墓地とも言えぬ場所にあり、盛り上がった土と碑銘のない墓石があるだけ。
いかにも怪しげで、更に依頼主家族は何かを隠している様子。
その墓を掘り返し、棺を取り出すが、その棺が開けられたことにより、そこから恐ろしいものが出てくる。
依頼主家族の身に危険が迫り、サンドクたちは事態を収拾しようとする。
物語は2段構えとなっており、その墓から更に棺が見つかり、更なる恐怖に陥ることになる。
しっかりと霊が出てくるのでホラーであるな。
後から出てくるモノは、どうやら日本にも関係していることのようで、巫堂のファリムとボンギル、そして出てきたモノは、日本語を話す。
日本語にもしっかり字幕が出ているのは有り難かったな。
果たして、その墓に更に納められていたのは何だったのか。
恐怖をもたらすそのモノを、サンドクたちは退治、鎮めることが出来るのか。
ファリムたちが行うお祓いや儀式のシーンも緊迫感を煽る効果がある。
そんな緊迫感の中で、話の行き先気になるホラーであった。
それがそこに埋められた理由が今ひとつ掴み辛かったな。
/5
監督:チャン・ジェヒョン
出演:チェ・ミンシク、キム・ゴウン、ユ・へジン、イ・ドヒョン
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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