CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-204「守護教師」(韓国)

2019年08月15日 11時54分27秒 | 韓国映画
体のサイズに合わない車ですね
 暴力沙汰でコーチの職を追われた元プロボクサーのギチョル。どうにか田舎町の女子高の体育教師という働き口を見つけるが、女の子ばかりの職場でその巨体を持て余す日々。
 そんな中、不登校の生徒のことを調べていて、彼女の行方を捜す同級生のユジンと出会う。事件に巻き込まれたと確信するユジンだったが、周りの大人たちはなぜか捜索に消極的。
 ギチョルも次第に、失踪事件に対する町の人々の不自然な反応に疑念を抱き始めるのだったが。(「allcinema」より)


 不正を行ったコーチに対する怒りで暴力沙汰を起こしてしまった、元プロ・ボクサーのギチョル。

 コーチも出来なくなり、田舎町の女子高の体育教師に赴任する。

 女性ばかりで戸惑うギチョルであるが、そこで行方不明となった友人、スヨンを捜す女子高生、ユジンと出会う。

 そして、何故かスヨンの失踪に関しては、誰もが煮え切らない態度を取り、まともに取り扱おうとしない。

 そんな中、ユジンが危険な目に遭い、間一髪彼女を助けたギチョルは、自らもスヨンの行方を捜し始める。


 「無双の鉄拳」のマ・ドンソクが主演。

 ガタイはいいが、心優しさと戸惑いを見せる部分が微笑ましい。

 もちろん、元プロ・ボクサーということもあり、その腕力を見せ付ける部分は充分で、不穏な輩をなぎ倒していく。

 
 女子高生失踪事件に関しては、ちょっと態度がおかしな教師から、裏社会の組織らしき人間、そして知事選真っ只中の理事長など、関わっているかもしれない怪しげな人物はいっぱい。

 警察が本腰を入れようとしないのは、展開上何となく理解出来たのだが、教師たちがあまり積極的にならないというのは不思議だったな。
 家出と決め込み、家出した生徒はあまり気にしないということなのか。

 スヨンの運命から事件は二転三転して真犯人が明かされるという展開。

 事件自体の顛末はそれ程驚くべきものでもなかったが、生徒のために奔走するギチョルの姿に惹き込まれる作品だった。


 ユジンを演じたのは、「アジョシ」で少女、ソミを演じ、天才子役と言われていたキム・セロン。
 すっかり大きくなったなというありきたりな印象。

/5

監督:イム・ジンスン
出演:マ・ドンソク、キム・セロン、イ・サンヨプ、チン・ソンギュ
   チャン・グァン、シン・セフィ、オ・ヒジュン、ユン・ピョンヒ
於:シネマート新宿

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