CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-219「パルプ・フィクション」(アメリカ)

2023年09月01日 00時47分28秒 | アメリカ映画
ゼッド、デッド
 ギャングのビンセントとジュールスは組織を裏切った青年の家を訪れ、盗まれたトランクを取り返す。また、ボスから愛妻ミアの世話を頼まれたビンセントは彼女と2人で夜の街へ繰り出すが、帰り際にミアが薬物を過剰摂取し昏睡状態に陥ってしまう。
 一方、落ち目のボクサーであるブッチは八百長試合を引き受けるが裏切って勝利を収め、恋人とともに街から逃亡を図る。(「作品資料」より)


 1994年製作、クエンティン・タランティーノの二作目の監督作。

 カンヌ国際映画祭で驚きのパルムドールを獲得した作品。

 日本でも1994年に公開され、鑑賞しているが、今回「クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男」というドキュメンタリーが公開されるにあたって、劇場リバイバル公開。

 およそ三十年ぶりに鑑賞することにしたが、記憶に残っている部分は多々あったな。

 アメリカの低級犯罪小説、パルプマガジンのように三つのエピソードで綴られた作品。

 冒頭、パンプキンとハニー・バニーのカップルがレストランで強盗しようとしたところで、オープニングが始まり、よく知った音楽が流れ、気分が高揚する。

 殺し屋のヴィンセントとボスの妻、ミアが食事に出かけた時に、二人でツイストを踊った後に起きる騒動。
 
 そして、八百長を持ちかけられたボクサーのブッチの試合後の顛末。

 最後にヴィンセントとジュールスの二人の仕事後の顛末に、冒頭の二人の強盗が絡んでくる。

 そんなちょっとした事件が、コミカルな要素を交えながら、繰り広げられる。

 タランティーノ作品らしく台詞も多く、その内容も気になるものだったな。

 クライム・サスペンスであるが、コミカルな要素も多く、楽しめる一本であった。

/5

監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウィリス、ハーベイ・カイテル、ティム・ロス、アマンダ・プラマー、マリア・デ・メディロス、ビング・レイムス、エリック・ストルツ、ロザンナ・アークエッえト、クリストファー・ウォーケン、スティーブ・ブシェーミ、クエンティン・タランティーノ
於:池袋HUMAX CINEMAS

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