CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-218「バービー」(アメリカ)

2023年08月31日 00時07分51秒 | アメリカ映画
スナイダー版、「ジャスティス・リーグ」を観ているよう
 ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ピュアなボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。
 ところがある日、彼女の身体に異変が起こる。困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出る。
 しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまう(「作品資料」より)


 世界中て人気の人形、バービーを主人公にした実写版。

 バービーの名前はよく聞けども、実物は見たことなかったな。

 日本では、リカちゃん人形の方が人気であったということもあったからか。

 バービーが住む世界、バービーランド。

 そこで毎日楽しく過ごしていたバービーであるが、体に変調をきたし、その原因を探るべく人間の世界へ行くことに。

 そこで思わぬ真実を知り、落ち込むバービー。

 更に追い討ちをかけるように、バービーと共に人間の世界へ行ったケンが、男社会に影響され、バービーランドを男社会へと変貌させていた。

 全てを投げ出そうとするバービーに対し、一緒にバービーランドへやって来た人間のアメリア母娘の励ましによって、バービーはバービーランドを元に戻そうと奮闘する。

 バービーランドに住むのは、女性は皆バービーで、男性は皆ケン。

 例外もおり、これまで発売されたものの不人気で廃盤となった人形も幾つか登場しているよう。

 バービーはこれまでバービーランドで楽しく過ごしてきたが、人間の世界へ行ったことで、自分の存在意義に疑問を持ったりする。

 それを励ます周囲の者たち。

 女性への応援歌のようになっている作品であり、逆に男の愚かさを揶揄しているようでもあるな。

 人形と人間が入り混じる話になっているが、ファンタジーであるし、楽しい作品であった。

 最後は、バービーがある決断を下すというラスト。

 本当に大事なものは何かということを見つけ出したということのようだった。

/5

監督:グレタ・ガーウィグ
出演:マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、アメリカ・フェレーラ、ケイト・マッキノン、マイケル・セラ、アリアナ・グリーンブラット、ウィル・フェレル、シム・リウ、ヘレン・ミレン
於:TOHOシネマズ池袋
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-217「劇場版 ほんとにあ... | トップ | 23-219「パルプ・フィクショ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事