CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-164「アメリカン・アサシン」(アメリカ)

2018年08月05日 08時56分35秒 | アメリカ映画
個人的感情は捨てた
 スペインのイビサ島で恋人カトリーナとのバカンスを満喫していた青年ミッチ・ラップ。そこへ残忍なテロリストが現われ、カトリーナは無差別乱射の犠牲に。
 18ヵ月後、ミッチはテロリストへの復讐に人生の全てを捧げる男になっていた。
 やがて彼の才能に目をつけたCIAにスカウトされ、元ネイビー・シールズの鬼教官スタン・ハーリーのもとで過酷な訓練をこなしていくミッチだったが。(「allcinema」より)


 バカンス中にテロリストに襲撃され、恋人を失ったミッチ・ラップ。

 一人でテロリストに復讐をしようとしていた彼を、CIAがスカウトし、元ネイビー・シールズの教官、スタン・ハーリーの下で過酷な訓練を受けさせる。

 そんな折、ロシアから大量のプルトニウムが盗み出され、核爆弾製造の陰謀が浮上し、ミッチはスタンと共に、犯人を突き止め、排除するための任務に就くこととなる。


 個人的な感情のためにテロリストを倒すこと望むミッチ。
 そんなミッチを指導するスタンは、命令重視の冷徹な男。

 そんな二人が、核爆弾製造、爆破の危機にあたり、犯人を突き止めるため奮闘する。

 恋人を殺され、その復讐を望むミッチが、もっと破天荒な行動、CIAをも騙すような行動をするのかなと思ったが、一応はCIAの統率下で行動はするんだな。

 しかし、時折、感情の赴くまま、命令を無視して行動する。そしてそれなりに収穫を得たりもする。

 核爆弾製造の犯人に近づいていく中、ゴーストと呼ばれる謎の男の存在が明らかになってくる。

 しかも、このゴーストはスタンと何か因縁がありそうな様子。

 果たして、ミッチはこのゴーストを見つけ出し、核爆弾製造を止められるのか。


 最初はただ感情だけで動いていたミッチが、訓練を受け、任務をこなしていく中で、CIAの諜報員として成長していく姿を描いた作品。

 実際、感情面も成長しているのかは微妙な感じではあったが、正義感というものは芽生えていたようだな。

 クライマックスはかなり大掛かりで、本当にこれで大丈夫だったのかと思うような展開になる。

 ミッチのスパイとしての成長譚として楽しめる作品だった。

/5

監督:マイケル・クエスタ
出演:ディラン・オブライエン、マイケル・キートン、テイラー・キッチュ、サナ・レイサン
    デヴィッド・スーシェ、シーヴァ・ネガー、ナヴィド・ネガーバン、スコット・アドキンス
於:TOHOシネマズ新宿

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