CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-056「シャークネード」(アメリカ)

2023年03月15日 01時30分52秒 | アメリカ映画
もっと大きなヘリが必要だ
 平和な光景がひろがるカリフォルニアのビーチを、巨大ハリケーンが直撃。急激な海流の変化に伴ってサメの大群まで押し寄せ、ビーチは地獄絵図と化す。さらに3本の巨大竜巻も発生し、大量のサメを巻きこんだままロスの街へと向かう。
 ビーチから逃げのびたサーファーの男性フィンは、ロスで暮らす家族のもとへ救出に向かうが。(「作品資料」より)


 B級パニック作品、特にサメ映画を大量に製作するアサイラム社、2013年製作の作品。

 2014年に催されたシネマカリテの〝アサイラム・フェスティバル〟で鑑賞していたが、今回製作10周年記念として上映される機会で再鑑賞。

 巨大ハリケーンが発生し、それによって大量のサメが巻き上げられ、そんなハリケーンに飛ばされたサメたちが地上の人間たちに襲い来るという展開。

 序盤は、ハリケーンに追い立てられたサメたちがビーチで人を襲う展開となるが、その後は、巨大ハリケーンに巻き上げられながら、そのまま地上の人々に襲い来る。

 ビーチでカフェを経営していたサーファーのフィンが、ロスに住む家族を救出するため向かう。

 その間にも浸水、サメたちの襲来という危険な状況を何とかかいくぐりながらロスに辿り着く。

 上映後に、本作に関する説明特別映像が流れていたが、ハリケーンによる被害を表す映像は、これまで現実にあった映像をつなぎ合わせているんだろうなと思ったが、日本の映像もしっかり使われていた模様。

 それが説明映像で話されていた。

 サメがハリケーンによって巻き上げられ、それによって飛んできて人を襲う。

 必ずしもサメにやられるだけでなく、ハリケーンによって飛ばされたものの下敷きとなって犠牲になったりするシーンもある。

 荒唐無稽の設定であるが、言われているより真面目に作っているような気はするな。

 とは言え、ラストシーンはさすがにあり得ないだろうという感じのする決着となる。

 サメ(シャーク)とトルネードを合せた造語によるタイトルであったが、もうちょっと飛んでくるサメの恐怖を描いて欲しかったかなという気もする作品であった。

/5

監督:アンソニー・C・フェランテ
出演:アイアン・ジーリング、タラ・リード、ジョン・ハード、キャシー・スケルボ、ジェイソン・シモンズ
於:池袋HUMAX CINEMAS

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