CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-099「ノック 終末の訪問者」(アメリカ)

2023年04月28日 00時38分59秒 | アメリカ映画
選択の時間だ
 ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、そして養女のウェンの家族が山小屋で穏やかな休日を過ごしていると、突如として武装した見知らぬ謎の男女4人が訪れ、家族は訳も分からぬまま囚われの身となってしまう。
 そして謎の男女たちは家族に、「いつの世も選ばれた家族が決断を迫られた」「家族のうちの誰か1人が犠牲になることで世界の終末を止めることができる」「拒絶することは何十万もの命を奪うことになる」と告げ、エリックとアンドリューらに想像を絶する選択を迫ってくる。
 テレビでは世界各国で起こり始めた甚大な災害が報じられるが、訪問者の言うことをにわかに信じることができない家族は、なんとか山小屋からの脱出を試みるが。(「作品資料」より)


 「シックス・センス」「オールド」のM.ナイト・シャマラン監督の最新作。

 原作があるようである。

 ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、養女のウェンが山小屋で過ごしている時、突然4人の男女が押しかけてくる。

 彼らは、エリックとアンドリューに協力してほしいと言葉をかけるが、それは世界を救うために3人のうち誰か1人が犠牲になってほしい、というもの。

 理不尽な話に拒否し、何とか逃げ出そうとするエリックとアンドリュー。

 そんな理不尽な状況に置かれた者たちの姿を描いたサスペンス・スリラー。

 押しかけてきたレナードたちは、世界の終りの映像を見たとか、1人の犠牲で世界の終末を止められるなどと口にするが、どうもあやふやな感じで、確かにオカルトっぽい雰囲気を醸し出している。

 これだと犠牲になるかは別として、世界の終末など全くの絵空事に聞こえてしまうだろうな。

 終始、そんなやり取りを交わしているので、確かに何が起こっているのか、これから何が起こるのかということには興味深いものはある。

 レナードたち4人は説明ベタだということだな。

 エリックたちが選択することを拒否すると、レナードたちは思わぬ行動に出るのだが、何故そうしなければならないのかも、ちょっと判らなかったな。

 ラストにどんでん返しがあるかと言えば。

 全体の怪しさだけで突っ走った感のあるスリラーだったな。

/5

監督:M.ナイト・シャマラン
出演:デイヴ・バウティスタ、ジョナサン・グロフ、ベン・オルドリッジ、ニキ・アムカ=バード、クリステン・ツイ、アビー・クイン、ルパート・グリント
於:TOHOシネマズ池袋

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