CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-341「バッド・デイ・ドライブ」(イギリス)

2023年12月22日 00時04分54秒 | イギリス映画

必ず生きて出してやる

 いつものように子どもたちを学校に送り届けるため車を走らせる金融ビジネスマンのマットのもとに「その車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない。通報してもいけない。これから伝える指示に従わなければ爆破する」と、謎の着信が入る。

 マットはその声の主、要求、目的などがわからぬまま運転を続けるが、行く先々で同様に爆弾を仕掛けられた車が次々と爆破されていく。しかも、その被害者はいずれもマットの同僚だった。

 マットは警察とマスコミから容疑者として追われながら、恐怖に怯える子どもたちとともに車を走らせ続けるが。(「作品資料」より)

 

 車に爆弾を仕掛けられた男が、何とか同乗する子供たちを救い、犯人を見つけ、状況を打破しようとするサスペンス・アクション。

 2015年製作のスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー」を、ドイツ版リメイク「タイムリミット 見知らぬ影」そして昨年公開された韓国版リメイク「ハード・ヒット 発信制限」に続いて英語版リメイクとして製作された1本。

 イギリス製作であるが、ベルリンが舞台。

 一度座ったら起動し、立つと爆発してしまう爆弾を仕掛けられた金融ビジネスマンのマット。

 車内にあった見知らぬ携帯に犯人から電話がかかり、要求を突きつけられる。

 目の前で同僚の車が爆破され、警察からは容疑者として追われることにもなる。

 果たして、マットはこの状況を打破出来るのか。

 子供たちも同乗しており、緊迫した展開が繰り広げられる。

 犯人は誰なのか。

 前半に比べれば、後半はややスロー・ダウンしたかなという印象。

 子供たちを降ろすところから犯人と対峙することになるクライマックスまでは、アッサリしていたかな。

 車内に閉じ込められることになった男の奮闘を描き、シチュエーション・スリラーの要素もあり、設定的には面白い1本だった。

/5

監督:ニムロッド・アーントル

出演:リーアム・ニーソン、ノーマ・ドゥメズウェニ、リリー・アスベル、ジャック・チャンピオン、エンベス・デイビッツ、マシュー・モディーン

於:新宿ピカデリー


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