CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-135「コンフィデンスマンJP」(日本)

2019年06月01日 11時36分47秒 | 日本映画
初代JリーグMVPのカズかと思った
 美しきコンフィデンスウーマンのダー子が次なるターゲットに選んだのは香港マフィアの女帝ラン・リウ。狙いは彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤ。
 さっそくボクちゃん、リチャードとともに香港へと降り立つが、ランはなかなかエサに食いついてこない。そうこうするうち、同じくランを狙う天才詐欺師のジェシーが現われ、何やらダー子との過去も絡んで計画は波乱含みに。
 おまけに、かつて一杯食わされたダー子への復讐に燃える日本のヤクザ赤星の影もちらつき始め、いよいよ窮地に陥るダー子だったが。(「allcinema」より)


 信用詐欺を働くダー子、ボクちゃん、リチャードの新たな計画とその行方を描いたクライム・コメディ。

 こちらもドラマがあり、そこからの映画化ということであるが、ドラマ版は未見。

 信用詐欺師(コンフィデンスマン)たちが主人公ということで、騙し騙されのコンゲームが繰り広げられる展開。


 ダー子たちが次にターゲットとして選んだのが、香港の女帝と呼ばれる、香港マフィアのラン・リウ。

 しかし、そんなダー子たちにかつて20億円を騙し取られた、日本のゴッドファーザー、赤星が3人の命を狙い、殺し屋を放つ。

 更に、ラン・リウを狙う、もう一人の詐欺師が登場するが、それがかつてダー子と恋仲にあったと思われるジェシー。

 そんなジェシーの登場で、ダー子の心はかき乱され、計画の進行が危うくなっていく。

 果たして、ダー子たちはラン・リウを騙し、計画を達成出来るのか。


 詐欺師の話なので、どこでどんな仕掛けが施され、ターゲットを釣り上げるのか、気になる。

 結構笑いも多く、軽快に進んでいく話で、飽きることなく観られる。

 サブタイトルに〝ロマンス編〟とあり、ダー子がかつての恋のしがらみに囚われるような展開になり、本当に計画を実行できるのか危うくなってくるのも気になるところ。

 計画に関わることだけでなく、ロマンスが絡められ、物語は本当に純愛ロマンスの様相を呈し、思ってもいなかった方向に進んでいく。

 しかし、ラストにはしっかりと最初に定めたターゲットを釣り上げるという展開。

 コンゲームものだけに、これだけの二転三転は予想したが、そもそもが違ったという結果には驚かされたな。

 
 ドラマも放映されていたということで、そのドラマに登場していたのだろうという人物も随所にチラリと登場。

 軽快で爽快な世界観が楽しめる一本。

 クライマックスから結末までは溜飲下がるものだったな。

/5

監督:長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、小日向文世、織田梨沙、瀧川英次
   Michael Keida、前田敦子、佐津川愛美、岡田義徳、桜井ユキ、生瀬勝久
   山口紗弥加、小池徹平、佐藤隆太、吉瀬美智子、石黒賢、竹内結子、三浦春馬、江口洋介
於:新宿ピカデリー

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