CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-177「江南ゾンビ」(韓国)

2023年07月21日 00時16分43秒 | 韓国映画
全国代表の元控え選手だぞ
 芸能事務所やハイブランドのショップが立ち並び、ソウルの中でもひときわ華やかな江南地区。そこにある動画制作会社で働くヒョンソクは、同僚のミンジョンにひそかに思いを寄せていた。
 そんなある日、会社に半狂乱の男が乱入し、人々を襲い出した。男に噛まれた人々は次々とゾンビ化し、街はたちまちゾンビに占領されてしまう。
 かつてテコンドーで韓国代表の控え選手に選ばれたこともある実力を持つヒョンソクは、テコンドーで習得した回し蹴りを武器に、数少ない生存者たちとともに襲い来るゾンビと対峙する。(「作品資料」より)


 韓国ソウルの江南地区で発生したゾンビからのサバイバルを描いたホラー。

 果たして、何故ゾンビが発生することになったのか。

 オープニング・ロールで、まず武漢でウイルスが発生したことを伝えるが、これは新型コロナのことなんだろう。

 その後、色々ワクチンの精製などで試行錯誤しているうちにゾンビ・ウイルスが出来上がってしまったのではないかと推測される。

 中国からの荷を強奪しようと考えた男が、コンテナの中にいた猫に襲われ、傷を負わされる。

 それから男は豹変し、生肉を食らい、人間を襲うようになる。

 その男は、あるビルに入り込んで、人々を襲い始め、襲われた人間もゾンビとなっていく。

 そのビルの会社で働くヒョンソクとミンジョンは、襲い来るゾンビから逃れ、戦いながら、何とか生き残る道を見つけ出そうとする。

 ビルはゾンビが発生したと判った時に、オーナーが全ての出入口を締めるよう指示したので、逆に皆がビルに閉じ込められた状況となる。

 果たして、ヒョンソクとミンジョンは、どのように逃れようとするのか。

 ヒョンソクは、元テコンドーの選手、しかも国家代表の控えにまでなったということで、テコンドーの技でゾンビと対峙する。

 パニックの中で、ちょっとした笑いも織り交ぜての展開。

 これまでのゾンビ・ホラーからはそれ程突出したこともないが、興味深い展開の一本ではあった。

 やっぱり最後はしっかり閉めておくべきだろうなと思うラストであったな。

/5

監督:イ・スソン
出演:チ・イルジュ、ジヨン、チョ・ギョンフン、チェ・ソンミン
於:新宿シネマカリテ

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