CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-235「ローマの休日」(アメリカ)

2023年09月17日 14時09分34秒 | アメリカ映画
ままならぬのが人生さ
 ヨーロッパを周遊中の某小国の王女アンは、常に侍従がつきまとう生活に嫌気が差し、滞在中のローマで大使館を脱出。街中で彼女と偶然出会ったアメリカ人新聞記者ジョーは、大スクープのチャンスとばかりに、彼女が王女だとは知らないふりをしてガイド役を買って出て、観光気分にはしゃぐアンの姿をカメラマンの同僚アービングに撮影させる。
 しかし、つかの間の自由とスリルを満喫するうちに、アンとジョーの間には強い恋心が芽生えはじめて。(「作品資料」より)


 言わずと知れた1953年製作のロマンティック・コメディ。

 日本では、1954年に公開されたが、さすがにそれは生前で鑑賞できず、33年くらい前にリバイバル公開された時に鑑賞。

 今回は、製作70周年4Kレストア版としてリバイバル公開されたものを鑑賞。

 本編の前後に、「日曜洋画劇場」で1979年にテレビ放映された際の淀川長治の解説映像が流され、懐かしかったな。

 テレビでも放映、名シーンを取り上げる番組などもあったと記憶しており、結構内容は憶えていた。

 オードリー・ヘプバーン演じる某国の王女アンが、毎日にうんざりして、訪問先のローマで宮殿を脱出。

 グレゴリー・ペック演じる新聞記者、ジョー・ブラドリーと偶然出会う。

 ジョーは、アン王女だということを知り、スクープをものにするため、身分を隠し、アンと共にローマの街を観光する。

 髪を切ったのは、憶えていなかったが、ダンス・パーティでの乱闘など憶えていたな。  

 真実の口のシーンは顛末が判っていても、面白く笑ってしまった。

 特ダネのために一緒にいたジョーであったが、一緒にいるうちに二人の距離が近づいていく。

 しかし、一緒になれるわけもなく、切ない結末とはなるのだが、どこか爽やかさも感じるラストであった。

 言わずもがなの面白い一本であったな。

/5

監督:ウィリアム・ワイラー
出演:グレゴリー・ペック、オードリー・ヘプバーン、エディ・アルバート、ハートリー・パワー、ハーコート・ウィリアムズ、マーガレット・ローリングズ、トゥリオ・カルミナチ
於:新宿ピカデリー

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