CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-236「PATHAAN パターン」(インド)

2023年09月18日 15時42分39秒 | インド映画
あなたは金継ぎの漆よ
 インドやパキスタンにまたがるカシミール地方の自治権をインド政府がはく奪し、それに怒ったパキスタンの将軍カーディルは、元インド軍人のジムと手を組みテロ攻撃を企てる。
 インドの諜報機関RAW (Research Analysis Wing of India) に所属するパターンは、ジムが計画する生物兵器での攻撃を阻止するため動き出すが、デリーの上空を飛行中の飛行機に生物兵器が仕掛けられたことが判明。
 残された時間はわずか6分という絶体絶命の状況下で、インド最高のエージェントであるパターンは、母国を守るため奮闘する。(「作品資料」より)


 母国インドの危機に立ち上がる諜報員の活躍を描いたスパイ・アクション。

 「ブラフマーストラ」にも出演していたシャー・ルク・カーンが、主役のパターンを演じる。

 パターンって、名前だったんだなと思ったが、本名ではないよう。

 その由来は途中で明かされる。

 かつてインドのために戦っていたジムが、テロを企てており、それを阻止するためパターンと仲間が動き出す。

 物語は現在と三年前を行き来する形で描かれる。

 相変わらずインド映画らしいド派手で若干繋がりないアクションが繰り広げられる。

 走行中の列車の上での戦いは、アクション映画の常套のようになっているが、壊れた橋から落下する電車のシーンは、最近鑑賞したスパイ映画を思い出す。

 そして美女の登場。

 パキスタンの諜報機関に属するルバイと共にジムの目的と必要なものを見つけ出そうと行動するパターンであるが、そんな美女に翻弄されるのも、あのスパイ映画を思い出す。
 
 いつ着替えた、いきなりバイクにアイス・スケートと突っ込みたくなる展開も多々あるが、それも問題にさせない展開のスピーディーさと、世界を舞台にした壮大さで楽しませてくれるアクションであった。

 監督のシッダールト・アーナンドは「バンバン!」の監督であり、何となく似たような感じを受けたな。

 途中、タイガーというキャラが登場するが、「タイガー 伝説のスパイ」のキャラらしい。

 ラスト・シーンで、パターンとタイガー、そしてもう一人の名が挙がっており、次は総出演の作品が作られるかもしれないな。

/5

監督:シッダールト・アーナンド
出演:シャー・ルク・カーン、ディーピカー・パードゥコーン、ジョン・エイブラハム、ディンプル・カパディア、サルマーン・カーン
於:新宿ピカデリー

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-235「ローマの休日」(ア... | トップ | 23-237「シャーク・ド・フラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インド映画」カテゴリの最新記事