CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-222「アリゲーター」(アメリカ)

2023年09月04日 00時15分26秒 | アメリカ映画
男性ホルモンで代謝速度が早くなるぞ
 ある少女がペットとして飼っていた小さなワニが、部屋に糞をしたとことに怒った父親によってトイレに流されてしまう。
 それから12年後、アメリカ中西部の小さな町で何かに食いちぎられたような無残なバラバラ死体が地下溝で発見される。
 下水溝に何かが潜んでいる可能性を見いだした市警刑事デヴィッドは、爬虫類学者のマリサに協力を求めるが、実は町中を恐怖に陥れているその怪物こそ、かつてマリサが飼っていたワニが成長し、巨大化したものだった。(「作品資料」より)


 1980年製作のモンスター・パニック。

 日本では1981年に公開されたが、今回、本作も4Kレストア版として劇場リバイバル公開されたものを鑑賞。
 
 少女が飼っていた子供のワニを、父親がトイレに流してしまう。

 それから十二年後、街でバラバラ死体が幾つも発見され、刑事のデヴィッドは捜査を開始するが、やがてそれが、下水に棲む巨大アリゲーターの仕業であると突き止める。

 最初は、デヴィッドの言うことを周囲は信じないが、ある記者が独自に下水道を調べ、アリゲーターに襲われた時に撮った写真で、その存在が明らかになる。

 こうして地下下水のみならず、地上でも大暴れする巨大アリゲーターを倒すため、デヴィッドら警察が作戦を立てる。

 地下下水にいても、それ程成長するはずがないアリゲーターであるが、これほど巨大化したのには、ある理由がある。

 いわゆる違法なことをしていた製薬会社が絡んでくるが、その断罪に関しては、予想された結果となっていくが。

 水中から獲物に近づいていくシーンで流れる音楽は、ちょっと「ジョーズ」に似ていたかな。

 大人も子供も容赦なく襲う巨大アリゲーター。

 さすがに子供が襲われるシーンは、血が流れるだけに抑えていたな。

 ちなみに、デヴィッドに協力するマリサ・ケンドール博士が、実はかつてそのアリゲーターを飼っていた少女であったが、話にあまり関与しなかったな。

 「グアイウ 地下鉄の怪物」と同じく、かつてのペットが捨てられ、地下で大きくなって棲息していたという話。

 都市伝説的な話であるが、モンスター・パニックとして面白い一本だった。

 最後、爆破の時に、近くに人がいたら、大惨事だったな。

/5

監督:ルイス・ティーグ
出演:ロバート・フォスター、ロビン・ライカー、マイケル・ガッツォ、ジャック・カーター、ディーン・ジャガー、シドニー・ラシック、ペリー・ラング、スー・リオン、エンジェル・トンプキンス、ヘンリー・シルバ
於:シネマート新宿

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