CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-221「イビルアイ」(メキシコ)

2023年09月03日 12時35分54秒 | メキシコ映画
他人の血で生き、自分の血で滅びる
 都会に住む13歳の少女ナラは、奇妙な病気にかかった妹の療養のため、家族とともに母の田舎であるラスアニマスという村にやってくる。そこには年老いた祖母がひとりで暮らしていた。
 祖母と過ごすうちに次第に不穏な空気が漂い始め、ナラは祖母の不可解な行動から、彼女が人間ではない何者かであると疑い始める。
 妹の容体はさらに悪くなっていき、家政婦の突然死など不吉なことが続き、村と祖母に隠された秘密が徐々に明らかになっていく。(「作品資料」より)


 「パラドクス」「ダークレイン」のアイザック・エスバン監督の最新作。

 13歳のナラは、妹、ルナの療養のため、田舎の祖母、ホセファの住む屋敷に行くこととなる。

 両親は治療法を探しに出かけ、ナラとルナは屋敷に残されるが、祖母はかなり厳しくナラにあたる。

 そして更に、祖母は怪しげな行動を取る。

 家政婦のアビゲイルから村に伝わる三姉妹と魔女の話を聞き、その怪しげな言動から祖母は魔女ではないかと疑いだすナラ。

 果たして、祖母は魔女なのか。

 ナラとルナの運命はどうなるのか。

 祖母を魔女と一度疑いだすと、どんどん恐怖感を覚え、錯乱していくナラ。

 どのような結末を迎えるのか非常に気になる展開であった。

 大きな音やジャンプスケアなどで驚かせるシーンは多々あるが、ホラーというよりもスリラーという感じであったな。

 普通にこういうおはあさんいても怖いが。

 屋敷に来た時に、祖母が両親に語るところや母親と父親が話したりしているシーンで、色々想像させられるところもある。

 そしてクライマックスで真実が明かされる。

 何となく予想通りのことであったが、結末に向けて更なる驚きが待っている。

 ナラの恐怖心が緊張感を煽り、どのような話の展開となるのか、非常に気になる話であった。

 祖母の包帯やアビゲイルのことなどが、ちょっと放置されるのは気になったが。

/5

監督:アイザック・エスバン
出演:オフェリア・メディーナ、パオラ・ミゲル、サマンサ・カスティージョ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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