CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-137「黒い乙女Q」(日本)

2019年06月02日 18時55分44秒 | 日本映画
私たち、死んじゃうんだよ
 養護施設で育った孤児の芽衣は、裕福で優しい宇田夫妻に引き取られる。しかし宇田家には、芽衣と同い年の少女ラナがすでに養子として迎えられていた。すぐに本当の姉妹のように仲良くなる芽衣とラナ。
 ところが宇田家の家業が失敗し、一人しか養う余裕のなくなった夫妻は、1週間後にどちらか一人を養護施設に戻さなければならなくなったと告げるのだったが。(「allcinema」より)


 養護施設より引き取られた少女たちが、里親の家で体験する恐怖を描いたサスペンス・ホラー。

 
 17歳の少女、芽衣は宇田夫妻に引き取られることとなるが、まずは、芽衣の様子がどこか怪しい。
 施設の園長らしき女性もどこか芽衣のことを恐れている模様。

 加えると、宇田夫妻の様子もどこかおかしい。

 果たして、どのような話の展開となるのか気になるところ。

 宇田夫妻の家に着くと、そこにはラナという、芽衣と同じ年齢の少女が先に引き取られていることが判る。

 それでも、芽衣とラナは仲が良くなり、幸せな生活を送り始めるのかと思われた矢先、宇田家に起こった思わぬ事情のため、芽衣とラナの生活にも暗雲が垂れ込め始める。
 やがてそれが、悲劇を引き起こす。


 芽衣は宇田家で人影を見て、恐怖に慄く。
 どうやら明かされてはいないが、死者が見えるよう。

 そんな中で、幸せな生活から急転、対立する様相を見せる芽衣とラナ。

 果たして、二人はこのまま宇田家で過ごすことが出来るのか、それとも施設へと戻されてしまうのか。

 惨劇の裏には思わぬ秘密が隠されていたという展開。

 そこには狂気の様相も隠されている。


 芽衣を演じたのは、「血まみれスケバンチェーンソーRED」「映画 としまえん」にも出演の浅川梨奈。

 この手のホラーにはよく出ているなという印象。

 
 ラストはこれで終わりなのか、と思ってしまう。
 まるで話の取っ掛かりだけという感じであったが、どうやら2部作のようで、完結編となる「黒い乙女A」が公開予定。

 〝Q&A〟ということなのか。

/5

監督:佐藤佐吉
出演:浅川梨奈、和田聰宏、三津谷葉子、松嶋亮太
   しゅはまはるみ、安藤なつ、笹野鈴々音、北香那
於:シネマート新宿

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