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今夜我々は血の舞を舞う
18世紀半ば、ルイ15世統治下のフランス・ジェボーダン地方で、女性と子どもが惨殺死体となって見つかる事件が続発し、すでに100人以上が犠牲になっていた。村人たちを襲う「獣」の正体を突き止めるべく、科学者フロンサックと、彼がかつて米国を旅行した際に知己となったモホーク族出身の男マニが現地を訪れる。
2人はそこで軽薄な貴族の男ジャン=フランソワと、その妹マリアンヌと出会うが。(「作品資料」より)
18世紀にフランスで世間を騒がせた謎の生物の伝説を基に製作されたアクション・ミステリー。
2001年製作で、日本では2002年に公開されており、その際に鑑賞している。
今回、4Kレストア版、更に初公開時より12分長いディレクターズ・カット版でリバイバル公開され鑑賞。
これまた内容をほぼ忘れていたので、どこが追加された映像かは判らなかったな。
ジェヴォーダン地方で女性や子供が襲撃される事件が発生し、生存者の証言で、襲撃したのは謎の獣だと判明する。
国王の命を受け、博物学者のフロンサックは、義兄弟の契りを交わしたモホーク族のマニと共に彼の地を訪れる。
獣の正体を突き止め、捕らえようとするフロンサック。
しかし、その裏には予想だにしなかった陰謀が隠されていた。
女性と子供ばかりが襲われるということで、これは獣ではなく、人間の仕業なのではないかなと思う。
しかし、途中でその獣は姿を見せ、フロンサックたちを襲撃する。
ただ、何者かがその獣を操っているようであるが。
魔女の疑いをかけられている女性の登場など、宗教的な話も多い。
その対照となるのが、マニなのかもしれないな。
フロンサックは、様々な反対の声が上がる中で、それでも調査を強行していく。
ある悲しい事件の際に、何となく黒幕、あるいは黒幕の1人が予想できる。
アクションも惹かれたが、フロンサックの調査の行方も興味深いアクション・ミステリーだった。
何故、女性や子供ばかりだったのかは判らなかったな。
結局フロンサックたちも襲われるのだか。
/5
監督:クリストフ・ガンズ
出演:サミュエル・ル・ビアン、ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ、エミリー・ドゥケンヌ、ジェレミー・レニエ、マーク・ダカスコス
於:新宿ピカデリー
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