CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-047「ペット・セメタリー」(アメリカ)

2020年02月07日 01時38分00秒 | アメリカ映画
その力を知れば、また頼りたくなる
 家族とともにボストンから田舎町へと引っ越してきた医師のルイス。家の裏に広がる森の中には動物たちを埋葬する謎めいた墓“ペット・セメタリー”があり、隣人の老人ジャドからは森に近づかないよう警告される。
 ある日、娘のエリーがかわいがっていた飼い猫が車に惹かれて死んでしまう。ルイスはジャドに連れられ、森の奥深くに死体を埋葬する。すると次の日、猫は腐臭を漂わせながら凶暴な性格になって戻ってきた。
 そんな中、今度は最愛のエリーが事故に遭い、帰らぬ人となってしまうのだったが。(「allcinema」より)


 スティーヴン・キングの小説を映画化したホラー。

 映画化されるのは2度目で、1989年製作の作品も鑑賞したことある。
 エドワード・ファーロング主演で「ペット・セメタリー2」という作品もあったようだが、鑑賞したかどうか記憶がないな。

 田舎町へと引っ越してきた家族が、先住民が語り継ぐ土地の秘密に踏み込んだことにより、恐怖に直面するという物語。

 家の裏側に広がる森の中にあるペットたちの墓場。
 更にその奥に足を踏み入れると、異様な空気を感じる土地が広がり、そこに死んだペットを埋めると、そのペットが生き返って戻ってくる。

 しかし、性格は凶暴になっており、飼い主さえ攻撃してくる。

 そんな中、最愛の娘のエリーが交通事故で亡くなり、父親のルイスは隣人、ジャドの忠告を聞かず、エリーを禁断の土地に埋める。

 1作目と登場人物の名前も同じで、展開もほぼ同じのよう。

 違うのは、確か1作目で亡くなるのは幼い息子のゲイジだったかな。

 いずれにしても、生き返ったエリーは凶暴化して、ついには家族にも襲い来る。

 ルイスが助けようとした、交通事故に遭った青年、ヴィクター・パスコーの霊や、レイチェルが幼い時に亡くなった姉のゼルダの霊らしき幻覚など、驚かされるシーンも多々。

 そして、ペットの墓場の怪しさも怖さを掻き立てる。

 果たして、蘇ったエリーによって引き起こされる恐怖の結末はどうなるのか。

 前作の結末を憶えていなかったのだが、後味が悪いという印象だったよう。

 本作は後味悪いというよりも、現代のホラーらしい結末になっていたかなという印象だったな。

 さすがにスティーヴン・キング原作ということで、話自体は面白いホラーであった。

/5

監督:ケヴィン・コルシュ、デニス・ウィドマイヤー
出演:ジェイソン・クラーク、エイミー・サイメッツ、ジョン・リスゴー
   ジェテ・ローレンス、オバッサ・アーメド、アリッサ・レヴィン
於:TOHOシネマズ日比谷

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