CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-167「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(日本)

2024年06月03日 00時07分06秒 | 日本映画

環状線だったっけ

 学園祭を翌日に控え、準備に大忙しの友引高校。あたるたちも学校に泊まり込んで作業に追われていた。

 そんな中、あたるたちの担任・温泉マークと養護教員のサクラは、学園祭の前日が延々と繰り返されていることに気付き、全員に帰宅を命じる。

 しかし、友引町はすでに異常事態に陥っていた。(「作品資料」より)

 

 1984年製作、公開の人気TVアニメの劇場版第2弾。

 TVアニメはたまに観ていたが、劇場版は観たことがなく、今回〝新宿東口映画祭〟という特集上映でリバイバル公開されたものを鑑賞。

 「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の押井守が監督にあたり、原作者の高橋留美子が激怒したという噂の1本。

 翌日に文化祭初日を控え、準備をするあたるたちであるが、やがてさくらが同じ1日を繰り返していることに気付く。

 さくらはあたるたちを学校に泊まらずに帰させるが、皆町から出られず、学校へ戻ってくることになる。

 事態を把握しようとあたるや終太郎たちが学校を調べるが、やがて思いもかけぬことに行き当たる。

 宇宙人のラムが出てくることでSFではあるが、更にSF色が強くなっていたような感じ。

 押井監督らしいと言えるシーンはよく判らなかったが、街中でしのぶが目にする風鈴屋の様子は、一番らしかったかな。

 メガネの独白がらしいのかは不明。

 町に閉じ込められることになったあたるたちは、やがて荒れ野のようになった町で過ごすようになる。

 果たして話の行き着く先はどうなるのか。

 あまりラムの活躍がなかったかなという印象。

 ギャグアニメらしい笑いはあったかな。

 クライマックスはあたるが活躍する展開となるが、結局オチはそういうことだったのか。

 常套的なオチかなと思うが、違うのは夢邪鬼なるモノの登場かな。

 破茶滅茶な話ではあったが、笑いもあって楽しめるSFコメディであった。

/5

監督:押井守

声の出演:平野文、古川登志夫、神谷明、藤岡琢也、杉山佳寿子、島津冴子、鷲尾真知子、田中真弓、千葉繁、村山明、野村信次、二又一成、緒方賢一、永井一郎

於:新宿シネマカリテ


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