環状線だったっけ
学園祭を翌日に控え、準備に大忙しの友引高校。あたるたちも学校に泊まり込んで作業に追われていた。
そんな中、あたるたちの担任・温泉マークと養護教員のサクラは、学園祭の前日が延々と繰り返されていることに気付き、全員に帰宅を命じる。
しかし、友引町はすでに異常事態に陥っていた。(「作品資料」より)
1984年製作、公開の人気TVアニメの劇場版第2弾。
TVアニメはたまに観ていたが、劇場版は観たことがなく、今回〝新宿東口映画祭〟という特集上映でリバイバル公開されたものを鑑賞。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の押井守が監督にあたり、原作者の高橋留美子が激怒したという噂の1本。
翌日に文化祭初日を控え、準備をするあたるたちであるが、やがてさくらが同じ1日を繰り返していることに気付く。
さくらはあたるたちを学校に泊まらずに帰させるが、皆町から出られず、学校へ戻ってくることになる。
事態を把握しようとあたるや終太郎たちが学校を調べるが、やがて思いもかけぬことに行き当たる。
宇宙人のラムが出てくることでSFではあるが、更にSF色が強くなっていたような感じ。
押井監督らしいと言えるシーンはよく判らなかったが、街中でしのぶが目にする風鈴屋の様子は、一番らしかったかな。
メガネの独白がらしいのかは不明。
町に閉じ込められることになったあたるたちは、やがて荒れ野のようになった町で過ごすようになる。
果たして話の行き着く先はどうなるのか。
あまりラムの活躍がなかったかなという印象。
ギャグアニメらしい笑いはあったかな。
クライマックスはあたるが活躍する展開となるが、結局オチはそういうことだったのか。
常套的なオチかなと思うが、違うのは夢邪鬼なるモノの登場かな。
破茶滅茶な話ではあったが、笑いもあって楽しめるSFコメディであった。
/5
監督:押井守
声の出演:平野文、古川登志夫、神谷明、藤岡琢也、杉山佳寿子、島津冴子、鷲尾真知子、田中真弓、千葉繁、村山明、野村信次、二又一成、緒方賢一、永井一郎
於:新宿シネマカリテ
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