CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-350「MY (K)NIGHT マイ・ナイト」(日本)

2024年01月01日 00時07分43秒 | 日本映画

死ぬと判ってから気づくことが多過ぎるんだよね

 一夜かぎりの恋人として女性を癒す「デートセラピスト」の刹那、イチヤ、刻。

 夫に浮気され満たされない心を抱える沙都子は、憂さ晴らしに刻とデートすることに。

 余命わずかな母親に婚約者を紹介したい高校教師の灯は、刹那に婚約者のふりをして母親に会ってほしいと頼む。

 人気インスタグラマーのmiyupoは、イチヤを伴って中華街の人気店を巡り、料理や自分の写真をSNSに投稿していく。(「作品資料」より)

 

 デートセラピストの刹那、イチヤ、刻の3人が、それぞれ想いを抱える女性たちと夜を過ごす様を描いたファンタジー・ロマンス。

 刻は夫に浮気され、憂さを晴らすつもりでデートセラピストを頼んだ沙都子、刹那は婚約者のふりをして、母親に会ってほしいと頼む高校教師の灯、そしてイチヤは人気インスタグラマーのmiyupoと過ごすこととなる。

 沙都子と灯はいかにも悩みを抱えた風で、刻や刹那と過ごすことによって、癒されていくんだろうなという感じはする。

 miyupoは食事の写真を撮ってはSNSにアップし、その食事は全てイチヤに食べさせる。

 SNSに没頭しているのは、何か心に抱えているのかなと思ったが、意外とイチヤの過去の話が絡んでくる。

 癒され、気分が変わっていくのは、女性たちだけではないんだな。

 刻は、沙都子を自分が住んでいる部屋に連れていき、一緒に住んでいる女性を含めて楽しい時とちょっとした騒動を過ごすことに。

 あっさり灯の母親に嘘を見破られたイチヤは、その母親と2人で話をすることにする。

 ファンタジー・ロマンスとは書いたが、ロマンスではない。

 しかし、横浜での一夜を過ごした3組の男女が少し前向きになった姿を描き、ちょっとスッキリするようなストーリーであった。

/5

監督:中川龍太郎

出演:川村壱馬、RIKU、吉野北人、安達祐実、穂志もえか、夏子、織田梨沙、中山求一郎、松本妃代、坂井真紀、村上淳

於:新宿ピカデリー


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