CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-191「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」(イギリス・アメリカ)

2018年09月23日 02時08分25秒 | イギリス映画
秘密の香水はリキッド・ゴールド
 盲目のピアニスト、ソフィアの住むアパートで一人の女が転落死する。
 亡くなったのは上階に住むベロニク。戦争犯罪人として知られる大物ビジネスマンの娘だった。警察は自殺とみていたが、現場にはもう一人、ヒットマンの男もいた。ソフィアに目撃されたと思い込んだ男は、彼女を抹殺しようと監視を始める。
 するとソフィアが盲目であるばかりか、英国情報局やロシアンマフィアからも狙われている謎の存在であることが明らかとなってくるのだったが。(「allcinema」より)


 盲目のピアニスト、ソフィアと同じアパートに住む女性、ベロニクが転落死する。

 物音を聞いたソフィアであるが、警察にはそのことを話さない。

 ベロニクが転落死した時、一緒にいたところを目撃されたと思った男、マークはソフィアの暗殺を企むが、彼女が盲目であることを知り、殺すことをやめ、彼女を監視することにする。

 最初はただ事件に巻き込まれただけの存在であるかと思われたソフィアであるが、彼女にはベロニクに近づいた理由があることが明らかになる。

 ベロニクの父親は戦争犯罪者として告発されているラディチであり、そんな彼を巡って様々な組織が蠢く。

 果たして、ソフィアは何者であるのか。


 ベロニクの転落死を捜査する刑事、ラディチのセキュリティを担当し、裏の仕事をこなしている姉のアレックスと弟のマーク。
 そしてラディチ本人。


 ラディチを巡っての動きの中、ソフィアの目的と正体が明らかになり、果たして彼女の目的は達成されるのかが気になる展開。

 そんな中で、アッと驚くような真実があるのではないかなと、期待半分で観ていたが、本当に最後にそれが現実となったな。

 しかし、その真実には別の理由が隠されており、幼い頃の経験がそれを成功させたのだと言えるだろうな。

 どんでん返しと言うような展開ではなかったが、明らかにされていく真実に驚きと戦慄を感じさせる作品だった。

/5

監督:アンソニー・バーン
出演:ナタリー・ドーマー、エド・スクライン、エミリー・ラタコウスキー
    ジョエリー・リチャードソン、ジェームズ・コスモ、ヤン・ベイヴート
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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