CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-288「リゾートバイト」(日本)

2023年11月02日 00時23分32秒 | 日本映画
持っていかれたか
 大学生の内田桜は引っ込み思案で、周囲となじめないことに悩んでいた。
 幼なじみで同じ大学に通う真中聡は、そんな桜の気分転換になればと、旅行を兼ねて、ある島の旅館でのリゾートバイトに誘う。同じく幼なじみの華村希美も誘い、島をおとずれた3人。リゾート地を楽しみながら働くことで、桜も次第に笑顔を取り戻していく。
 そんなある日、桜は旅館の女将の真樹子が深夜にひそかに食事を運んでいる姿を目撃し、言い知れぬ不安を抱く。
 そして数日後、桜たちは、旅館スタッフとして働くフリーターの岩崎から、旅館に隠されているという秘密の扉を探す肝試しをやってみないかと提案されるが。(「作品資料」より)


 ネットに投稿された都市伝説を映画化したサスペンス・ホラー。

 ある島の旅館に住み込みのバイトにやって来た、桜、聡、希美の3人。

 足を怪我をした主人の代わりにということで、バイトに雇われたのだが、その主人はかなり無愛想。

 何か怪しげな様子を見せるが、早々に怪しい様子を見せる人物は、意外といざという時に助けてくれたりするんだな。

 おかみさんは、愛想が良く、優しそうだが、夜な夜な秘密の部屋に食事を運ぶ姿を桜は目撃する。

 そんな秘密の部屋に、肝試しと言って、旅館で働く岩崎に誘われ、聡は入っていくのだが、それから聡の様子がおかしくなり、桜たちには見えない子供が見えると言ったりする。

 桜も理由を探るため、その部屋に入るが、聡と同じような状況となる。

 果たして、秘密の部屋には何が隠されているのか、そして桜と聡は今の状態から抜け出せるのか。

 二人が窮地に陥り、寺の住職と希美、岩崎が行動を起こすが、緊迫した状況の中で、ちょっと笑いを見せたりする。

 ちょいちょい笑いを交えた話になっていたな。

 昔からその島では、10代の子供たちが行方不明になっており、旅館の夫婦の息子、住職の娘も犠牲になっているよう。

 そしてその犯人とも思われるモノがクライマックスに現れるが、それと住職たちとの攻防中にも笑いが交ぜられていたりする。

 決死の秘術で、桜と聡を救出しようとする住職たち。

 そして、その顛末は予想外の結末になっていく。

 監督の永江二朗は、「きさらぎ駅」の監督でもあり、ちょっと共通するものを感じたな。

 怖いというよりも、ことの顛末が気になる話であった。

 しかし、ラストは違う意味で怖いものがあったな。

/5

監督:永江二朗
出演:伊原六花、藤原大祐、秋田汐梨、松浦祐也、坪内守、佐伯日菜子、梶原善
於:シネマート新宿

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