CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-238「死霊院 世界で最も呪われた事件」(アメリカ・イギリス・ルーマニア)

2018年12月12日 01時00分36秒 | アメリカ映画
時に偽りは、神聖な仮面の下に隠れている
 2004年。ルーマニアで23歳の修道女アデリーナが、3日間監禁・拷問された後に死亡するという事件が発生。同じ修道院のディミトリ神父が逮捕されるが、彼はアデリーナを拘束し悪魔祓いを行っていたという。
 そんななか、女性ジャーナリストのニコールは、真相究明のため、ルーマニアへと向かう。司祭長はディミトリ神父を非難するが、アデリーナは確かに悪魔に憑依されていたと証言する者もいた。そして、悪魔祓いが途中で中断されたことにより、悪魔は完全に消え去ってはいないという。
 にわかには信じられないニコールだったが、やがて彼女の周りで不可解な出来事が起こり始め。(「KINENOTE」より)


 悪魔祓いの最中に修道女のアデリーナが死亡し、儀式を行ったディミトリ神父が殺人罪で逮捕される。

 ジャーナリストのニコールはその事件を取材するためルーマニアへと向かう。

 信仰を持たず、にわかに悪魔憑きを信じられなかったニコールであるが、取材した者の中には、アデリーナが悪魔に憑かれていたという証言をする者もいた。

 果たして、アデリーナは本当に悪魔に憑かれていたのか。

 
 2004年に実際に起こった事件を基に作られたホラー。

 信仰も持たず、神を信じないニコールが取材を進めていくうちに、彼女の周囲で不可解なことが起こり始める。

 信じない者が恐怖に陥るというオーソドックスな展開であるが、作中で神父曰く、神を信じない者こそ狙われるということなので、このパターンは必然なのかもしれないな。

 果たして、ニコールは目の前で誰かが悪魔に憑かれるのを目にするのか、それともニコール自身が悪魔に憑かれるのか、はたまた悪魔憑きは嘘なのか。

 ホラーの常套、大きな音と共に突然姿を見せて驚かせるという怖さは十二分。

 アデリーナの死の真相を究明していきながら、恐怖に襲われるニコールの姿を描き、先行きは気になる展開だった。

 ニコールとアントン神父の関係も気になるものだったな。

/5 

監督:ザヴィエ・ジャン
出演:ソフィー・クックソン、コーネリウ・ウリチ
   エイダ・ルプー、ブリタニー・アッシュワース
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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