CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-210「ザ・ウォッチャーズ」(アメリカ)

2024年07月17日 00時17分55秒 | アメリカ映画
命が大切なら、走れ

 28歳の孤独なアーティストのミナは、鳥籠に入った鳥を指定の場所へ届けに行く途中で、地図にない不気味な森に迷い込む。スマホやラジオが突然壊れ、車も動かなくなったため助けを求めようと車外に出るが、乗ってきた車が消えてしまう。

 森の中にこつ然と現れたガラス張りの部屋に避難したミナは、そこにいた60代のマデリンと20代のシアラ、19歳のダニエルと出会う。彼らは毎晩訪れる“何か”に監視されているという。

 そして彼らには、「監視者に背を向けてはいけない」「決してドアを開けてはいけない」「常に光の中にいろ」という、破ると殺されてしまう3つのルールが課せられていた。(「作品資料」より)


 森の中で迷ってしまったミナが辿り着いたのはある小屋。

 そこには、マデリン、シアラ、ダニエルという男女3人がいた。

 彼女らが言うには、夜になるとガラスの向こうから何モノかに見られ、監視されている。
 
 そして、この森からは決して逃れることはできないと。

 果たして監視しているモノの正体は。

 そしてミナたちは、森から逃れることが出来るのか。

 特異な状況に置かれた男女を描いたシチュエーション・ホラー。

 60代のマデリンはルールに沿って生き残ろうとするが、ミナは逃げるために禁を破って行動する。

 やがて、何モノかの正体を知る鍵が見つかり、ミナたちは脱出を図ろうとする。

 話としては、興味惹かれる展開であった。

 M・ナイト・シャマランの娘、イシャナ・ナイト・シャマランの初監督作品。

 父親は製作に当っており、また奇をてらったどんでん返しでもあるのかなと予想。

 確かにクライマックスには衝撃の真実が明らかになるが、これは他のホラー作品と同程度のものだったかな。

 マジックミラー越しに何モノかが蠢く気配には緊張感があったな。

 シャマラン娘監督作ということで、ちょっと構えてしまった感もあったが、ホラーとして普通に面白い作品だった。

/5

監督:イシャナ・ナイト・シャマラン

出演:ダコタ・ファニング、ジョージナ・キャンベル、オルウェン・フエレ、アリスター・ブラマー、オリバー・フィネガン

於:新宿ピカデリー

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