CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-363「DOG DAYS 君といつまでも」(韓国)

2024年12月02日 00時09分12秒 | 韓国映画

もし犬の言葉が判るなら、聞きたい言葉の1位は

 不動産会社で働くミンサンは自宅1階を動物病院「DOG DAYS」に貸し出しているが、彼自身は犬嫌いなため、動物病院の院長ジニョンと口論が絶えない。

 ある時、ジニョンともめていた彼は、DOG DAYSの利用者で有名建築家のミンソにたしなめられる。仕事でリゾート開発に関わっているミンサンは、ジニョンにミンソを紹介してもらおうと、ジニョンが助けた保護犬のチワワを預かることに。

 ミンソは散歩中に倒れてフレンチブルドッグの愛犬ワンダを見失ってしまい、居合わせた配達員ジヌが捜索を手伝う。その頃、作曲家ソニョンとジョンアの夫妻の養子となったばかりの少女ジユは、迷い犬と出会う。

 一方、恋人スジョンの留守中にゴールデンレトリバーのスティングを預かっていたヒョンが、DOG DAYSに大慌てでスティングを担ぎ込む。そこへ、スジョンの元恋人ダニエルが現れ。(「作品資料」より)

 

 それぞれ悩みや孤独を抱えていた人々が、犬との関わりで癒されていく様を描いた群像ドラマ。

 メインとなるのは、動物病院を営む院長、ジニョンとその動物病院に場所を貸し出している不動産会社に勤める犬嫌いのミンサン。

 そして動物病院にペットを診てもらう人々。

 孤独な建築家、ミンソは唯一の心の拠り所が愛犬のワンダ。

 子供のいない夫婦は養子にジユを迎えるが、なかなか心を開けない様子。

 そんなジユは、ある日、迷い犬と出会う。

 その犬と出会い、共に過ごすことで元気になっていくジユ。

 その犬はミンソが倒れた時に行方知れずとなったワンダであった。

 他にも犬との関わりを描く人々が登場。

 犬のみならず、ペット好きなら楽しめる1本ではないかと思う。

 最初はぶつかり合っていたジニョンとミンサンが、ある理由からジニョンに付き合い、犬と関わるようになっていったサンミンの気持ちが変わっていく。

 実際はかつての気持ちを思い出したのか。

 そしてジニョンとサンミンの間にある気持ちが芽生えていく。

 犬が結びつける関係か。

 悲しみがありながらも犬たちによって癒されていく人々の姿を描き、面白い1本だった。

/5

監督:キム・ドクミン

出演:ユン・ヨジョン、ユ・へジン、キム・ユンジン、チョン・ソンファ、キム・ソヒョン、ダニエル・へニー、イ・ヒョヌ、タン・ジュンサン、ユン・チェナ、キム・ゴウン

於:新宿ピカデリー


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 24-362「バーン・クルア 凶... | トップ | 24-364「オアシス」(日本) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

韓国映画」カテゴリの最新記事