おまえはファイヤーマスターではない
真夏のニューヨーク。日差しが降り注ぐビーチで大勢の人々が海水浴を満喫するなか、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量に現れ、街は一瞬にして氷に覆われてしまう。
ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストたちから守ってきたスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる「デス・チル」のパワーを持つ史上最強のゴーストであることを突き止め、事態を解決するべく立ち上がる。(「作品資料」より)
1980年代に人気を博したホラー・コメディ、2021年に製作された「ゴーストバスターズ アフターライフ」に続く第4弾。
ニューヨークでゴーストバスターズとして頑張るスペングラー一家。
ゴーストを捕獲するものの街への被害も甚大で、市長から睨まれる。
15歳のフィービーは活動を停止させられ、怒りで夜の公演に行くと、そこでメロディというゴーストと出会う。
同じ頃、怪しげな男がレイモンドの店に真鍮の球体を持ち込むが、やがてそれがニューヨークとゴーストバスターズに危機をもたらす。
この怪しげな男、これだけの出演だろうと思っていたら、あとから重要な人物として現れるんだな。
真鍮の球体、ゴーストオーブには最強ゴーストのガラッカが封印されていることが判り、ガラッカはその封印を解き、ニューヨークを氷の世界に変えてしまう。
果たしてフィービーたちはガラッカを退治することができるのか。
笑いも交えているが、ゴーストはかなりシリアスな感じがある。
そんな中で、スペングラー一家の家族愛も描いている。
初代ゴーストバスターズの面々も前作に引き続き登場。
ラストはスペングラー一家、初代ゴーストバスターズの面々、そして怪しげな男とそれぞれ見せ場があったな。
家族の絆も危機に陥り、ニューヨークも危機に陥り、笑いも交えながらの展開で面白いエンターテイメントであった。
/5
監督:ギル・キーナン
出演:ポール・ラッド、キャリー・クーン、フィン・ウルフハード、マッケナ・グレイス、クメイル・ナンジアニ、セレステ・オコナー、ローガン・キム、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、アニー・ボッツ
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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