CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-022「バースト・マシンガール」(カナダ)

2021年02月01日 22時51分46秒 | カナダ映画
戦士の心があるかは判らんが、口の悪さはさすがだな
 突如として拉致され片腕をチェーンソー、斧、ドリルに改造されたガールズパンクバンドのエイミー、エマ、ジル、キャッシーは、闘技場に放り込まれ、サディスティックな観客たちの前で、同じく片腕を武器に改造された男たちと生き残りを懸けて死闘を繰り広げる。(「作品資料」より)


 カルト集団に拉致され、片腕を切り落とされたガールズバンドの4人が、武器を装着してバトルに挑む様を描いたバイオレンス・アクション。

 片腕を切られ、武器を装着して戦う女子というと「片腕マシンガール」「爆裂魔神少女 バーストマシンガール」を思い出すのだが、邦題に関しては、「爆裂魔神少女 バーストマシンガール」から拝借しているんだろうなと思われる。


 ちょっと口汚く、喧嘩っ早いガールズバンドを組む、エイミー、エマ、ジル、キャシーの4人。

 車をパンクさせられ、導かれた廃車置き場で拉致された彼女らは、片腕を切り落とされる。

 カルト教の教祖と思われるエンペラーと、その信者たちの前で片腕に武器を装着し、命を賭した戦いに挑まされることとなるエマたち。

 果たして、彼女たちは戦いに勝ち抜き、生き残ることが出来るのかという話であるが、エマとエミリーは姉妹であり、自由奔放な妹のエミリーに対し、姉のエマは少し劣等感を感じている模様。

 そんな中で、エマはエンペラーの息子に気に入られ、他の女性とは別待遇を受ける。

 やがて、それが姉妹の対立を際立たせるような形になっている。

 最後は姉妹が戦うことになるのだろうかと思わされる展開。

 片腕に装着する武器はチェーンソーからドリル、斧や飛び道具など様々。
 相手も武器を手にしているので、その戦いは凄惨で、血飛沫満載の戦いである。

 エマたちに戦闘の訓練を施す男も片腕を落とされており、かつて戦いに挑まされたような感じであるが、そこには隠された思惑もありそう。

 最後の戦いに参加しようとするが、その顛末は意外と呆気なかったな。

 結末も何となく予想出来得るものであったが、血飛沫満載のバトルは見応えあるバイオレンス・アクションであった。

/5

監督:アンドリュー・トーマス・ハント
出演:ミシェル・アーギリス、エミリー・アラタロ
   キリアナ・スタントン、ジュリアン・リッチングス、チェルシー・ミュアヘッド
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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