CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-148「X エックス」(アメリカ)

2022年07月16日 23時02分16秒 | アメリカ映画
私に若さを感じさせて
 女優マキシーンとマネージャーのウェイン、ブロンド女優のボビー・リンと俳優ジャクソン、自主映画監督の学生RJとその恋人で録音担当のロレインら6人の男女は、新作映画「農場の娘たち」を撮影するために借りた農場を訪れる。
 6人を迎え入れたみすぼらしい身なりの老人ハワードは、宿泊場所となる納屋へ彼らを案内する。
 マキシーンは、母家の窓ガラスからこちらをじっと見つめる老婆と目が合ってしまい。(「作品資料」より)


 三組のカップルが、映画の撮影のため田舎の農場にやって来て、宿泊場所となる納屋を借りる。

 そんな彼らの身に思いも寄らぬ恐怖が訪れるスプラッタ・ホラー。

 時代設定は1979年。

 マネージャーでもあるウェインは映画を撮って、一獲千金を狙う。

 その映画はポルノ映画。

 それで一獲千金? と思ってしまったが、時代背景からして、ウェインの語ることもさもありなんと思う。

 前半は、そんな彼らの撮影風景がメインとなり、エロは充分。

 その間に怪しげな様子が垣間見える。

 果たして、ウェインたちに襲い来る恐怖とは何、誰なのか。

 後半は恐怖シーンの連続。

 まさかの人物が凶行に及ぶのだが、その理由というのが、何とも悲しくもあり、おかしくもあり。

 ウェインたちが到着した時、農場主のハワードは、ショットガンを持って現れるし、その妻、パールはどこか調子が悪いのか、怪しげな佇まいを見せる。

 更に、近くの池に潜んでいるのはワニ。

 それらが後半の殺戮シーンに活かされてくる。

 何となく、終盤には殺戮シーンの中にコミカルな要素も交じってはいるが。

 しっかりエロとグロを混ぜ合わせ、王道的な70年代テイストのスプラッタ・ホラー。

 面白い一本であった。

 エンドロール後に映像があり、予告編が流れる。

 後で調べると、こちら三部作の予定らしい。
 これまた楽しみである。

/5

監督:タイ・ウェスト
出演:ミア・ゴス、ジェナ・オルテガ、ブリタニー・スノウ、スコット・メスカディ、マーティン・ヘンダーソン、オーウェン・キャンベル、ステファン・ウレ
於:TOHOシネマズ日比谷

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