CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-209「エンジェル」(アメリカ)

2022年09月18日 23時16分48秒 | アメリカ映画
大通りには絶対近づくな
 成績優秀な女子高生モリーは、夜になると娼婦エンジェルとしてハリウッドの街へ繰り出す日々を送っていた。そんなある日、娼婦を標的にした連続殺人事件が発生し、エンジェルの仲間も犠牲となってしまう。
 一瞬だけ犯人の姿を目撃したエンジェルは警察の捜査に協力することになるが、彼女にも犯人の魔の手が迫る。(「作品資料」より)


 1984年製作、日本でも同じ年に公開された作品がリバイバル公開。

 成績優秀の女子高生のモリーは、夜はエンジェルという名で大通りに立つ娼婦。

 そんなエンジェルの姿と、娼婦を標的にした連続殺人鬼との対決を描いたサスペンス・スリラー。

 昼と夜のギャップを描くと共に、モリーが娼婦として働かざるを得なかった事情も描いている。

 そして、娼婦を狙った連続殺人鬼。

 モリーの学校での様子や、夜の大通りでの娼婦の仲間との交流、その他大道芸人たちとの交流、更に事件を捜査する刑事との交流は描かれるが、犯人自身の狂気の様子は描かれるものの、その背景となるものは描かれなかったな。

 仲間の一人である娼婦が殺害された時、犯人らしき男を目撃したエンジェル。

 それが故に犯人に狙われることとなるエンジェル。

 それにしても警察署での事件は、完全に警察の失態であったな。

 仲間を殺されたことにより、復讐心を燃やし始めるエンジェル。

 それがピークに達し、最後は拳銃片手に犯人を追う。

 果たして、エンジェルは仲間たちの復讐を遂げることが出来るのか。

 そしてエンジェルの行き着く先はどうなるのか。

 設定と話の展開も面白かったが、エンジェルが交流する仲間たちも面白い存在であった。

/5

監督:ロバート・ヴィンセント・オニール
出演:ドナ・ウィルクス、クリフ・ゴーマン、ディック・ショーン、ロリー・カルフーン、スーザン・ティレル
於:新宿シネマカリテ

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