これは限定版の話じゃないんだ
フィラデルフィアのとある施設に自分をスーパーヒーローだと信じる男たちが集められ、精神科医のステイプルによってその真偽を確かめる研究が行われようとしていた。
集められたのは不死身の肉体と悪を感知する能力を持つデヴィッド・ダン、凶暴で超人的な“ビースト”を含む24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン・ウェンデル・クラム、非凡なIQと生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラスという3人。
ステイプルは彼らが精神を患い、あらぬ妄想に取りつかれているのだ、ということを証明しようと試みるのだったが。(「allcinema」より)
シャマラン監督の前作「スプリット」で、次回作は「アンブレイカブル」と交わった作品だということを知らされ、これは「アンブレイカブル」を復習しないといけないなと思ったのだが、結局観ずじまいで本作の鑑賞。
「スプリット」の多重人格者、ケヴィンと「アンブレイカブル」の不死身の男、デヴィッド・ダンがどのように交わるのか興味深かった。
更に、「アンブレイカブル」でデヴィッドを見つけ出した悪人、イライジャも登場。
前作で、ケヴィンに囚われながらも生き延びたアニャ・テイラー=ジョイ演じるケイシーが登場するのにはさほど驚きはなかったのだが、ダンの息子、ジョセフに、イライジャの母親が19年前と同じ役者が演じていたのには少々驚き。
このところ出演を控えていたようなシャマラン監督自身も本作では久しぶりに出演していたな。
凶暴で超人的なビーストの人格となったケヴィンと、不死身の肉体を持つダンとの対決から、イライジャを含めた3人が、強制的に医療施設に入れられ、自分をスーパーヒーローだと勘違いしているとして研究対象にされるという展開。
彼らを研究するドクター・ステイプルは、純粋に研究のためなのか、あるいは政府機関に関わっていたりして、何か裏に企みがあったりするのか興味深い。
そして非凡なIQを持つイライジャは、薬漬けにされ、無気力な状態であるが、それが本当の姿なのか、こちらも何かしら企んでいるのではないかと気になるところ。
ドクター・ステイプルに妄想を抱いていると諭され、徐々にそれを受け入れるようになるダンとケヴィン。
多重人格者であるケヴィンを治療しようとするのは判るが、ダンに対してはどうなんだろうな。
自警意識で、ある意味事件を起こしているということにもなるのだが。
果たして、この治療の行く末がどうなるのか気になったが、やっぱりあの人物には目論みがあったんだな。
それにしても、クライマックスの展開は潔いというか、意外なものだった。
最後には本来の目的が明かされるという展開であるが、アッと驚かせるような結末ではなく、真の目的が達せられたことが明らかにされるものだった。
理不尽な形で閉じ込められることになる3人がたどっていく運命が気になるストーリー展開だった。
画像が送られた個人のサイトって誰のものだったのかな。
/5
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ブルース・ウィリス
アニャ・テイラー=ジョイ、サラ・ポールソン、サミュエル・L・ジャクソン
スペンサー・トリート・クラーク、シャーレイン・ウッダード
於:池袋HUMAX CINEMAS
フィラデルフィアのとある施設に自分をスーパーヒーローだと信じる男たちが集められ、精神科医のステイプルによってその真偽を確かめる研究が行われようとしていた。
集められたのは不死身の肉体と悪を感知する能力を持つデヴィッド・ダン、凶暴で超人的な“ビースト”を含む24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン・ウェンデル・クラム、非凡なIQと生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラスという3人。
ステイプルは彼らが精神を患い、あらぬ妄想に取りつかれているのだ、ということを証明しようと試みるのだったが。(「allcinema」より)
シャマラン監督の前作「スプリット」で、次回作は「アンブレイカブル」と交わった作品だということを知らされ、これは「アンブレイカブル」を復習しないといけないなと思ったのだが、結局観ずじまいで本作の鑑賞。
「スプリット」の多重人格者、ケヴィンと「アンブレイカブル」の不死身の男、デヴィッド・ダンがどのように交わるのか興味深かった。
更に、「アンブレイカブル」でデヴィッドを見つけ出した悪人、イライジャも登場。
前作で、ケヴィンに囚われながらも生き延びたアニャ・テイラー=ジョイ演じるケイシーが登場するのにはさほど驚きはなかったのだが、ダンの息子、ジョセフに、イライジャの母親が19年前と同じ役者が演じていたのには少々驚き。
このところ出演を控えていたようなシャマラン監督自身も本作では久しぶりに出演していたな。
凶暴で超人的なビーストの人格となったケヴィンと、不死身の肉体を持つダンとの対決から、イライジャを含めた3人が、強制的に医療施設に入れられ、自分をスーパーヒーローだと勘違いしているとして研究対象にされるという展開。
彼らを研究するドクター・ステイプルは、純粋に研究のためなのか、あるいは政府機関に関わっていたりして、何か裏に企みがあったりするのか興味深い。
そして非凡なIQを持つイライジャは、薬漬けにされ、無気力な状態であるが、それが本当の姿なのか、こちらも何かしら企んでいるのではないかと気になるところ。
ドクター・ステイプルに妄想を抱いていると諭され、徐々にそれを受け入れるようになるダンとケヴィン。
多重人格者であるケヴィンを治療しようとするのは判るが、ダンに対してはどうなんだろうな。
自警意識で、ある意味事件を起こしているということにもなるのだが。
果たして、この治療の行く末がどうなるのか気になったが、やっぱりあの人物には目論みがあったんだな。
それにしても、クライマックスの展開は潔いというか、意外なものだった。
最後には本来の目的が明かされるという展開であるが、アッと驚かせるような結末ではなく、真の目的が達せられたことが明らかにされるものだった。
理不尽な形で閉じ込められることになる3人がたどっていく運命が気になるストーリー展開だった。
画像が送られた個人のサイトって誰のものだったのかな。
/5
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ブルース・ウィリス
アニャ・テイラー=ジョイ、サラ・ポールソン、サミュエル・L・ジャクソン
スペンサー・トリート・クラーク、シャーレイン・ウッダード
於:池袋HUMAX CINEMAS
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