CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-001「真・事故物件パート2 全滅」(日本)

2023年01月05日 22時55分04秒 | 日本映画
マニュアルに書いてあんだろ
 事故物件を舞台にした恋愛リアリティ・ショーだったはずが、怒涛の殺戮バトルロワイアルへと変貌し。(「作品資料」より)


 「真・事故物件 本当に怖い住民たち」の第2弾。

 話は前作から続いているようで、前作にも登場した安藤という男がキーになっている模様。

 事故物件である家を舞台に恋愛リアリティ・ショーを撮影するという、今一つよく判らない設定で撮影をすることになった尾崎とアシスタントの姫宮。

 スタッフに安藤が加わり、キャスティングや撮影場所なども全て安藤がお膳立てする。

 安藤は何かしらの契約に縛られているようで、そのためにこの撮影を利用して、ある儀式を執り行おうと目論んでいる模様。

 撮影が始まるとすぐにことは展開し、そこは血の海の凄惨な現場となっていく。

 あまり事故物件は関係ない物語の展開ではあったな。

 グロテスクな映像は前作と変わらずに健在。

 内臓が口から出てくるシーンや、人体破壊のシーンは何度も映し出される。

 思わぬ人物が、実は死人であったという展開から激しいバトルが繰り広げられるが、笑いの要素も織り交ぜている。

 話もサクサクと進んでいき、最後には前作で登場した人物も復活して、バトルに加わる。

 一応、家に棲みついている悪霊などというものも登場するが、ほとんど役に立たない存在で、最終的には安藤にとり憑いているという霊が具現化されるという展開。

 ドタバタ感も否めなかったが、展開としては面白いスラッシャー・ホラーであった。

/5

監督:佐々木勝己
出演:窪田彩乃、小野健斗、海老野心、ヨウジヤマダ、石川涼楓、福谷孝宏、旭桃果
   河野知美、宮本和武、高見綾、広道優花、御法川イヴ、竹川由華、笹岡郁未、原田夕季叶
於:新宿シネマカリテ

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