CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-047「オッズ」(アメリカ)

2019年02月14日 00時52分38秒 | アメリカ映画
自分たちを救うのは自分たちしかいない
 ある地下室に設けられたひとつのテーブルの前に男と女がいる。男は、正体不明の組織に雇われた謎多きゲームマスター、一方の女は、一人娘のために危険なゲームに参加したプレイヤー。世界中で同時に20名が挑む“激痛”と“人間性の崩壊”に特化したこのゲームをすべてクリアし、最後の1名となれば賞金100万ドルが手に入る。途中脱落者はノーマネー。
 やがて、ロウソクの炎を自分の右掌に当てる第1ラウンドが始まる。だが、ゲームの本当の恐ろしさは肉体の痛みだけではなかった。
 ラウンド進行とともに膨らむ疑念と幾多の謎。最終ラウンドに残った者だけが味わう究極の苦痛とは。(「KINENOTE」より)


 地下室の一室で繰り広げられるゲームに参加した女と、それを見守るゲームマスターである男。

 そのゲームは、世界中に20人の参加者がおり、激痛に耐えればクリアし、次のステップへと進むことが出来、最後の一人になれば大金を手に出来るというゲーム。

 主催者はそれを賭けの対象として見ている。


 物語は、その地下室での男と女のやり取り、そして女が挑戦する激痛ゲームで綴られる。

 ゲームは、ロウソクの炎に手をかざし、我慢するというものから始まり、ネズミのいる箱に足を突っ込んだり、最後には自分の体の一部を、というもの。

 確かに見ているだけで痛々しい。

 そんなゲームの合間に男と女の会話が繰り広げられるが、最初は優しい態度を見せる男が、徐々に女の気分を逆撫でするような台詞を吐くようになる。

 それは、単に男の性格なのか、それともゲームの一種なのか。

 更に、主催者との繋がりは、男が耳にするイアフォンだけで、状況は男の口から聞くだけ。

 本当に他の参加者がいるのかも怪しく思える展開。


 正直、激痛に挑戦させられ、更に神経を逆撫でするような言葉を聞かされるという状況から、最後はこのような結末となるのだろうなと予想できる。

 違う作品ではあるが、先に観た「トラウマ・ゲーム 恐怖体験アトラクション」と似たような展開、結末だったな。

 どんでん返しとは、あまり受け取れない結末。

 しかも、ほとんど動きが無いので、ちょっと退屈な感じも受ける作品だった。

/5

監督:ボブ・ジョルダーノ
出演:アビー・バトラー、ジェームズ・J・フェルテス
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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