CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-109「AIR エア」(アメリカ)

2023年05月09日 00時55分48秒 | アメリカ映画
靴はただの靴、誰かが履けば特別になる
 1984年、ナイキ本社に勤めるソニー・ヴァッカロは、CEOのフィル・ナイトからバスケットボール部門を立て直すよう命じられる。しかしバスケットシューズ界では市場のほとんどをコンバースとアディダスが占めており、立ちはだかる壁はあまりにも高かった。
 そんな中、ソニーと上司ロブ・ストラッサーは、まだNBAデビューもしていない無名の新人選手マイケル・ジョーダンに目を留め、一発逆転の賭けと取引に挑む。(「作品資料」より)

 
 今や世界的なヒットとなっているスニーカー、エアジョーダン誕生秘話を描いたドラマ。

 ナイキ本社でバスケットボール部門を担当するソニーは、部門の立て直しを命じられるが、なかなかうまくいかない。

 当時は、バスケットシューズの市場はコンバースとアディダスが占めており、ナイキは後手に回っており、場合によってはバスケット・シューズから撤退するかしないかの潮時を迎えているよう。

 そんな中で、ソニーはある選手に目を付ける。

 それがマイケル・ジョーダン。

 もちろん、コンバースとアディダスも食指を伸ばしており、しかもマイケル・ジョーダン自身もコンバースを履きたいと思っている様子。

 そんな逆風の中、ソニーと同僚たちは一発逆転を狙い動き出す。

 相手にされなかったナイキが、一発逆転、しかも今でも世界的なヒットなっているエアジョーダンを誕生させるまでの軌跡を描いているが、場合によってはエアジョーダンは生まれなかったんだなと思うと感慨深い話。

 しかも契約はマイケル・ジョーダンがNBAデビュー前というのも驚きで、その後の活躍がなかったら、ここまでのヒットはなかったんだろうな。

 お金もそうだが、基本的には情熱だったんだろうな。

 それにしても、マイケル・ジョーダンの母親は凄かったな。

 契約には母親の意向も強く、ナイキと契約を結ぶ前に一つの条件を付けくわえるのだが、それは会社の経営自体を変えてしまうものであった。

 でも、その条件って普通のことだと思っていたが、そうではなかったんだな。

 あの有名なスニーカーの誕生に関して、崖っぷちのチームが奮闘する話で、惹き込まれる内容であった。

 作中、マイケル・ジョーダンも登場するが、さすがに一度も顔は映さなかったな。

/5

監督:ベン・アフレック
出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、マーロン・ウェイアンズ
   クリス・メッシーナ、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィス、マシュー・マー、ジュリアス・テノン
於:新宿ピカデリー

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