CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-165「バイオレーター」(日本)

2023年07月09日 00時05分41秒 | 日本映画
死を受け入れろ
 突如、失踪した妹・奈緒美を追ってたどり着いた安アパート。
 そこで奈緒美が集団自殺サイトにアクセスしていた事を知り、姉の百合乃は、自殺場所の犬首村へと向かう。そこには一癖も二癖もある自殺志願者たちが集まっていた。廃村と思われていた犬首村の村民らの説得で集団自殺は食い止められる。
 落胆する自殺志願者たちの前で村民たちが言う!「死にたいのなら、私らに殺させろ!」村民たちは遊ぶが如く、自殺志願者たちを殺していく!犬首村の村民たちの正体は?百合乃と奈緒美の姉妹の運命は?(「作品資料」より)


 失踪した妹、奈緒美を捜して姉の百合乃は犬首村へ辿り着くが、そこにはネットでアクセスした自殺志願者たちが集まっていた。

 百合乃は自殺しようと考えている奈緒美を止めようとするが、そんな二人に思いもかけぬことが降りかかってくる。

 集まった自殺志願者たちを村の者たちが、次々とその手にかけていく。

 冒頭で、警告のテロップが流れ、かなり残酷な描写がある旨を伝える。

 どれ程残酷なシーンなんだろうとは思ったが、近々鑑賞しているスプラッタ・ホラーとそれ程変わらぬ描写だったかなという印象。

 ただ、単なる人体破壊のような描写だけでなく、容赦ない暴力も繰り広げられたりするので、そのあたりは、ちょっと違ったかな。

 村民たちがどういうわけか、集まって来た自殺志願者たちを殺戮していく。

 果たして、この村民たちの正体は何なのか。

 急に周囲の情景が変わったりして、何となくこの世の者ではないなという感じはするが。

 そんな中、果たして百合乃と奈緒美の運命はどうなるのか。

 最初のシーンで奈緒美のアパートを母親と百合乃が訪れるシーンがあるが、そこから多少違和感と言うか、幽霊なのかなという感じは受ける。

 その後は、普通に行動しているので、やっぱり違うのかなとも思わされる。

 そして、終盤に明かされる衝撃の真実。

 やっぱり自分の感じたことは間違いなかったんだな。

 残酷描写と思わぬ展開で面白いスプラッタ・ホラーであった。

/5

監督:山本淳一
出演:立花あんな、胡桃そら、北川瞬、鈴木かなえ、新井舞衣、瀧マイ、氏神一番、矢野いずみ、久保新二、松木威人、佐伯裕道、清谷翼、高尾瞳、ワニ完才、園田シンジ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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