CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-327「KILLERS キラーズ 10人の殺し屋たち」(アメリカ)

2019年12月24日 00時48分07秒 | アメリカ映画
荒くれ者がホテルの受付で安心できる?
 寂れた場末のホテル“デル・フランコ”。その一室からターゲットを狙っていた殺し屋のマーカスが、逆に狙撃される。向かいのビルから、同じく殺し屋のサンチェスが撃ったのだ。
 だが、報酬のダイヤを手にしたサンチェスは、2人組の汚職警官に殺害されてしまう。さらにその警官たちは仲間割れで殺し合い、生き残ったエリクソンは隠れ家で待っていたレナータという女にダイヤを渡す。
 ところが、そこに殺し屋が襲撃、ひとり脱出したレナータは、アラニャという男から偽造パスポートを買うためにデル・フランコへと向かう。
 ホテルのオーナー兼フロント係は、ジョンという謎めいた男。さらに、レナータを追って新手の殺し屋たちが現れる。
 果てしなく続く殺しの連鎖。その裏には、正体を見せない何者かが仕掛けた恐るべき罠が隠されていた。(「KINENOTE」より)


 「スパイダーマン:スパイダーバース」では声優として当たっていたが、「トゥ・ヘル」など、どうもB級っぽい作品の出演が続くニコラス・ケイジ主演のサスペンス・アクション。

 ある寂れた場末のホテルの一室で一人の殺し屋が仕事を遂行しようとしていたが、逆に向いのビルから狙撃されてしまう。

 その狙撃者も汚職警官らしき二人に捕まり、挙句に射殺されてしまう。
 
 更にその警官も、という形でどんどん殺しの連鎖が起こっていく様を描いている。

 果たして、この連鎖はどこまで続くのか。
 ホテルのオーナーだという、ニコラス・ケイジ演じる男にどう繋がるのか。

 そして、この殺しの連鎖に隠されているものは何なのか。

 次々と殺した人間が、次の人間に殺され、それが連なっていくという展開は面白かった。

 そんな難から逃れた女性、レナータが逃げ込んできたホテル・デル・フランコにはオーナーの男が一人でいたが、こちらも何となく裏稼業っぽい男。
 そのホテルにも殺し屋たちがやって来る。

 ホテル内の展開では、いったい誰が生き残るのかが気になり、クライマックスの銃撃戦は緊迫感があったな。

 実は、この殺しの連鎖の裏には秘密があったという展開であったが、そこに関しては、驚かされる程ではなかったかな。

 話の設定、展開を楽しむような作品であった。

/5

監督:ケン・サンゼル
出演:ニコラス・ケイジ、アナベラ・アコスタ
   エンリコ・コラントーニ、ライアン・クワンテン、アンジー・セペダ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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