CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-265「ニューノーマル」(韓国)

2024年09月04日 00時05分38秒 | 韓国映画

肉は生ゴミ、骨は一般ゴミ

 ソウルでは女性を狙った殺人事件が連続して発生し、世間を騒然とさせていた。

 ある日、マンションでひとり暮らしをしているヒョンジョンのもとに、火災報知器の点検をしにきたという中年の男が訪れてくる。図々しく家の中に入ってくる怪しげな男に不安を覚えるヒョンジョン。

 一方、デートアプリでマッチングした相手と待ち合わせをしているヒョンスのもとには、思いも寄らない人物が現れる。

 この一見すると無関係な2つの出来事はやがて交差し、予想外の結末へと向かっていく。(「作品資料」より)

 

 日常生活の裏に潜む恐怖を描いたスリラー。

 章立ての構成で幾つかのエピソードを連ねるオムニバス形式となっている。

 しかし、それぞれのエピソードは少なからず繋がりを見せている。

 女性を狙った連続殺人が発生しているソウル。

 一人暮らしのヒョンジョンの部屋に火災報知器の点検と言って男が入り込んでくる、

 図々しく不躾な男に恐怖心を抱くヒョンジョンであるが。

 このエピソードの顛末は何となく予想できたかな。

 その後、出会いによって恐怖に陥る男女の姿が描かれていく。

 マッチング・アプリで待ち合わせをしている女性、そして隣の部屋に住む女性に憧れを抱く男。

 特異な状況のように思われるが、あり得ないことではないかなとは思う。

 とは言え、やはり特異な状況だなという思いで観てしまうな。

 マンションのエレベーターで凶行に及んだら、防犯カメラに写ってしまうだろと思うし、自動販売機に手紙を入れていたら誰かが取っていってしまうんじゃ、と思ったりもするが。

 恐怖を描く話ではあったが、少しコミカルな雰囲気も出していたな。

 ある意味、怖い話で興味惹かれる作品だった。

 エンドロールに日本語に変えたと思われる部分があり、本作は日本のドラマ「トリハダ」に基づいて製作されたものらしい。

/5

監督:チョン・ボムシク

出演:チェ・ジウ、イ・ユミ、チェ・ミンホ、ピョ・ジフン、ハ・ダイン、チョン・ドンウォン

於:新宿ピカデリー


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