動けば毒が回る
オンラインポーカーゲームの開発で成功をおさめた大富豪ジェイクは、疎遠だった幼なじみたちを自宅に招待し、大金を賭けたポーカーゲームを提案する。
最初のうちは昔話に花を咲かせる参加者たちだったが、いつしか冷や汗が流れ始め、発熱と吐き気に襲われてしまう。そんな彼らに対し、ジェイクは毒を盛ったことを告白。
ゲームが進むにつれて参加者たちの秘密やジェイクとの関係が浮かび上がるなか、予定外の侵入者まで登場し、事態は思わぬ方向へと展開していく。(「作品資料」より)
ポーカーを題材とした作品となると、ゲームや大会やらで勝ち上がっていくような話を予想するが、本作の主人公、ジェイクは57歳。
オンラインポーカーゲームの開発で莫大な金を儲け、富豪となっている。
そんなジェイクが、旧友を集め、ポーカーに興じようと計画する。
しかし、その集まりには何か仕掛けがあるようで、ジェイクも何か切羽詰まった様子を見せる。
すぐにジェイクは病に冒されていることが判る。
やがてゲームが佳境となる中、ジェイクの仕掛けたことが露わになる。
そこに予想だにしなかった者たちが侵入し、ジェイクと友人たちは危機に晒される。
旧友たちはいったいジェイクにどんな非道なことをしたんだろうと思ったが、その真実はちょっと拍子抜けだったな。
侵入者への対処がクライマックスとなる。
旧友たちと高額な賭金のポーカーをするものの、ゲーム自体はあまり関係なかったな。
妻と娘も突然やって来て危険な状況となる中、果たしてことの顛末はどうなるのか。
ジェイクの仕掛けたものから、それによって引き出されるものまで、ややアッサリした感じで、サスペンス・スリラーとしては物足りなかったかな。
/5
監督:ラッセル・クロウ
出演:ラッセル・クロウ、リアム・ヘムズワース、RZA、エイデン・ヤング、スティーブ・バストーニ、ダニエル・マクファーソン、ポール・タッソーネ、エルザ・パタキー、ジャック・トンプソン、ジャクリーン・マッケンジー、ベネディクト・ハーディ
於TOHOシネマズ シャンテ
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