CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-038「映画 咲 -Saki- 阿知賀編 episode of side‐A」(日本)

2018年02月10日 11時23分10秒 | 日本映画
もうそこはあなたのテリトリーじゃない
 全国高校麻雀大会・奈良県予選を突破し、インターハイへと駒を進めた阿知賀女子学院麻雀部。
 大将を務める一年生・高鴨穏乃は、幼なじみで長野県代表・清澄高校で活躍する原村和ともう一度対局したいという強い思いを抱いて大会に臨んでいた。しかし、そのためには決勝まで勝ち上がらなければならなかった。
 そして、そんな阿知賀の前に、圧倒的な実績を持つ強豪校が立ちはだかるのだったが。(「allcinema」より)


 女子高生たちが麻雀の頂点を目指し、しのぎを削る姿を描いた青春ストーリー、「映画 咲 -Saki-」に続く劇場版第2弾。

 主役とメインとなる麻雀部は代わり、奈良県予選を突破し、インターハイ出場を決めた高鴨穏乃と阿知賀女子学院麻雀部の面々の戦いが描かれる。

 本作の前にドラマもあったようで、そこでは予選突破までが描かれていたんだろうな。

 麻雀に打ち込み、その大会を描いた作品であるが、前作と同じく、そんなに麻雀自体の内容を描くような作品ではなく、敵味方関わらず、それぞれが麻雀に賭ける想いや麻雀によって育まれた友情を描いたようになっている。

 技も描かれたりするが、その技が空想的と言うか、観念的と言うか、野球でいう消える魔球のような技などが披露されたりする。

 連続上がりで、その都度点数が上がっていったり、配牌が良かったりするのはいいとして、1巡先、2巡先を見透かすことが出来る力や、会場をも振るわせるパワーを見せるというのは、空想格闘技のようだったな。

 
 宮永咲の属する清澄高校もインターハイに出場しており、更にその清澄の原村和と、阿知賀の穏乃たちは幼馴染みの様子。

 お互い決勝まで進めば顔を合わせるという展開で、阿知賀の戦いが描かれる。

 最後は決勝進出を賭けた対局というのは予想できた展開かな。

 それにしても、最後の決着が今ひとつスッキリする感じではなかったな。

 できれば大逆転などを見せてくれれば盛り上がったと思うのだが。


 麻雀をスポーツに充てて、そこに青春を賭ける少女たちの姿を描き、スポ根ものに近い面白さはあったな。

/5

監督:小沼雄一
出演:桜田ひより、伊藤萌々香、恒松祐里、渡邉幸愛、中山莉子、南沢奈央、咲良菜緒、小倉優香、水春
    島崎莉乃、新井愛瞳、岡崎紗絵、岩崎春果、琴海りお、高田里穂、矢野優花、志田友美、浜辺美波
於:池袋シネマ・ロサ

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