CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-162「リトル・マーメイド」(アメリカ)

2023年07月06日 00時13分37秒 | アメリカ映画
泳ぐのは、もう飽きた
 海の王国を司るトリトン王の末娘で、世界で最も美しい声を持つ人魚姫アリエル。
 まだ見ぬ人間界に憧れる彼女は、嵐に巻き込まれた人間のエリック王子を救うため陸に上がる。人間界への思いを抑えきれなくなったアリエルは、海の魔女アースラに提案され恐ろしい取引を交わす。
 その内容は、3日間だけ人間の姿になる代わりに、美しい声をアースラに差し出すというものだった。(「作品資料」より)


 アンデルセンの童話が原作で、1989年にディズニーがアニメを製作。

 「アラジン」に続いて、再びアニメを実写映画化した作品。

 アニメは未見だし、童話もちゃんと読んだ記憶もないが、大筋だけは何となく聞いたことがあり、基本的にそれにブレはなかったな。

 人間界に憧れる人魚のアリエルは、嵐で難破した船に乗っていた王子のエリックを助ける。

 人間界、そしてエリックへの想いが強くなったアリエルは、海の魔女、アースラと取引し、三日間だけ人間の姿になる。

 その代わり、美しい声をアースラに差し出したアリエルは、三日の間に王子と真実のキスをすれば、声を取り戻せることになる。

 しかし、そこにはアースラの残酷な野望が隠されていた。

 アリエルは、人間界に憧れ、父親のトリトン王の忠告も耳を貸さずにいる。

 そしてエリック自身も国のために他の国を見るべく船に乗って航海することを望むが、それを母親の女王に止められてしまう。

 そんな二人が、出逢い、心を寄せていくラブ・ストーリー。

 大きな難題は、アリエルが人魚であるということ。

 更に、アリエルに手を貸すアースラも自らの復讐のためにアリエルを利用しようとしている。

 アースラの呪いを解くため、手助けするカニのセバスチャンや、鳥のスカットル、魚のフランダーの存在が面白い。

 ちょっと冒険的で、サスペンス風味もあり、結末は何となく判るのだが、その経緯がどうなるのか気になる展開である。

 ミュージカルということで、歌や踊りのシーンも多々あるが、〝アンダー・ザ・シー〟では映像も正にディズニーのエンタメという感じであった。

 オーソドックスなストーリーに歌と踊りもあり、楽しめる一本であった。

/5

監督:ロブ・マーシャル
出演:ハリー・ベイリー、ジョナ・ハウアー=キング、ダヴィート・ディグス、オークワフィナ
   ジェイコブ・トレンブレイ、ノーマ・ドゥメズウェニ、ハビエル・バルデム、メリッサ・マッカーシー
於:TOHOシネマズ池袋

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