虚言癖

虚言癖がある気がする。

今の今まで自覚がなかったが。

ふと気付いた。

言った言葉が正確ではない。

昔、３０数年前に勤務してた営業所の同僚に

「本当にその通りに所長は言ったのですか？」

と、訊かれた事がある。

その事前に、事務所の所長から言われた事を同僚に説明していたのだ。

その時の言葉使いの説明をべらんめい調に伝えた。

そうしたら先の質問が返ってきたのだ。

つまり、私は面白おかしく伝達した事が問題なのだ。

人の言動は口調や使った言葉で印象が変わる。

印象は人の伝えたい事も変化する。

従って、正確な言い方や言葉使いも重要な意味を持つ。

そこを履き違えてる。

私の虚言癖に関しては、他にもある。

伝達の内容が曖昧なままなのだ。

記憶力が弱いせいもあるが、漠然といい加減な内容を伝える事がある。

『確かこうだったような』というまま重要な事を伝達する事がある。

分からない、知らないなら、そう言えば良い。

しかし、「知らない」と言うとすると、伝達する、という行為を放棄する事になる。

それでは自分の立場が落ちる。

「あいつはきちんと伝える事ができない」「ダメな奴だ」と思われたくない。

だから、曖昧な事をさも事実のように伝える。

そういう事が過去、何度もあった。

『性格』

それは、性格だ、と、そういう事で済ませていた。

しかし、社会的にはそれではいけない。

そういう性格にはある程度はいわゆるADHDの傾向が関係するかもしれない。

待てない。

やり直しができない。

やり直しに我慢できない。

繰り返しが嫌いだ。

だからそういう傾向を生んでる気もする。

ADHDで済まそうとしてる今もアヤシイ。

これも虚言癖の戯言なのか。

ならばでき上がった構造そのもの、そもそもそういうモノなのか。