「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

「ローリング・ストーンズ」の「チャーリー・ワッツ」が逝く・・・こんな悲しい時に、一体俺は何を書けばいいんだろう・・・

2021-08-26 17:03:16 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

「朝起きて必ずメールをチェックする」
そんな生活を俺はしていない。
そうなりゃ「ネットを開く」なんて
この記事の「UP時」くらいなものだ。
とにかく「アナログ生活」な俺なのさ。

お馴染みの
「午前中のルーティーン」
が一通り終わり、お昼に近い時間に
「本日初のメール・チェック」をしたんだが
副編集長「ハウリンメガネ」から
「朝のメール見てくれました?」
と云う短いモノが・・・。

そして、そこには
「チャーリー・ワッツ死去」
の一報が、届けられていたではないか!
急遽「ハウリンメガネとの編集会議」となり
今後
「本紙面を大きくチャーリーならびにストーンズに割くコト」
を決定!

その決定後、俺は
「盤や貴重な音源、そしてその品々を置いてある」
そんな「熱海の別宅」へと車を走らせた。
今更、言うまでも無いが
「ストーンズは俺にとって、とんでもなく大きな存在」
なのだから
「総力戦で追悼するべき」
だと決めたんだ。

往復の車内は、もちろんストーンズだ
「晩年のライブ盤」
そして
代表曲満載の「スターBox」
というベスト盤!

別宅では
西ドイツでのみ出された
ストーンズの盤
「Around and Around」
これは唯一と言ってもイイ
「チャーリー」がセンターで堂々と写るジャケ!

裏もドラムセットを何とか維持する(笑)
そんなチャーリーが見れるのが嬉しい!

そして、Bワイマンを中心に、
ジミーペイジ、クリス・レアなど
「豪華メンバー」を従えた
オールド・ロッキン盤
「ウィリー&ザ・プア・ボーイズ」
を聴いた・・・。
もちろんドラムはチャーリーだ!

「様々な盤」を持ち帰り
帰宅すると直ぐに
「スターマン☆アルチ」から電話が・・・
彼の喪失感も大きく、久々に
「チャーリーの死を悼むコラムを書く」
ことが決まった。

そんな「慌しい一日」に
改めて「ストーンズ」そして「チャーリーの大きさ」
を感じ、夜は中々寝付けなかった・・・。
「俺は一体、何を書けばいいのか・・・」
そんなことを考えながら、目を閉じていたんだ・・・。

「ストーンズ」については「山ほど」
しかも「エベレスト級」に書くことがある。
「その音楽」や「音源」はもちろんのこと、
「彼らにまつわる思い出話」から
「ストーンズを愛する人たちの話」まで・・・

しかし、それらは追い追い書けばイイ。
今日のところは
「チャーリー」に「お疲れ様」と伝えたい。
ハチャメチャな「ミック」と「キース」を
ずっと「支え続けた男」が逝った・・・。

そして、「ストーンズの終わり」
「こんな思い掛けない形で訪れてしまった・・・」
のである。

9月から「ミック」「キース」「ロニー」は
ドラムスに「スティーヴ・ジョーダン」を入れて
全米ツアーに出ると云う。

しかし、まさかこれが
「チャーリーの追悼ツアー」
となり
「ストーンズ最後のツアー」
となるとは・・・。

そう。
「チャーリーが居ないこのバンド」

「もはやストーンズではない」
んだ・・・。

これからしばらく、本紙では
「随所でストーンズを取り上げる」
今日は「その序文」に他ならない。

そして、我が家では日々
「チャーリーの、あのビートに支配される」のだ。
君にも「心地良いバックビート」が聴こえるかい?

ねぇ、チャーリー・・・
「ブライアン、スチュ、そしてビリーやボビーとは、もうJamったかい?」
安らかに、神のご加護が有りますように!

《 編集長「MASH」筆 》
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生き方は「ニール・ヤング」に学べ!「Rust Never Sleeps」のDVDを観て「ハチャメチャな人生」を歩めばイイ!コレを見ずに死ねるか!

2021-08-20 16:22:03 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

「ロックンロールは、決して死なん!」
そんな陳腐なセリフを何の恥じらいもなく
高らかに歌い上げる男・・・
それがニール・ヤングであった。

この「ナゾのカナダ人」を
我々は「猿人」と呼び
ある男は「ゴリラ男」と呼んで、
「敬愛の情」を惜しみなく注いでいた・・・。
特に「あの頃の彼」には!

久々に彼について書く為には
改めて見ておかなきゃならん映像が有る。
もちろん傑作ライブ映画

「Rust Never Sleeps」
(78年10月22日のサンフランシスコ公演)

に他ならない。

今見ると「さすがに若さ溢れるニール」だが
「特殊な声」と「独自の音楽観」は
この時代、すでに出来上がっており、
代表曲満載だけに「ベスト集」作品としても
色褪せずに楽しめる。

ココでは不思議な演出の中
何も変わらず「自分らしく歌う」彼の
まさに「人間離れした猿人っぷり」が見事であり
もう「素晴らしい・・・」の一言に尽きる。

お得意の「アコースティック・ギター」
「ピアノ」での「美しい弾き語り」から
クレイジー・ホースを従えて繰り出す
「感性に任せた、あのエレキ・ギター」まで・・・
これぞ「ニール・ヤング印」がバッチリと押された・・・
そんな名演集がグイグイ響き、心地イイ。

惜しみなく繰り出される・・・
そんな「彼の代表曲の数々」には
「何か特殊な香り」がする・・・
コレは一体、何(なん)だろうか?
「人生の憂い」や「哀しみ」そして「儚(はかな)さ」
がグッと迫り来て、心を離さない。

ガンガンと鳴り響くエレキ・ギターは
「どこか寂しく」しかも「哀しいほどに美しい」のだ。
そのことが如実に現れる部分がある。
なんだか分からない小芝居の中
ギターのフィードバック音と共に
あの「Like a Hurricane」のギターイントロが始まる・・・
もう胸を打たずにはいられない。

この曲でニールは永遠とギターを弾くのだが
彼のハードエッジな音色は、
独自過ぎる「メロディ満載のソロプレイ」により
「美しく儚いもの」へと変化し、
「永遠と聴いていたい・・・」
そんな衝動に駆られるんだ。

ココからは俺の主観だが
「彼ほどのギタリストは他に存在しない!」
と今は思う。
何度も書くが幼少記、俺のアイドルは勿論
「エリック・クラプトン」
であった。

しかし、20歳くらいの時
俺は2人のギター弾きにKOされてしまった。
ひとりは「ジェリー・ガルシア」
そして、もうひとり・・・
言わずもがな、この「ニール・ヤング」だ。

それはそれは、本当に強烈だった。
「フレーズの積み重ね」ではなく、
メロディを高らかに、
そして「永遠に弾く彼ら」こそ
「ギターの可能性を知り尽くした男達」
に他ならない。

余談だが
俺は彼の音にヤラレタ直後のステージで
1度だけ「カントリーホーム」の「クレイジーホースVer」を
高らかにコピーしたことがある。
エレキを目一杯ヒズマセて
「ニール気取りで悦に浸っていた・・・」
ただ、それだけだったのだが(笑)。

そんな1度きりのライブでオーディエンスから
「イエス!ニール・ヤング!」

「野太い男の声」が後方から飛んだことを
今でも鮮明に覚えている。
そう、ニール・ヤングとは
「男の中で生き続ける男」
なのだ。

さて本作を観た方なら、もうお気付きだろうが
とは言え彼は「メロディを何よりも大切」にする。
アコースティック・ギター
ピアノ
エレキ・ギター
と出し方こそ変えて来るものの
基本は全て同じで、
「歌を大切にする」人である。

ソレはショーの最初で
「ジミヘン」から「ビートルズ」へ流れる・・・
そんなSE展開が、全てを物語っている。
同時期のビートルズやジミヘンの影響を
完全に自分のモノとして、
「ニール・ヤングの音楽」を創り上げた・・・
そんな彼の功績は大きく、不滅である。

影響はもっとワイド・レンジだが
「グレイトフル・デッドの音楽」
にもコレと共通する部分が多い・・・。

そして、あえて白状すると
俺は「ニール・ヤングの音楽」を理解した後
ZEPとかは聴かなくなった・・・
勿論「盤チェック」の為に、
仕事では今も聴いてはいるが
元々ジミー・ペイジに
それほど心酔しているわけでもない俺は
分業制の彼らに興味はなくなった。

ただ、誤解無いように言うが
「ZEPを聴かなきゃ、良いバンドは出来ません!」
コレは当然の話で「クレイジー・ホース」ではダメなんだ。
ただ、俺個人が「音楽として、今でも積極的に聴くもの」
ってなると、ニール・ヤングとなるだけ・・・
のお話です(笑)。

さて、ニール・ヤングに話を戻すと
彼は「ひとりでもスゴイ」でしょ?
もう「伴奏と歌だけでも十分」なワケ。
今や、こー云う人って少ないよね。
他ではボブやポールくらいじゃないかな。

彼のこのステージからは
彼が「如何に人の目を気にしない男」なのか!
ということが存分に分かり、
きっと多くの人にとって
「生き方のヒント」
となるハズである。

そんな「自然体の魅力」
(ココが猿人と呼ばれる部分だが・・・)
を多いに感じる本作は
音楽ファンならずとも、必見なのだ!

ちなみに
ボブが彼やジェリーに憧れたのも
「この自然体な部分」に他ならず
今ではボブも「わが道を行く・・・」
そんなナチュラリストとなったわけです。
だからこそ日替わりだった頃のボブ・ライブには
俺たちも「特にシビレタ」わけですよね!

ちなみに俺が
「ニール・ヤングとクレイジーホース」
の生ライブを観たのは97年頃・・・
コネチカットでの素晴らしいライブを経験した。

余りに演奏が長引き、
夜行バスでNYブロードウェイまで戻ったことを
今、急に思い出した・・・。
あの頃は誰もが若かった・・・・
彼も、そして当然俺たちも、ね。

とにかく、本作を見てくれれば
俺が言いたいことが、きっと分かるよ!

とにかく、見てくれ!

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思い出したので「The Who」について書こう!もちろん、ライブの決定盤!「Live at Leeds」だ!

2021-06-11 16:38:32 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

昨日の記事で
「ギターを最初に手にした中学生時代」
のことを思い出して
こんなことを書いた・・・

The Whoは
「コードの少なさ」
のお陰で
「すぐにコピーが出来、歌えた!」
のが魅力でねぇ(笑)
「プロ気分」に浸ることが出来て
とても自信になった存在なんだ。

「プロの曲が弾けた!」
ってのは本当に自信になって、さ。
エディ・コクランの「サマータイム・ブルース」
だったんだけれど、
もう弾いて歌えるコトが嬉しくてねぇ!
アレは一生忘れない感覚だよな!

ってね。(全文は昨日の記事をどうぞ ↓)

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/89072c3fe895b9ee56c271989d80bade

この時に聴いた「盤」は
ラスト・ツアーを収めた
「Who's Last」
だったんだけれど、
やっぱり彼らの傑作ライブ盤と言えば
「Live at Leeds」
に他ならない!

キース・ムーン(ドラム)
在籍時の「破天荒なサウンド」こそ
「ザ・フーの魅力」だし、
オックス(ベース)とのリズム隊は
「バンドのお手本」
でもあるからね。

ところで本作CDでは曲目の多い
「デラックス・エディション」
なんかも出ていて、さ。
これは「一見お得に感じる」のだが
俺個人としては
「LP盤のスゴミ」
をコレには感じないんだ。
ダラダラ長くて・・・。

と言うコトで
「LP盤」
もしくは
「ソレに準じて初期に発売された6曲入りCD」
について書いていく。

先ず
「この畳み掛ける6曲だから本作がイイ!」
と言わねばならん。
多少曲によっては
「ピートのギターチューニングが甘い」
ものの、
「ほとばしる熱演」

「コレでもか!」

「ゴリ押しギターが炸裂」

コレには聴く側もタマラナイ!
しかもこの時期の彼は
「ジミ・ヘンドリックス」

「出て来たばかりのレッド・ツェッペリン」
を意識していたので
弾くギターも「随分とハード」でね(笑)。

元々テクニカルな人ではないものの
「練習に練習を重ねた・・・」
そんな感じの独自なギター・プレイは
聴いていて面白い。
もう「感情むき出し」に聴こえるんだよ!
「失敗も恐れていない」し、
特にソコがイイんだね!

忘れちゃならない
ロジャーのヴォーカル
「一番脂が乗っている時期」で
トミーで得た「アイドル性」も手伝って
「終始自信溢れる歌いっぷり!」
が実に素晴らしい。
随所で聴かれる彼のハーモニカも効いている!

独断と偏見で選ぶなら
やっぱり、ド頭の
「ヤング・マン・ブルース」
そして
俺の人生を決定付け
ステージでも腐るほど演奏した
「サマータイム・ブルース」
だね!

老若男女「楽器弾き」に告ぐ!
「この2曲を聴かずにバンドなんて出来ません!」

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「昨日の記事」に出てきたボス(Bruce Springsteen)の大名盤「Born To Run」について、幾度となく書こう!一体、何度目になるのかなぁ?

2021-06-10 15:16:04 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

「俺の人生を決定付けたアルバム」

それが

ボス(ブルース・スプリングスティーン)の
「Born To Run(明日なき暴走)」
に他ならない!

もう何度もココで書いていると思うが、
今一度「この盤」とお付き合い頂こう。

もちろんコレも何度も書いているけれど
俺にとって「ビートルズがすべて」でR!
しかし、彼らの音楽により
「ギターを手にした俺」

「自分はビートルズに成れない」
(当たり前だが・・・笑)
と、すぐに理解して、途方に暮れた。
中学生の時だ。

野球少年だったその頃
練習でヘトヘトになって夕刻に帰宅する。
グローブを置いたら、すぐにギターを手にする・・・
「そんな生活にさせた」張本人が
The Whoとボスだった。

前者は
「コードの少なさ」
のお陰で
「すぐにコピーが出来、歌えた!」
のが魅力でねぇ(笑)
「プロ気分」に浸ることが出来て
とても自信になった存在なんだ。

「プロの曲が弾けた!」
ってのは本当に自信になって、さ。
エディ・コクランの「サマータイム・ブルース」
だったんだけれど、
もう弾いて歌えるコトが嬉しくてねぇ!
アレは一生忘れない感覚だよな!

一方、ボスは
「Born in the USA」
がヒットしていてね。
「ワイルドな、ちょい上のお兄さん」
的存在でさ。
もちろん「MTV」で知ったんだけれど
俺はその時、まだ
「メレンキャンプの方が好き」
だったんだよ!
そして、敢えて言えば
「今でもメレンキャンプの作品は大好きだよ!↓」

ただ、当時ボスが出した
「5枚組ライブBOX」
が俺には決定的だったんだ!(写真 ↓)

やっぱりMTVなんだけれど
そこで見た「WAR」にシビレテね!
反戦ビデオのパワーもそうだけれど、
この古いソウルナンバーを
シャウトしまくるボスに圧倒されてしまったんだ。

でもこの「5枚組みライブ」は高価でねぇ(苦笑)
俺は買えずに、金持ちの友人にダビングして貰ったんだよ。
同じ野球部に居た「バイク屋の息子」でね・・・、
当時はバイクブームで儲けていたんだろうな。
とにかく彼は金を持っていたね。
5枚組を平気で買っていたから
「とても驚いた」コトを今でも覚えているよ。

で、そのテープを聴いて
「もうハンマーで殴られた」
感じよ!
とにかくオープニングの
「サンダーロード」が、すべてさ!
ピアノが美しく、歌もロマンチックでね・・・

MTVで知っていた
「Born in the USA」や「WAR」
のイメージに加えて、
その間逆な「静の部分」も有る・・・っていう
「二面性」に憧れちゃったんだね・・・。
で、結局1年後くらいかなぁ。
レンタルレコード屋がツブレた時の
「在庫一層セール」で買ったんだよ。

ライナーを見て知ったんだけれど
この5枚組で俺が好きな曲って
大体1つのアルバムに入っていたんだよね。
それが、この「Born To Run」だったんだ。

とにかくBOXの訳詩を読んで
「より感動して」しまってさ。
MCで語られる・・・・そんな
「親との葛藤」や「下積み時代」
なんかも「シッカリ訳して」あって、
人間的にも素晴らしかったから
この「Born To Run」を聴く前に
自分でハードルを上げていた感は有るのよね(笑)。

でもねぇ、針を落としたら・・・
なんか世界がバァッと開けてさ!
「嗚呼、こんなトコロに居ちゃダメだ!」
って、思って来たんだよ・・・。
「この町に居たら骨抜きにされちまう・・・・」
なんて、本気で考えたのさ!
だから、東京へ出て行くことしか考えていなかった!

実際、俺は
「電車で1時間強揺られれば新宿駅」
と云うような場所に済んでいたんだけれど(笑)
ソレが逆に怖くてね。
「ニューヨークとニュージャージーは車で40分・・・・
 でもソコには大きな隔たりがあるんだ」
とボスが言っていたからなんだ・・・。

だから、ある時から
月イチとは言え
「野球部活動が無い土日のどちらか」
を使って
「西新宿のブート街や原宿」
に出掛ける様になっていたんだ。
モチロンそこで「ボスのブート」も
シコタマ買ったんだよ!

なんと言っても
「Eストリートバンド」との「ライブ・ブート映像」
「ラーゴのプロショットVHS」(2本組4000円!)
が俺の将来を決めたんだ!
「4時間近い長いライブ」

「テレキャス1本」でコナす・・・
そんなボスは実に楽しそうだったからね!

その後は
高校入学から半年後にテレキャスを買ってさ。
予算の関係で
「黒のフェンダーJapan」
だったけれど・・・・
本当はボスと同じ「ナチュラル」に憧れていたから、
居ても経ってもいられずに、塗装を剥がした!
出来は最悪・・・でも我慢して弾いたよ(笑)!

その後
「ブロンドのテレ JVシリアルのフェンダーJapan」
を買い、初の「本当の意味でのステージ」に出た。
200人くらい入った地元のギグでね。
コレを使ったのは「この1度きり」だったな(笑)。

そして、その後は前にも紹介した愛器
「Wild Honey」をやっと手に入れてね。

もちろん「ボスに憧れ続けたナチュラル・テレ」さ!
今でも手元に残す「永遠の恋人」なんだ。
もう何度一緒にステージを共にしたことか・・・
「抱き心地」は今でも最高だよ。
「20代の色々なこと」
を思いだしちゃうけれどね(笑)。

詳しく以下の記事をどうぞ! ↓

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/c6992f124c4ab4a90f58a5e195d6315b

アルバムに話を戻すと
ラストナンバー「Jungleland」
について書かないといけないだろう。

この曲が
「音楽的なドラマチックさ」
を秘めていることは、
聴いてお分かりの通りだ。
しかし、ソコに綴られる
「文学的歌詞」
にも、ぜひ目を通して欲しい。

そーすれば、この曲の感動は
「一味も、ふた味も増す!」
からね。
俺は未だかつて
「この曲の様な感動を他の曲で味わったことがない」
そして、この曲が終わった瞬間
「何とも言えない感覚」
が君にも襲ってくる!

そして気付いたら
「もう一度、盤を回しているんだ・・・・」
で、その繰り返しが
「俺の人生を変え」
「君の人生も変える」
んだよ!

針を落とせばボスはいつでも
こう励ましてくれる
「俺たちは走るために生まれて来たんだよ!」
ってね!

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「Rockの日」だからこそ「タイトに行こう」ぜ!それこそが「アメリカンROCK」の醍醐味さ!そう、「人生はロックンロール!」だ!そして俺たちは「走るために生まれて来た」のさ!

2021-06-09 17:26:22 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

今日6月9日は語呂合わせで
「Rock(ロック)の日!」
と云うらしい・・・。
それならば当然
「ロックについて書く」
しかないだろう?

しかも「アメリカンRock」!
そう、「アメリカが輝いて見えた・・・」
なんてトランプ後の今となっちゃ
笑い話みたいだよなぁ(苦笑)。

アメリカという土地に憧れ
その大地を頻繁に訪れ、感じたあの日々・・・
もうかれこれ「25年以上も前」の話になる。

俺はご存知の通り
「ビートルズな男」
なのだが、意外にも最初に訪れた海外は
アメリカ!しかもLA(ロス)であり、
その地へは
「ストーンズのライブ」
を見に行った・・・っていうね(笑)

まあ、この渡米は自分でも予想外の出来事で、
その半年後に、
「当時お付き合いしていた彼女」とイギリスへ行き
やっと「汚名返上となる」のだけれど・・・・(笑)
まあ、アメリカへはその後、
それこそ何度となく行くこととなるんだ。

俺が営っていた実店舗
「ジェリーズ」
のヒントも、実はアメリカにあってね!
「カウンター付きのヴィンテージ・ギター屋」
が向こうに有ったんだよ!
帰国してもソイツが頭から離れなくてさ。

ガレージでの演奏だって
当然アメリカン・スタイル!
改造したガレージでバンドが音を出す!
最高にクールだったから、
取り入れるに決まってる(笑)!

そうやって「俺の店」が
盛り上がっていったんだね。
でも、もうコレだって
「約10年前に終わった・・・・」
話なんだよね(笑)。

さて、俺を知る多くのミュージシャンたちの間では
「ボブ好き」の「デッドヘッズ」で
圧倒的に「アメリカンな人」
と思われているのだろうけれど
俺をよく知るプライベートな人には
「ただのビートル・マニア」
として認知されているワケで・・・(笑)

一方で今年から本紙を読んでいる人たちには
「XTC」や「ニック・ロウ」
などの
「ブリテッシュビート系」
と思われてもいるだろう。

しかし、待て!
「アメリカンROCK嫌い」
だなんて思われたら、ホント心外なんだ!
何故なら、
「タイトなアメリカンROCKにこそ、
真のアメリカ、もっと言うと、真のROCKがある!」
と、今でも俺は信じているからだ。

嘘だと思うなら
ZZトップの「ファンダンゴ」を流せ!
フィートの「ディキシー・チキン」を流せ!
そして、もう少し時代を手繰り寄せたければ
メレンキャンプの「ロンサム・ジュビリー」を流せ!

そうだ、それでイイ!
LPを裏返して、何度も何度も流せ!
どうだ?
タイトな演奏に「これぞ、アメリカン!」
としか呼べない音で溢れているだろ?

「絶対に他国では生まれないサウンド!」
それがアメリカという土壌であり
「アーシー(土着)で素晴らしい音楽」
を生んできた結果だ。

しかし、これらの音楽を
「旧き良きアメリカ・・・」
と呼ぶ人も居るだろう。
それが例え「ボブの音楽」であってもね。

何度もココで書いてきたが
ある意味「俺はビートルズがすべて!」だ。
しかし「ブリテッシュROCKが大好き!」
というワケでは決してない。

むしろ「アメリカン・ミュージック派」だと
自分では思っているくらいだし、
外に出てるミュージシャンとしての俺は
「圧倒的にアメリカン派」
ではないだろうか?

先にも挙げたとおり
「ボブ・ディランの音楽」
は、もう別格だし
「グレイトフル・デッドのライブ・スタイル」
ほどロックという音楽を
「ジャズのアドリブ世界へ引き戻した」
モノも無いだろう。

それに
「全てのポップス」

「アメリカの音楽」
そう!
「ジャズ」「ゴスペル」「ブルース」「カントリー」
から生まれている・・・
と言っても過言じゃぁ無いからね。

とにかく、俺たちは
「音楽に飢えていた」
から
「金を出して手当たり次第にレコードを買った」
んだ。
それこそ「色々な盤」を「本気で聴いた」んだよ!
その結果
「人生もリアルに考えた」

「大いに夢も見れた」
よね。

「音楽」
にしろ
「読書」
にしろ
「スポーツ」
にしろ
「本気」でヤレば
結果として
「何かを得る!」
ってもんさ!

「自分を甘やかさず、タフに生きる!」
こんなコトを
「アメリカンRock」
そして
「アメリカという大地」
から学んだんだよ!

「結局、誰も助けちゃくれない!」
ってコトもね(笑)。

とにかく
「アメリカンRock」
を聴き続けると
「俺、Rockな人生を生きる!」
って、誰もが思えちゃうんだから、
本当に不思議だよなぁ。

「タフでワイルドな道」
を歩みたくなる!もんねぇ。
きっと「前に向かせるパワー」
この「アメリカンRock」には
存分に溢れているんだね(笑)。

そして、
その「ロックな人生」ってのが
「コトのほか楽しい!」
もんなんだよ(笑)。

俺の人生を「大きく変えた」
そんなアルバムも
「アメリカンRock」
の大名盤だったのさ!

Bruce Springsteen「Born to run」

黙って聴けばイイのさ!

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「チャーリー・チャップリンはお好き?」映画ではなく「音楽家としての彼」を「ピアノ・トリオ」で聴く!ウォルター・ラング・トリオの「チャップリン・オン・ピアノ」は梅雨時期にピッタリ!

2021-06-04 13:37:03 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

「ジャズを細かく考えないで聴いて欲しい・・・」
これは一般リスナーへ対してはモチロンのこと
「マニアックに聴き込んでいる・・・」
そんなリスナーへ対しても、
始めに言っておきたいんだ。

「音楽をプレイする」
そんな俺たちにとっては、当然
「細部まで聴き込んで当たり前の世界」
でも
「楽器をヤラナイ」
そんな一般リスナー達にまで
「プロと同じ耳で聴いて貰う」
なんて到底不可能なお願いだからね。

特に
「ジャズやクラシックは小難しい」
と思われがちでしょ?
でも大丈夫!
結局、音楽って「気持ち良い」かどうか・・・
なんだから。

で、今回俺がレコメンドしたい盤は
「チャップリンの映画音楽集」
なんだよ!
どーだい?入り易いでしょ?

実は案外知られていないが、
映画音楽の作曲って
「当のチャップリン本人」
なんだよ!

まあ、
「共作が本当の所」
みたいなんだけれど
曲のテーマやイメージは全て彼のものなんだ。
楽器も多数操ったチャップリンだから、
不思議は無いでしょ?
(裏ジャケ写真はヴァイオリンを弾く彼!)

で、そんな「彼の映画」で使われた
数々の名曲を「ジャズ・ピアニスト」
「ウォルター・ラング」が美味く料理した!
そんな98年のデビュー作がコレ!

ウォルター・ラング・トリオ
「チャップリン・オン・ピアノ」

当時ラングは
「リック・ホランダー・カルテット」
に参加していて
(リックは来年2022年の日本公演が決定)
本作はその「リック・ホランダー」ご本人も
素晴らしいドラムで
本トリオの一員として参加する・・・
という熱の入れっぷり!

一聴して誰もが思うこと・・・
「美しい音色のピアノが気持ちイイ!」
そう「それが全て」なんです。
「細かく考えると切りが無い!」
って最初に書いたでしょ(笑)。

こんな雨の季節に
雨音をバックに流して頂ければ
「その気持ち良さ」

「心も躍る」
はずさ。

無論、眠ってしまっても構わないゼ。
きっと「イイ夢が見れる」
そんな気がするよ!

「ジャズ好きの皆」に対して少し書くと
本作は「ビル・エバンス・トリオ」に
「多少クラシック的ピアノ・アプローチ」を加えた・・・
そんな盤なんだよ。
どう?「マニアのあなた」にもイイでしょ?

本作の様に
「聴き易いJAZZ」
って、案外求められていると思うし、
「こーいう盤から入る」
からこそ
「JAZZを好きになれる!」
のだと俺は思うよ!

「たった1枚のアルバムで人生が変るコトだってある!」
こー書くと
「またぁ、MASHは大げさだなぁ!」
って言われるかな(笑)?
じゃぁ
「少なくとも雨が嬉しくなる・・・」
くらいで、どうだい?

いづれにせよ
「聴いて欲しい盤」
なんだよ!
さあ、チェックだ!

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6月に入ったら名曲「ウエディング・ベル」収録のコレだ!「Sugar」の1st「SUGAR DREAM」こそ「J-POP」の「隠れ名盤」に他ならんぞ!

2021-06-01 15:54:02 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

普通ならこの6月って
「ジューン・ブライドで華やかになる季節」
なんだけれど、コロナ禍の今じゃあ
「誰もがブルーな気分」だからね。
ソコに梅雨が入り込んで来たら
もう「ステイホーム」しながら
ターンテーブルを回すしかない・・・

そんな俺「MASH」が
この季節に聴きたい盤となれば
やっぱりコレ!
「SUGAR DREAM」 Sugar(シュガー)1981年作品

覚えている方も多いだろう。
そう!女性3人組のシュガーと言えば
「ウエディング・ベル」
という大ヒット曲が有るよね!
あの曲が出たのが81年なんだよ・・・。

81年と云えば
俺がまだ小学生の頃なんだけれど
実は「結構衝撃的だった」んだよ。

出会いはテレビの歌番組・・・
そう!
「ベストテン」や「トップテン」
みたいなヤツで見てね。
「イイ歌なんだけれど、何かコミカル・・・」
そんな事を思ってさ。

もう「ビートルズ」によって
「音楽に目覚めていた」
そんな俺だが、
女性には当然まだ目覚めていなかった・・・
ワケだから(笑)
キラキラして見えたもんだよ!

このシュガーに
「聖子ちゃん」とは「また違う良さ!」
を感じたのは、
「楽器を持って登場」していたからなのか
はたまた
「ウエディング・ベル」
で、乗っけから聴かせる
「オープニング・コーラスからのボッサ・ギター!」に移る・・・
「あのアレンジが素晴らしい」からなのか・・・。

たぶん
「その両方」
だったんだろうけれど、
とにかく
「J-Pop」では「もう本当に大好きな曲」
でね!
今でもコーやって
「盤」まで紹介しちゃうくらい!
なんだからさ。

さて、その大ヒット曲を聴くなら
「ベスト盤でいいじゃん!」
って思うでしょうが、どっこい
俺がコレを推す理由、それは
「ベスト盤の様に無駄な曲が無く、
 曲順も含めLPとして素晴らしい作品」
だからなんだよ!

三者三様のヴォーカルもイイし
自作曲も冴えている!
演奏もタイトで文句なし!
まあ、これは
「どこまで自分たちでプレイしているのか?」
は不明だけれど、ね。
そして
女性らしさ満点の可愛らしさ!
(コレ大事!)
に溢れているのだぁ!

はぁはぁはぁ・・・
少々興奮してしまったご様子。
失礼した!

実際「全曲が素晴らしい」ので
今日は珍しく駆け足だが紹介しよう!

A面
1)ムーピー・ベイビー
鍵盤担当の「ミキ」(写真中央)
が作詞作曲したオープニング曲は
ゲルドフ先生の「哀愁のマンディ」風?
鍵盤で始まる「Love & Peace」に溢れた名曲
ツボを押さえたポップソングとロックなバックに
ミキの鼻声ボイスが
「いつか平和な国に君がしてくれるんだね
 地球はばらの色 ばらの色」
と歌い上げ、最初から名盤の予感だ!

2)涙色キャンディー
今は亡きベーシスト「モーリ」(写真向かって右)
が歌う「お姉さんの恋模様」
無敵ポップス!
私事だが、1回だけライブをした
「俺の女装プロジェクト」
その名も
「涙色キャンディーズ」
はココからの命名!

3)バナナが桃(ピーチ)に恋をした
ギターのクミ(写真向かって左)の作曲で
歌も彼女だが、クミも鼻声で迫るので
慣れるまでミキと聴き間違えていた・・・
卑猥な詩は「Heart Box」となっているものの
恐らく彼女達3人の変名と俺は推測している。
コミカルさとラテンの融合が出色!

4)ごめんなさいね・・・
モーリの作詞作曲で、歌も彼女。
少し歌謡曲寄りながらも
彼女の染みる歌声には
ググッと引きずり込まれてしまう・・・

5)Love is moment
ボーカルはクミ。
これも歌謡曲にラテン・タッチのピアノが
絶妙にマッチ!
A面を終えるには最適なナンバーだ!

B面
1)おねむEXPRESS
ミキの自作曲で歌も彼女!
やっぱり「シュガーはミキ!」
と思わせる軽快なポップRock!
全編で聴けるブルース・ハープはあの大御所!
が吹いているぞ!

2)ふられBaby
レゲエタッチのポップナンバーに
気だる~い「クミ」の歌声がとても合い
タイトなベースと絡み合う。
ニクイのよねぇ。

3)ハートブレイク・バレンタイン
「ミキ」が歌うバラード・・・・
と思わせながら、
「ポップの極み」へ移り、ギターソロへ!
そして、また・・・・。
「演奏とアレンジがここまで曲の雰囲気を変えるのか!」
と幼少期に驚かされた曲であり
勉強させて頂いた曲。
今でも聴くと発見が多いゾ。

4)ウエディング・ベル
説明不要の大ヒット曲!

5)Sugar Dream
三者三様で恋模様を歌う・・・
再び「Heart Box」なる名の詩は
コミカルで楽しい。
それでも「お姉さんってイイなぁ・・・」
と、幼少期の俺に植え付けるには十分だった!
ラストは「少しビートリー」でニッコリです(笑)。

ふぅ~終わった(笑)。

ちなみに本LPでギターをプレイし
全曲でアレンジを担当する
「平野融(とおる)氏の功績」
と自作曲以外でのソングライター
「吉田喜昭氏の功績」
は、とにかく大きい!

今こそ本作!
特に「バンドをやってみたい・・・」
そんな
「中高生」にこそ
聴いて欲しいぜ!
「男女の恋模様」って
今も昔も変わらんからね!
って、コレ読んでいるかなぁ(苦笑)。

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コレを聴かなきゃ「人生損してます!」 そんな「デヴィッド・バーン」の名盤「Look into the eyeball」を紹介するゾ!

2021-05-31 15:50:52 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

先日から徒然に書いている
「嫌いになれない盤」
のお話を、今日もおひとつ。

信じられないことだけれど
2000年ってもう21年も前なワケで・・・・
この2000年以降に聴いたサウンドで
「コレだ!という音楽」
に、俺はそれほど出合っていないんだ。
まあそれが事実だから仕方がない。

そもそも音の録り方も
いよいよプロトゥールズが出て来て
「エモーショナルさ」
は、当然薄れて行ったよね。

俺とそのバンド「ハイ」が
最後にスタジオで録音をした時も
当然プロトゥールズでヤッタしね。
まあ、演奏は一発録りで、
歌入れとギターソロみをカブセたんだけれど、
それでもアナログの質感は出せなかったね。

ところで、そんな中
2001年に突如として出されたのが
デヴィッド・バーン「Look into the eyeball」
だった・・・。

衝撃的で、感動的で、
しかも、嬉しくて泣けてくる・・・・
そんなアルバムでねぇ。
でもコレ、あまり日本で聴いている人は
いないのかもなぁ(苦笑)。
この20年間、本作について
人と話した記憶が無いもんね。
(勿論、俺から振ったことは何度かあるが・・・)

ちなみに
「ハウリンメガネ」とヤッている「対談」!
そう!
「イーノから紐解くロックの歴史」

彼との対談記事はコチラ ↓

https://blog.goo.ne.jp/12mash/c/f4bb70881178099efe2e09df9fa43374

アレの最終型あたりで必ず出てくるバンド
「トーキング・ヘッズ」
のリーダーが、この人なんだよ!
覚えておいてね。

で、元々
「様々な音楽へのリスペクト」
が見られた彼だけれど
ここでは「その集大成」として
全ての面で俺たちを圧倒したんだ。

いつも「凝りに凝るリズム」は、
乗っけから健在なんだけれど
「歌に力を入れたお陰で
 メロディも素直になって」
そのメロディが
「心の深みに入り込む」
とにかくバーンの声と共に
「歌が素朴に入ってくる」ワケよ!

ヘッズ時代も含めて
俺は「本作が一番好き」なんだけれど、
やっぱり「良い歌詞」と「良いメロディ」
ソコに加えて「良い歌」「良い演奏」が
「実験ではなく、完成形として提示された盤!」
となった所が、傑作にツナガッタ所以でしょう。

俺としては
最初から3曲目までで、
当時すでに感涙していたもんだよ!
「こんなバーンが居たなんて!」
って、もう嬉しくてさ。

特に3曲目の「The great intoxication」
で聴かれる
「寝室でレコードをかけているのは誰?」
って歌詞がタマラナイ!
まあ、「自分を歌われている様だから・・・」
ってだけでね(笑)。
もうハイ!っと手を上げて
「俺!俺!」って言ってたもん!

ほんと、その歌詞を書く気持ち
「分かる!分かる!」
ッてな気分(笑)。
とにかく「詩の面でもシンプルで分かり易い!」
そんなバーンは想像していなかったからねぇ。

音としては、
これほどまでに上手く「デジタル録音」をこなし
温かみのある「アナログ的サウンド」
を創り上げた点も大きいよね!
さすが
「レコーディングを知り尽くした男」
と舌を巻く出来栄え!だ。

そして勿論、全体的に
「ビートルズとボブ・ディランが混在している」
という辺りも、やっぱり
「俺のハートを揺さ振り続ける理由」
に他ならない。
本当に「嬉しくなる盤」なんですよ!

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本日80歳を迎えた!我らが「ボブ・ディラン」という男は、いったい何者?

2021-05-24 15:12:15 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

「ボブが80歳になる」
と云う・・・

しかし、まあ
「日付や曜日の感覚も乏しい・・・」
そんな
「コロナ生活」
に慣れ過ぎちまって
今日が「5月24日」だってコトを
すっかり、忘れていてね。
そう、今日は「ボブの誕生日」なのさ。

そんな俺だが、朝から何も変らず
毎日習慣で聴いている
「NHKラジオ第一」
こちらでも、さすがにボブくらいになると
何度も曲が流れるんだね!
と素直に驚くばかり(笑)。

「今日は誕生日です・・・」
と言われながら
『 Like a rolling stone』

『天国の扉』
なんかが聴けたんだよ!
「オメデト!ボブ!」

さて、ボブについて
「何かを書け!」
と今更言われても、
案外困ってしまうもんでねぇ・・・(笑)。
本紙ではボブについて
常に「ちょこちょこ出てくる」でしょ?
それじゃぁダメ(苦笑)?

「ダメ!」
という声が多数聞こえて来そうなので
じゃぁ、書くことにするよ・・・

えっーと
「ボブ・ディランの偉業」

「偉大過ぎる音楽」
について
ココでツラツラと書くなんて、
全く気が進まないので、
(既に先日俺も語りつくしたからね!)↓

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/2db1a0107f80c21a7209362a05da1d78

今日は
「俺にとってのボブ!」
について書くよ。

「ボブ・ディラン」
という人は、実に「良い位置」に居ると
俺は思うんだけれど、それは
「彼の音楽活動に自由を感じるから」
に他ならないワケで、
ここは憧れるところなんだよねぇ。

ちょうど1年前、
副編集長「ハウリンメガネ」との対談で
「ボブの新作」を取り上げたじゃない!(↓)

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/b912968f0838c6ceeea7f6d1662dc486

アレも良かったんだけれど
やっぱり「音楽へ向き合うスタンス」がね、
もう絶妙だからさ!ボブは!

実際、俺を
「ボブ的な音楽との向き合い方」
へ向かわせた・・・その張本人なワケでさ!
そして、やっぱりソコには
「彼のライブ」
に接し続けた・・・
そんな経験から来ているんだよね。

俺自身の音楽活動も
「基本はライブ」
だと思っていて、
もっと言えば
「ライブだけヤレれば、それでイイ」
ワケですよ(笑)!

「生ギターを片手に、歌える場所で歌う」
その日の気分で曲を選び
「コレやろう、アレやろう・・・忘れてたこの曲も!」
なんてさ(笑)。
それが出来れば十分だね。

で、「一時期のボブ」にも
バンドが後ろに居るにせよ
「ソーいう感じのステージ」
が、頻繁に行われていたでしょ?
アレよね!アレ!

最近は「Withコロナ」だから
「自分の音楽を配信する人」も増えたけれど
俺はヤラナイし、やっぱりリアルがイイよね。

家でギターを弾いて歌ってたりすると
「配信すれば?」
なんて声も出るもんだが、
まあ、興味ないんだよ(笑)。
ただ、いつ呼ばれても大丈夫な様に
ギターも弾くし歌も唄ってはいるんだよ!

で、やっぱり
「ライブ曲のレパートリー」
には
「ボブの曲」
も当然入ってくるわけでさぁ!
ブルースマン的にも
「ボブの曲」
ってビシッとキマルから
外す訳にはいかんのよ!

ざっと上げてみようか?
俺のステージでは
「もうここ20年くらいエンディング曲」

『 I shall be released』
だし、クライマックスでは
『天国の扉』
もよく唄うんだよね!

その他にも気付いたら色々な曲・・・例えば
『 Under the red sky』
『 Masterpiece』
『 Love Sick』
なんかが口をついて出る。

まあ、多くのミュージシャンのお手本!

それがボブだよね!

世界中がパンデミックの中で
「80歳を迎えたボブ」
彼の健康を祈りながらも
まずは自分たちが真っ先に予防しないとね!

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「XTC」 について、もう少し書こうか!

2021-05-17 15:27:07 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

今や「音楽界」は
目まぐるしく変ってしまった。
CDから配信に移行され、
より手軽に、身近になった反面
完全に「消費されるべきもの」
と化してしまった。

まあ、元々「音楽を真剣に聴いていた層」が
如何ほど居たのか・・・俺には分からないが、
人のニーズは多様化し、
それに伴い忘れさられる・・・
そんな「ミュージシャン」や「音自体」も
今後多くなるコトであろう。

俺自身は「音楽をプレイするコト」に対し
「ある種のアキラメ」を感じているし
別に「ソレが全て」とは思わないから構わないが、
「良い音楽が忘れ去られて行く・・・」
コトには相当の危機感を持ってはているんだ。

さて、実際先日も取り上げた
「XTC」みたいなバンドは
今や中々聴かれないでしょ?
以前サザンの「桑田氏」は「歌の上手なサル」
と自分を評していたけれど
この「XTC」で歌うパートリッジこそ
「歌の上手なサル」に相応しいじゃぁないか!

褒めているんですよ(笑)!
聴いていて痛烈にそう感じたんだ。
それほど売れる訳でもなく
ずっとGood Music!
を造り出して来た・・・
この親父こそ「サル」そのものだろ!

話のツイデだから「桑田氏とサザン」
についても触れてみよう。
言わずと知れた日本の大御所であり
Bigグループであろうけれど、
聴き比べると「差は歴然!」なのである。
間違いなく「サル」なのはパートリッジ親父であり
桑田氏は理性的な人間ですよ。
だって、「ちゃんと売れる音楽」を
時代ごとに作ったでしょ?

「ある一定の層に訴えかける」
という点では、両グループとも双璧だろう(笑)
しかし、今でも「音楽」として聴け、
「残したいし、紹介したい・・・」と思える
そんな「XTCのサル加減」は実に素晴らしく
「脱帽」を通り越して、もはや「脱カツラ」だ!

そして取り外したその「カツラ」を
返す刀で「パートリッジ親父」にカブセてヤレ!
きっと親父は大喜びするコトだろう!

結局、時代も何も関係なく
「湧き出て来たものをレコードにした」
そんな「XTC」だからこそ、
今も聴けるのだろう・・・。

奇しくも
「デビューから歩んだ栄光の時代」が
サザンと「XTC」では、ほぼ重なり合う。
しかしこの「XTC」は、もう解散したに等しく
サザンはまだ続けているようだ・・・・

そして不意にラジオでサザンが流れたりすると
とても「懐かしく」感じたりする・・・
当然だが「XTC」はラジオでは流れない。
まあ「自分で流す」から、
その必要は無いのだけれど、
彼らの音に「懐かしさ」は皆無だよね。

「XTC」のサウンドって
常に何かを今でも感じる・・・
強いて言えば
「ポップの中にちゃんとアートがある」
でしょ?
これって凄いコトだと思うし
やっぱり「コーいう音」は貴重なんだよなぁ。

恐らく俺と同じ様な多くの
「音楽好きなサル」が、
彼らの音を聴き続けるのでしょうね。
無論、それでイイのだ!
と、俺は思っているよ。

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嫌いになれない盤・・・その3 「エイミーマン」の「Lost in space」に、恋しちゃう!

2021-05-15 14:03:02 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

サッカー「日韓ワールドカップ」
俺は3試合ほど「会場で見た」記憶がある。
あの時の俺は「アイルランド代表」
熱烈に応援していてね!

その「アイルランド代表」の戦いぶりばかり
3試合も追いかけたもんだよ!
とは言え、今日はサッカーの話ではないんだ・・・・。

先日から徒然に書いている
「嫌いになれない盤」
の中に
「このワールドカップの年に出た作品」
が有るんだよ!
今日はそのお話を、おひとつ。

時は2002年だ!
「つい最近!」
と思ってしまう、そんな俺は
「一体どーいう感覚をしているんだろうか?」
コーいうコトを考え出すと
自分でも不思議でならないのだが、
確かに随分昔の話となる様だ。

エイミーマン「Lost in space」

が出たのは
そんな「ワールドカップの熱狂」が覚めやらぬ
「2002年夏の頃」だった。

本作を聴いた瞬間
この「引きズル様なオープニング」から
既に傑作を予感させたもんだが
今でも色褪せるどころか、深さは増し続け、
いつでも聴く者に訴えかけてくる・・・
これが「彼女の世界」なんだ。

「透き通る哀しさ」
とでも言おうか・・・この女性が醸し出す
そんな「不思議な魅力」
本作でピークに達した!
と言えるだろう。

「ビートルズ」と「ボブ・ディラン」の影響下
忠実に「音楽ファン」として振る舞った結果
「こんな女の子が出来ちゃいました!」
って現れた、あの80年代のバンド時代から
成熟に成熟を重ね続けた結果
「こんな女性になりました!」
という堂々としたこの感じ・・・・
音に表われてるもん!

そして「何とも言えない憂い」を秘めた
本作の「美しさ」には
「女性ならでは」の「強さ」も垣間見れ
聴く者を最後まで離さない・・・。

最後に
彼女の「歌声」について
書かなきゃいけないよね。

「エイミー」は「ジャニス」の様に
「一聴して特殊な癖が有る」訳ではない
それどころか
「特別に掴みどころが有るわけではない」
のだ。

しかし、そんな彼女なのに
「エイミーだと分かる」
のはナゼだろうか?
それは「説得力のある歌声と曲調にある」
と俺は思っている。

一聴すると「ビートリーな曲調」なのだが
ボブ的な解釈による・・・
そんな「アメリカン・ミュージック」を上手く取り入れ
「60年代Rockの重さ」や「憂い」を
「なんとなく継承」してしまっている点・・・
ソコが予想外にも「リスナーには気持ちイイ」のだ。

「どこかで聴いた音楽」
のハズなのに
「どこにも無い!」
そんな「エイミーマンの世界」
本作は仕上がっていて、
心の底から嬉しくなるんだ。

あまり語られることが無い彼女だけれど
間違いなく
「素晴らしいミュージシャンのひとり」
だね!
この機会にぜひ!

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嫌いになれない盤・・・その2 「XTC オレンジズ&レモンズ 」でもいかがでしょう?

2021-05-13 13:41:28 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

今日も昨日に引き続き
「嫌いになれない盤」
のお話をおひとつ。

いやぁ、何度か出ているけれど
久々に出しちゃいましょう!
「XTC」です!
しかも
「オレンジズ&レモンズ」1989年作品

昨日のニック・ロウ作品同様
「モロにビートルズ臭がプンプンとします!」
しかも、全編通して香ってくる!
「だから聴ける!」
ってのも、当然ある俺なんだけれど(笑)
(この辺りは過去の数多有るバックナンバーをどうぞ!)

実は本作が出た時って、俺は中学3年生とかで
卒業を控えた受験後とかでさぁ・・・。
なんか聴く度に「哀しくなる」んだよねぇ(苦笑)。

ご存知の方は
「えっ、このカラフル・サウンドで哀しいって?」
な~んて思われるでしょうね。
で、特にスマッシュ・ヒットした
「The mayor of simpleton」
がスコブル哀しい・・・。
きっと当時、何か有ったんでしょう(笑)。
まあウィスキーを飲みだした頃でもあり、
この頃に初の家出(!)
とかも経験したんだけれどさ(笑)

でも、強烈に覚えているコトと言えば
本作を俺のホームタウン「藤沢市」に唯一有った
「輸入盤」を売るレコード店!
そう。「西武デパート藤沢店内(WAVE)」
高校受験明けで、気分も晴れやかに
意気揚々と買いに行った時のことだ。

行くじゃぁない、でも新譜のレコード棚に無いんだよ!
馴染みの店員さんに聞いたら
「カセット・テープしか入荷していないですねぇ」
と言われちゃってさぁ。
物凄く落ち込み、手ぶらで帰宅した・・・・んだよね。

ずっとレコードを手に入れられなくて
仕方なく1年後くらいには
「CDデッキ」も買って「CDで買った」んだけれど、
「やっぱりレコードで聴きたかったなぁ・・・・」
と聴く度に感じていたんだ。

さらに言えば、このジャケットも素晴らしいでしょ?
だから尚更「30cm正方形LP」で眺めたかったぁ。
そんな幼少時代を思い出すのかもね。

レコードに慣れ親しんだ俺には
どうもCDという媒体に違和感があってね・・・。
しかも、この「素晴らしいサウンド」を
CDで聴かなきゃならないなんて・・・・
余計に違和感を感じたのかもしれないなぁ。

とにかく何度も何度も繰り返し聴いた盤だし
「俺にとってのXTC」と言えば
本作のひとつ前「スカイラーキング」から
究極の「アップル・ヴィーナス1」までだ!

この「怒涛のポップ群」と言える4枚
今もコッソリと聴いているね!
そして、「俺の中の何か?」
「揺れ動かす」んだよ。

聴けば分かるさ!
君も何かを動かされてみたら?

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嫌いになれない盤・・・Nick Lowe 「Labour of lust」(US盤)についての「思い出話」でも、おひとついかが?

2021-05-12 14:39:12 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

「嫌いになれない盤」
そーいうのが俺には
「かなりの数」存在する。

そして、その理由が
「ビートルズ・フォロワーだなぁ」
って思ったりする盤・・・・
だったりするもんだから、
余計に性質が悪い。

さて、そんな
「ビートルズ好きが作ったに違いない盤」
の中で、特に幼少期の頃から大好きな盤がコレ。

「LABOUR OF LUST ニック・ロウ」 1979年作

まあ色々な角度から
この盤を聴くことが出来るし
語ることも出来るんだけれど、俺としては
「良質で楽しいロック・アルバム」
としたいのね。

まあ、この後に「ロックパイル」を組み
人気を博す連中が録音に参加している・・・
そんなわけだから、当然サウンドも充実しているし、
全編で聴けるニック・ロウのベースも素敵なんだ。

言うに及ばないわけだけれど、
やはりそのスタイルは
「ポールの雰囲気」がプンプンと漂い
俗に言う「パブロックな男気」よりも
「良き60年代のビートリーさ」が際立つ!
と俺は思い込んでいるゾ!

まあこの盤、実を言うと
「UK盤」と「US盤」で曲目が違い
そこで「かなりの差」が出るのだ!
で、俺は「US盤の話をしている」わけです。
今も「US盤だけあればOK!」な感じだね。

これは幼少期からの慣れも有るんだろうけど
「UK盤だと多少の渋味」が出てしまい
俺の聴いた本作品とは「全くの別物」となる!
やっぱり
「Big Kick,Plain Scrap!」
から次の
「American Squirm」
に雪崩れ込まないとダメでしょ!

まあ、コレは俺の幼少期
最初に手に入れた盤が
「たまたまUS盤」
だったから・・・・って話なだけ、
なんだろうけれど、もしソレがUK盤だったら
「ここまで好きになれなかった」
かもしれないからね。

よって、このレビューでレコードをお買い上げの場合は
十分にご注意して頂きたい!
俺は強く「USオリジナル盤」をオススメするぞ!

ちなみに現在発売されているCDでは
「USとUKに入っていた曲が両方収録されている」
ようだね。

余談だが幼少期に
「動いているニック・ロウをどーしても見たい!」
と思い
「西新宿エアーズ」にて
「ロックパイル」のブートLIVE(VHS)
を購入した記憶がある。

ドイツのTVライブで有名な
「ロックパラストLIVE」だったのだが、
コレも今や「正規盤DVD」が堂々と!
出ているみたいですね(笑)。

時代は変わる・・・・
あの頃の「エアーズ」が、
なんだか「とても懐かしい」。

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「日々の虚しさ」に聴く、聴く、効く!そんな「ジャズ・ライブ盤」がコレだ!

2021-05-11 15:47:08 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

ムナシイ・・・
この国で「日々を過ごす者」にとって
今国会での「クダラネエ総理答弁」を聞いていると
きっと誰もが「そう思う」ハズさ。

「亡くなられた皆さんには心からお見舞いを申し上げる・・・」

とか、平気で言葉も間違って使う・・・そんな「菅総理」でしょ?
もう本当に「心無き人」だよなぁ。ってね。
(ふぅ~。タメ息)
「他人事」もココまで来ると、冷酷を通り越して鬼だね。鬼!

正直、こんな人がトップで君臨する自民党政権には、
俺自身、当然「飽き飽き」しているんだけれど、
まあ、国民が選んじまったんだから、運のツキさ。

さて、この「暗く、ムナシイ世の中」で
日々「気持ちを維持し続ける難しさ」
皆だけではなく、当然、俺も実感しているのよ!
で、
「何をしてモチベーションを上げているのか?」
と言うと、やっぱり「音楽」なんだね。音楽!
プレイもそうだが、聴いてもいるんだ!

じゃぁ何を聴くのか?
まあ「どーしようも無い時」には勿論
「ビートルズのUKイエローパーロフォン盤」
を聴くけれど(笑)、
大体はJAZZ(ジャズ)
しかも「ヴォーカル・レスの盤」
を聴くことが多いんだ。

特に俺は「ライブ盤」が好きでね!
「スタジオ録音盤」よりも、
さらに「エモーショナルな瞬間」が多い!
ソコが「ライブ盤」の大きな魅力なんだ!

また「歌なしジャズ」を聴く大きな理由は
「歌が有ると考えてしまう・・・」からなんだね。
「こう歌った方がイイ」とか
「真似してみよう」とか
まあ色々と、自分に置き換えてしまってさ。
つまりは「勉強」の様になっちゃうワケだな。

純粋に
「日々のムナシサから開放」され「音楽に酔いたい」
と思う時には、自然と
「ギター・レス&ヴォーカル・レスなジャズ」
を聴いてしまうね。

最近は若き日の
「ウィントン・マルサリス」
を大フューチャーした
「アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャー」

「 ライブ・アット・バッバス’ 80」
(写真は抜粋盤)
をよく聴いているな!

小さいハコでの大熱演!
「コレぞライブ!」という「グルーヴ感溢れる名演」
というコトは言うまでもないのだが、
やはり「マルサリスの情熱的プレイ」が聴きモノだ!

「縦横無尽に吹きまくる」
そんな彼の若さが
「とんでもないジャズ演奏」を創り上げてしまった!
「リーモーガンじゃないのか?」
と、思ってしまうプレイから
「ブラウニーみたい」
と、ウットリする美しさまで、
どこを取っても素晴らしい!

コイツを聴いている時は
「ムナシサから開放される」んだ。
一瞬だけだけれどね・・・(笑)

《 編集長「MASH」筆 》
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雨の鎌倉でジャズを聴く…

2021-04-29 15:02:19 | 編集長「MASH」のレコードラック(音楽紹介)

鎌倉は雨。

コロナの拡大を抑えるには

「恵みの雨」だね。

 

しかし、こんな雨の日には

ジャズを聴くに限る!

手当たり次第に聴きたくなる…

そんな気分だ。

 

何枚か盤やディスクを出して

ボッーとしながら聴いていると

ふと雨音とシンクロして

実にイイ、今日でしか味わえない

そんなサウンドの出来上がりだ。

 

そうこうしていると

パンの焼ける良い香りが漂い始めて

より心のスイング感が増す結果となり

それぞれの楽器の音色が鮮やかになる。

 

俺が古いジャズを愛する理由は

音が加工されていないからだ。

加工された音は美しくないし

とても疲れるんだよ…。

 

それに、俺は楽器が奏でる

「生のサウンド」が好きなんだ。

特に雨の日に聴くなら尚更だよね。

 

《編集長「MASH」筆》