「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」(第23回)六十里越「3日目、最終日!」

2020-09-29 11:20:01 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

さあ今回連発している只見の旅「六十里越」も3日目、
いよいよ最終日だ!
でもすんません、2.5日目からのスタートです。

読み逃した方はこちら
1日目
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/c0f2213303102ce8cf8fc808b72ed184
2日目
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/2f47b5929da9f1cf0a84af82593aa336
をよろしく!

前回は福島県側から新潟県側へ
無事に峠を越えたところでした。

いや~、やっぱ長いよ!「六十里越」(笑)
走りごたえは十分だ。
景色はもちろんのこと、峠ならではの
幾度となく続くヘアピンカーブ。
長く峠道が楽しめた。
ただ夜走るのはきっと心細くなってくるゾ(笑)
それくらい山深い。
これだけの道路を通すの大変だったろうなぁ。

只見から峠に入ったところで
ほどなく湖畔の駅「田子倉レイクビュー」。

ここから遊覧船が運航し、
湖上から只見の自然が満喫できる。
軽い食事ができて、お土産コーナーもあるよ。

こっから先は車を停めて
景色をゆっくり楽しめる場所は正直少ない。
しかし1ヶ所絶景の撮影ポイントあり!
(それは後ほど)
途中、新設された休憩所とトイレが1ヶ所あるのみ。

新潟県側へ峠を下り、
いったんR252を右折し県道385へ。
この道を登った先には只見四名山のひとつ
「浅草岳」。
只見四名山だけど越後山脈のほぼ中央、
新潟県との境にある山で1585m。
上級者の山だ。いずれ挑戦したい。

ツーリングマップルによると
そのずっと手前に「浅草山荘」という温泉施設が!
もうすっかり汗は乾いてんだけど、
どうしても温泉に入りたい!

オーマイガッ!
休館日。。。
はい、そうですか。
ちくしょ~!
ショックで今回も写真を撮るのを忘れたよ。

しゃ~ない。
風呂は後回しにして県道385を登り、
「新潟県立浅草山麓エコ・ミュージアム」へ。

ん!?
ここまでのフレーズはどっかで聞いたな(笑)

ここは入館料無料だ。
小さなお子さんのいるファミリー向けの施設。
しかしコロナの影響で規模を縮小し、
自慢の散策路も閉鎖して営業中とのことでした。

県道を戻りR252へ。
(旧)入広瀬村へと向かう。
もう夕方だよ。
今日の宿、道の駅「いりひろせ」の場所を確認。
すでに営業終了時間。
さて、意地でも風呂に入りたいので
近くの「寿和温泉」へ。
お~~~!「営業中」(笑)

朝一番で登山して、
汗だくになって、2ヶ所も温泉空振って・・・
ようやく念願のお風呂に入れました。
北島さん風に「超気持ちいい~!」

こちら、内湯施設(700円)と露天風呂(600円)
で別料金です。ならば、今回は露天風呂の方へ。
洗い場はもちろんあるし、貴重品ロッカーは無料だ。
畳の休憩所もあるし、こっちだけでも十分。
お湯は無色透明で、ちょっと塩っぽい?ぬるめの湯。
のんびり浸かりました。

施設で(人生のベテラン)お姉さまに聞いた
Aコープでつまみと酒を買い込み、道の駅へ。
明らかに泊の車が自分のほかに1台。
駐車位置や装備からして旅慣れている感じだ。

お待ちかね、やっぱり酒宴をしなきゃねえ(笑)
「誕生日登山」と「六十里越」と無事に目標を達成し、
めでたく乾杯!!
そして夜は静かにふけていく。

ここからが3日目、最終日になります(笑)

それにしても、匂うなあ。。。
いや、身体じゃないよ!(たぶん笑)
車中泊が続くと、どうもね。
酒飲んだり食べたりしているから、仕方ない。
そこで登場するのがコレだ!

「空気を消臭ファブリーズ」!(笑)
さすがに日中は爽やかな車内でドライブしたい!
こいつを車内に惜しみなく噴霧し、
その間に車外で軽く準備運動。

すると、どうだろう!
まるで魔法のように!
魔法のように。。。?
もう一回よく噴霧しよう。

さあて新潟県へ来ているわけだけど、
来た道を戻ります!
そう、R252を新潟県側から福島県側へ
「六十里越」するんです。

峠好き、道好きな人は
たぶんみんなそうだと思うけど、
どっちからも走ってみたいよね?
特に峠道は表情が大きく変わることが多いんだ。
両側から走って確かめたいじゃないか!

平日の朝ってこともあり実に快適だ。
しかも昨日より天気もいい!
この道は豪雪地の峠道ということで
「スノーシェッド」が多いのが特徴だ。
知ってる?わかる?
写真はないけど道路に屋根を付けた
半トンネルみたいなの。

谷側は塞がれていなくて光が入るんだ。
雪崩対策なんだね。
で、今回はじめて気づいたんだけど
中には「ロックシェッド」って名前のも混ざってたんだよ。
転がり落ちてくる岩石対策なんだろうね。
構造の違いは判らなかったけど新たな発見だ。

そしてやって来ました。
昨日来るときに目を付けていた「絶景ポイント」!
あっ!先客たちがいる、やはりそういう場所なのか。

朝の光と雲の残る神秘的な風景がそこにはあった。

この光景に出逢えば
今回の只見「六十里越」の旅は大成功、
もう大・大・大満足だ。

只見駅前まで戻り、
ここで国道252に別れを告げ
国道289で南会津を東へ進む。
3桁国道大好きなフクシマンだが、
この「奥会津エリア」は走っていて実に気持ちいい!
特に好きなんだ。

バイクでも車でも
自然を感じながらゆっくり走れる。
山の暮らしが残る集落も通る。
独自の文化が残っているのが感じられる。
まあ、開発はもちろん進んでいるけれど
空気も川も十分にきれいだ。

南会津町、道の駅「きらら289」
コチラは朝ぶろ目的で寄るも開店前。
その上、火曜日は温泉お休みだって。
国道401、352と乗り継ぎ道の駅「番屋」。
この辺りは「そば栽培」が盛ん、そば食べたいなぁ。
しかし開けたばかりのようで、お掃除とかで準備中。
残念ながら、そばは断念した。

どうも移動している時間帯が悪いようで、
開いている道の駅に縁がないらしい(苦笑)
どこもコロナで時短営業。
始まるのが遅くて終わるのが早い。
今回はしゃ~ないね。

道路沿い、無人でトマトが販売されている。
南会津ブランドの筆頭といえば
「南郷トマト」。
これは路地物だから
「南郷トマト」ブランドを名乗ってはいない
しかし、間違いなくおいしそうだ!


一袋300円なり。
このトマトを見たら、
お蕎麦でなくて「トマトラーメン」が食べたくなった。

会津鉄道「会津高原尾瀬口駅」。
そしてここは「野岩鉄道」の終着駅。
つまり鉄道で来る人には「会津の玄関口」だね。
駅向かいの建物に「お食事処」の、のぼり旗。
「憩の家」
お土産物屋とお食事処が一緒に入っている。

食事できますか?
恐る恐る訪ねてみると
「ちょうど準備できたところよ」。
お食事処「恋路茶屋」さん
素敵な店名じゃないですか。
受け渡し窓口に手づくりのポップで
「トマトラーメンやっとこ出来ました」。
(「やっとこ」ってのが可愛いね)
うおっ!やった~!早速注文。

出来がってきたラーメンを見て驚いた!!
予想に反して「スープが透明」なんだ!
スープをひとくち…
感想はトマト出汁のしっかり目の味付けで、
トマトの酸味が後を引く。

食欲があまりない人でも、これなら
ペロッと食べられるんじゃないかな。
お店の(現役)お姉さんに訪ねると
「トマトがしっかりと完熟してからメニューに載せる」
とのこと。
つまり早出ししないで、旬を迎えて
なおかつ一番おいしくなってから出すんだって。
コダワリだぜ!

なんと!
今シーズン「最初のトマトラーメン」だそうだ!
俺はなんてラッキーな人間なんだろうか(笑)
それと「透明トマトスープ」は
こちらのオリジナル開発で、
南郷エリアでも珍しいとのこと。
10月中頃までは食べられるそうです。

「恋路茶屋💛」を出発し南会津の中心地「田島」へ。
「田出宇賀神社(たでうがじんじゃ)」を参拝。

ここまで無事に旅ができたお礼と、
残りも無事に旅ができるようお願いした。

「イイトコ探訪 福島県!」
を読んでくれてありがとうございます。
今回の只見旅は9月6,7,8日に強行した
「車中泊2泊3日」の旅でした。
まだまだこのエリアの魅力をお伝えできていないのは
筆者の力量不足。

ただ10月中旬ごろの「紅葉」シーズンは
間違いなくおススメ!
皆さんも予定を立ててみたらいかがでしょうか?
自分のスタイルで「独自旅」を
ぜひお楽しみ下さい。

ちなみに「八十里越」
(只見町と新潟県三条市を結ぶ)
は2023年の開通を予定!
今から楽しみじゃのう!

《「フクシマン土屋」筆 》


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」(第23回)六十里越 「2日目」

2020-09-25 12:13:00 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

今回は前回の「六十里越 1日目」の続き。
早速2日目のスタート!
さあ、ドーンと行ってみよう!

とっとっと、
話しは1.5日目からスタートさせてくれ。
1日目がまだの人は以下をお忘れなく!https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/c0f2213303102ce8cf8fc808b72ed184

いや実は夜中にヤツに起こされてサ。
たいへんだったんだよ。。。

犯人は「蚊」だ。
こいつの羽音が気になって眠れない眠れない。
想像しただけでもイヤでしょう?(笑)
窓はほんの少ししか開けていなかったのに
ヤツはコッソリと入り込んだらしい。
暗い中では捕まえられない。
かと言って明かりをつけて車中
蚊を追っかけるのもアホらしい・・・。

そこで登場するのがコレだ!

「虫よけスプレー」。

顔とかに塗っても大丈夫なヤツ。
コレを顔や首筋にたっぷりつけて、
頭からタオルをかぶっちゃう。
うん、どっかに行ったみたい静かになった。
お休み…(笑)

それにしても、、、
どんだけ美味しそうなにおいがしてんのかな、
オイラの車。酒の香りかな(笑)。

さあ2日目の始まり~。
今日が旅のメイン!
「会津のマッターホルン蒲生岳登山」
念願の・・・・
じゃないな初めてじゃないから。
でもまあいいか、念願の「六十里越」だ!

峠越えは実に楽しみ。
とは言え、まあまあのトラブル?
に見舞われもしたんだけどね(苦笑)。

夜の間に軽く雨が降ってたけど、
コレくらいなら登山には影響ない天気。
ただ朝方の冷え込みは思ってた以上だった。
毛布だけでは足先に寒さを感じたよ。
寝袋は持ってきてたけど
昨夜の車内は暑かったから使っていなかったんだ。

ここ道の駅「尾瀬街道みしま宿」
実はビューポイントなんだよ。
(今風に言うと映え?ばえ?ポイント?わからん)
駅にある「展望デッキ」からの眺めはこんな感じ!

どう?いいでしょう!

そしてここから遊歩道10分くらいの所にある、
よく「ポスターとかで見かけるイメージ写真」がコレだ!


(三島町のホームページより参照)

冬景色だけど(笑)
「JR只見線只見川第一橋梁ビューポイント」。
ここへ行く最寄駅からのバスだったり、
ツアーがあったりするくらいだ。
ぜひとも行って、その目で確認してほしいゾ。

「R252」を西へ進む。
道路沿いには朝もやのかかった
「只見川」が並行して進む。幻想的だ。
この辺はいい温泉もある。
「宮下温泉」、「早戸温泉」。
そして美しいカルデラ湖「沼沢湖」。
無論キャンプ場も有り!
開店前の道の駅「奥会津かねやま」もスルー。

そしてJR只見線の「あいづかわぐち駅」。
2011年3月11日・・・
「東日本大震災」とそれに伴う
「東京電力の原発事故」。
こうした中さらに追い打ちをかけるように
2011年7月に「新潟・福島豪雨」が発生。

只見線は
鉄橋の流出や土砂崩れによる線路の崩壊など、
甚大な被害を受けたんだ。
ここから只見駅間は現在でも不通。
バスによる代行輸送になっている。

現在は復旧工事が行われ、
2021年度中の運行再開が予定されている。
そんな只見線を応援する運動が
「只見線応援団」

フクシマンも、もちろん会員だ。
興味のある人は検索してみてくれ。

この辺りは金山町。
ここで有名なものと言えば「天然炭酸水」ですな。
これ、世界的にも珍しいものらしい。

「G7伊勢志摩サミット」や「G20大阪サミット」
で提供された実績のある本物だ!
R252沿いに大きく看板が出ているから
きっとすぐにわかると思う。

ところが・・・
そう、残念ながら「コロナで閉鎖中」でした。
飲みたかったなあ。。。

気を取り直して進む。
只見町に入ると天気が怪しくなってきた。
そんな中、なんだか尖がってるっぽい山が見えてきた。
アレかな?
これかあ!
只見四名山のひとつ、
会津のマッターホルン「蒲生岳」。

正直あまり大きくないね。
しかし低山ながら急峻な岩山とあった、
油断は大敵である。
(でもやっぱり油断があったんだね。。。)

ゆっくり登るのは性に合わない。
ガンガン登りたい。
道が平らなうちは速足だ。
それにしても平らな個所が続くなあ。

げっ!?
ウンチ、、大きい、、、これクマのだよな!
まだ艶やかだ。。。昨夜のか?
それともさっきの通り雨のせいか?
クマよけの鈴は付けているが。。。

ますます速足で進んだ5分後。
「関係者以外立ち入り禁止」
と、道が閉鎖されていた。
「え~っ!!」一気に不安に。
スマートフォンで現在位置を確認。
ハイ、圏外。マップ表示されません。
全く役に立たない。

こういう時は来た道を戻ればいいんだけど
「クマの落とし物」があったから不安。
スマートフォンから音楽を大きくかけて引き返した。
(コレは少し役に立った)
登山道の表示があったところまで戻る。
ここをスタートしてからすでに40分以上が経過していた。
表示をもう一度よく確認。
小さく赤字「➡」が・・・

「わかりずれ~!!」
いや、やっぱり気がはやっていたんだね、
低い山だと油断もあった。反省しきりだ。

注意して登山再開。
こ、これは・・・
しょっぱなから険しい!
急な登り。さらに岩場。
岩場プラス急な個所はロープに鎖、トラバース。

途中「夫婦松」、ほら肩を抱いているだろう。

「鼻毛通し」1本ピョンと伸びているね(笑)
「風穴」などを経て無事に山頂到着。


山頂は360度の大パノラマだ!しかも貸切、独り占め。
う~ん、きもちいい。ありがたいねえ。
こういう大自然の中で遊ばせてもらえることに感謝だ。

そして登り以上に注意して下山した。

今回の登山中、3分の2くらいを登ったところで
1人とだけすれ違った。
その方は今年80歳になると言う。
ご病気で胃を全摘出されたそうで、
それから「このまま死ねない!」と
「福島百名山」登山を始められたとか。
あと数山で百山達成とのこと。

言葉、表現は悪いが正直「ガリガリ」だ。
ここまでオレでもキツかったのに
その細い脚で登ったんだ。。。
おじさまはニコやかに穏やかにおっしゃった。
「自分は登りは人の倍も時間がかかる。
けど下りは楽で人並みの時間で下れるんだ」。

一般的にご年配の方は時間がかかるってもんだ。
そして「下りでリタイヤ」することが多いと思う。
いわゆる「膝が笑って言うこと聞かない」
そんな状態になる。

距離が短くて傾斜のキツいこの山は、
まさにそうなりやすい。
山を百も登ってきた方は、
自分の登り方をよく理解されている。
それに「単独」で登る「リスクと覚悟」。
そんなことをお話しから感じたのでした。

いい「誕生日登山」になった。

さあ汗もたっぷりかいたし風呂風呂。
只見駅からほど近い、
只見川沿いに立派な浴場があるんだよね。
只見保養センター「ひとっぷろ まち湯」。

こちらも2011年7月豪雨災害の被害でいったん閉鎖。
その被害で今は沸かし湯だが
2013年9月1日にリニューアルオープンしている。
まだまだ新しくキレイな施設だ。
って、え~!「本日定休日」。。。
しまった、今日は月曜日じゃないか!
ちくしょ~!
ショックで写真撮るのも忘れたよ。

しゃ~ない。風呂は後回しにしてすぐ近くの、
「ただみ、ブナと川のミュージアム」へ。


ここは初めて。
先に言っちゃうけど、ここはハマった。
ものすごい情報量!2時間以上居た。まだ居れる。

この地域の自然環境、野生動植物、
「深く厳しい自然」と暮らしてきた人々の知恵と文化。
ネイチャー好きの人には、もう絶対おススメだ!
素晴らしい。の一言!

ここ只見という決してアクセスの良いとは言えない場所で、
入館料310円でこれだけのものをよく維持している。
只見地域は「ユネスコエコパーク」に登録されているんだ。
他に日本で有名なユネスコエコパークは
「屋久島」や「南アルプス地域」などだ。
すごいんだぜ「只見」。

後ろ髪を引かれつつミュージアムを出発。
そしていよいよ「六十里越」へ。
国道252号線で只見から入広瀬村(現在は魚沼市)
へ抜けるルートだ。

この道は「田子倉湖」沿いを走る道。
この湖がまたとても複雑な形をしているのよ。
したがって峠道も複雑で険しいが、
道路はしっかりと整備されている。
このあたりの山肌は独特の様相だ。
「雪食地形」と言って、
雪崩に削られて形成されたらしい。
豪雪地ならではの光景だ。

湖と雪食地形の山々。
その景色はとても美しく、まさに神々の世界。
だけどここはダム。

昭和34年(1959年)戦後復興のために、
首都圏への電力供給が目的で建設された水力発電ダムなんだ。
50戸290人の住んでいた「田子倉集落」がダムに沈んだ。
そんな歴史も考えながら、
美しい景色を眺めながら峠道「六十里越」を堪能した。

余談だがフクシマンの住んでいる部屋の大家さんが、
この集落出身者で御年81歳。
ご縁があって、とてもお世話になっている。
夕飯に呼んでご馳走してくれたり、
しこたま呑ませてもらったりしている(笑)
この場を借りてお礼を申し上げます。

写真を見てほしい。
「ふるさと館 田子倉」
という民俗資料館のパンフレットに掲載されているものだ。
(休館日で残念ながら入れなかったのでパンフだけ)

ウサギを罠で捕まえて満足そうだ。
かつてウサギは食料だったんだね。
当時の文化を伝える貴重な資料だが。。。
実は罠を持つ少年が大家さん!
ということが旅から帰宅後に発覚して驚いた(笑)!

これはお酒をご馳走になりつつ、
お話を伺いに行かねばなるまい。
ニヤリ。

今回も「イイトコ探訪 福島県!」を
読んでくれてありがとうございます。

次号いよいよ旅の3日目、最終日。
皆様の大方の予想通り、
話は2.5日目からスタートになります(笑)

《「フクシマン土屋」筆 》


《 しりとり名曲大全集 》 ( 第4回 ) 「ゴー・ウエスト 」(ヴィレッジ・ピープル) Text by ハウリン・メガネ

2020-09-24 12:22:01 | 編集長と副編集長の名曲紹介「しりとり名曲大全集」

※筆者註
今回の話はセクシャリティに関する話題を含みますが
LGBTの方々を貶める意図ではないことをご理解ください。

 

「ゴ」?
ゴ……ゴ……?
ゴ……ゴー……
ゴー・アヘッド……
ゴー・ストレート……!
「ゴー・ウエスト!」

はい!
というわけでなんだかマンガの擬音みたいな
イントロダクションになってしまったが
今回の名曲しりとりは「ゴ」ということで
ヴィレッジ・ピープルの「ゴー・ウエスト」!

日本では「ヤングマン」(西城秀樹)の原曲
としてお馴染みの「YMCA」や
筋トレ野郎どものテーマソングとなった
「マッチョマン」などで有名な彼らだが、
曲は知っていても彼らについて語る人は
今やなかなかいないでしょう!

1977年、フランス出身のプロデューサー、
ジャック・モラリによってニューヨークで結成。
メンバー全員ゲイ受けするファッション
(警官、軍人、バイカー、カウボーイ、工事士にインディアン…
インディアンファッションってゲイ受けするのかしら?)
に身を包み世に出たヴィレッジピープル。

そう、その格好からお察しの通り、
彼らはゲイ・カルチャーをテーマにした楽曲、
そしてステージングで世に出たのである!
当初はゲイクラブを主戦場として売り出された彼らだったが
当のゲイ・シーンにおいては
「ゲイを馬鹿にしている」という評価を下されてしまう。

(ただ、彼らの場合ファッションゲイというわけではなく、
メンバーの大半がリアルゲイであり、
この評価はジャックとゲイシーンの価値観の相違が原因
だったのではないかと推測する)

ところがここで挫けなかったジャック。
逆にメインストリームに向けて彼らを売り出したところ
これが全米で大ウケの大ヒット!
歌詞を聴けば分かるがパッと聴きは
普通(?)のポップス的歌詞。

しかし、その筋の人が聴けばゲイ・カルチャーの歌だと
すぐわかるという二重構造になっており、
この歌をゲイ・ファッションに身を包んだ彼らが歌うことで
一般大衆に受け入れられる良質なディスコソングでありながら
シッカリとしたゲイ・ソング!
そんなウルトラCの離れ技を
彼らは見事にやってのけたわけだ。

今回ご紹介する曲「ゴー・ウエスト」は
そんな彼らの全盛期にシングルカットされた一曲であります
(写真のベスト盤にもちゃんと入ってます)。

色眼鏡で見られがちだが、
彼らの音楽性は見事なまでに正統派のディスコミュージック!
その中でも特徴的なのはやはりメインボーカルである
ヴィクター・ウィリスを含む野郎6人による野太いコーラス!
(こういう野太いコーラスの音楽って実は少ないのだ)

「ゴー・ウエスト」でのバックは歌のないパートでこそ
派手なホーンやゴージャスなピアノがアースばりに入るが、
ヴァースに入った途端にこれらがスッと下がり、
きっちり歌(コーラス)を主役に仕立てており、
これがサビに入った際の「ゴ~ウエ~スト」という
野郎コーラスの力強さに繋がるのである…

ちなみにこの曲で歌われる「西へ行こう」というテーマ、
これが何を示しているかお分かりだろうか。
アメリカの西といえば?そう!ロサンゼルス!…
じゃない!シスコ!
そう!サンフランシスコである!

デッドをはじめとする
一連のサイケデリックミュージックの街
として有名なシスコだが、
当時のアメリカでは東海岸よりもゲイに寛容な街
としても有名だったのだ。
この歌で歌われている
「西へ行こう、ピースフルで開放的なあの場所へ」
というのは抑圧を抱えたゲイ・シーンへの
強烈なメッセージでもあったのだ。

「LGBT文化」のさきがけとも言える彼ら。
色物と言われても仕方がない一面は確かにある!
だが、確かな実力に裏付けされた彼らの音楽を
真摯に聴いてみてほしい。
彼らがそこに込めたメッセージはゲイじゃなくても
ちゃんと感じられるはずだ。

というわけで……
編集長!次回は「ト」!
「ト」です!
さあ何を出してくるかしらん……

乞うご期待!

《 ハウリンメガネ 筆 》


「所ジョージ氏」でお馴染み!Fenderのレアな珍品ギター!「Fender75年スターキャスター」をいよいよ放出だ!

2020-09-20 10:09:00 | 編集長「MASH」の「放出!激レア・コレクト品」

「博物館級お宝」か?
それとも
「秘宝館的珍品」か?
その評価は読者様に委ねるとして
今では「激レア」と言える
そんな「世紀の逸品」を、ご紹介致しましょう!

筆者は「ヴィンテージ・ギターShop」
つい数ヶ月前まで、実店舗で営んでもいた。

メインは「ギター屋」という部分を
ちゃ~んとご存知の方は、
20年前から私を知る人なら当たり前であり
このブログのヘヴィーユーザーなら
これまた「当然でしょ!」って話なんだけれど・・・

実店舗経営、私その晩年の2年くらいは
「アンティーク腕時計店」
に名前を変えていたので
最近当ブログを知られた方には
「アンティーク時計店の店主」
と思われていたりもするのよねぇ(笑)。

しかし基本、筆者はミュージシャンであり
ヴィンテージ・ギター弾きでR!
そして当然コアなコレクターでもあるのだ!

では、なぜ「腕時計店舗」に代えたのか?
理由は「店舗向け在庫ギター」を売り切ってしまい
後は「自分用」か「コアなプロ向け」という
「マニアツクなギターしか残っていないから!」
というコト!
実は「完全予約制」にて実店舗でも
「予約されたプロ」を中心に販売していたんだ。

ただ、もう実店舗も閉め
コロナ禍でしょ?
「じゃあ、大放出大会にしちゃおう!」
ってね!
なんか、面白そうだし(笑)。

と言うコトでギターを、しかもコレを出しちゃう!
Fender随一のレア・モデル!
「Starcaster(スターキャスター)」
1975年製!

この「独自なサウンド」を持つ
貴重過ぎるセミアコは
「全世界のマニア」が狙うブツ!

なかなか出て来ない当モデルは
「所さんの愛器」として有名ですが
ギターマニアの間では
「市場に出たら欲しい!」
という激レアな存在ですよね!
5年に1度くらいポツッと出て
もちろんすぐに売れてしまう・・・
そんなブツです!

それを今回も「仕入れ値以下」の価格で
ヤフオク出品致します!
     ↓
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h503821279
手に入れるラストチャンスでしょう!
ぜひ、チェックして欲しいぜ!

次回も「レアで面白い!」
そんなコレクションをご紹介致しますよ!
是非お楽しみにね!

《 編集長「Mash」筆 》


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」(第23回) 六十里越 「1日目」

2020-09-17 09:14:19 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

朝の自転車通勤時
聴いていたわけではないんだけれど
リュックのサイドポケットから飛び出した
AirPodsが車に轢かれてしまった・・・
そんな「フクシマン土屋」です!
挨拶が遅れましたが、こんにちは。

車道に落ちた衝撃で
ケースから飛び出す両イヤフォン!
朝の通勤時、車は次々やってくる!
オーマイガッ!
。。。。。

車が途切れるのを待って
ケースと片方のイヤフォンを回収。
もう片方が見つからない…
帰宅時、朝ほどの交通量はまだない。
アスファルトのヒビというか隙間にイヤフォン発見!
隙間にハマっていたから踏まれてない!

奇跡的に手元に戻ったAirPods。
ケースは変形し、蓋が閉まらない。
ゴメンよ。。。

しかし、
充電可能!音も出る!

すごいぞAirPods!

すまなかった、大事にするからね。

「イイトコ探…
いやいやいや、終わりませんから!
これからが本文ですから(笑)

そう「六十里越」!
旅心をくすぐる言葉じゃあないですか!
うお、なんかスゲー長そうだゾ
「超えてみて~~」
みたいな(笑)

「六十里越」は国道252号を
福島県と新潟県に通じる峠道。
その昔、六里(24km)が十倍にも感じたことから
六十里という名がついたそうだ。
車なんてない時代、
歩いて峠を越えた人たちには本当に険しく
遠い道のりだったんだろう。

フクシマンは「峠道」が大好きだ。
名もない峠から、○○ラインみたいな観光道路まで
峠道とあらば走ってみたい。
峠越えは登山にも似た達成感があるね。
登るにつれて少なくなる家屋。
変わる景色、気温、木々などの植生。
ピークを越えて、また家屋が表れ始めた時の安心感。
バイクや車なら運転も楽しいしね。

で、「六十里越」は初めてではない。
二十数年前に車で行ってるんだ。
もう随分と前のことだから、
もう一度じっくり走ってみたくなってね。

どこにあるのか。
福島県の西南にある「只見町」と、
新潟県中越地方の南東部にある
(旧)入広瀬村、現在は魚沼市だ。
ここを結ぶ峠道区間をそう呼ぶのでR。

この「只見町」も好きなところでね。
むかし「只見」って言葉にあこがれていたなあ。
悠々と流れる「只見川」や
絶景のローカル線「只見線」。
深い深い自然。
なんか特別感があったんだよね。
町へはバイクや車で何度か訪れている。
だけれど「峠越え」をしていない。

なので「峠越え」が今回の最大目標!
それと「誕生日登山」をしたい。
ちなみに昨年は「誕生日トレッキング」をした。
あの時は素晴らしい景色に感動したんだ。
その記事はこちら。https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/266590b42cc29c79563f4229570f1ed3

さて、どの山にしようかな。。。
只見方面で、、、と
愛読書「ツーリングマップルR東北2019」と睨めっこ。
あっ「ツーリングマップル」っていうのは
バイク乗り向けの地図ね。


これが説明やコメント満載で、
見てるだけで面白い地図なんだよ。
バイク乗りでなくても超おススメよ!

そこに見つけた「会津のマッターホルン」の文字。
もう決まり!
この山にしよう肩書きが気に入った!
「蒲生岳」828m。
登山口から山頂まで1時間30分。
そんなにハードじゃないな。。。

調べると、どうやら名付けたのは
福島県三春町出身の登山家「田部井淳子さん」!
残念ながら亡くなられてしまったが、
女性で初めてエベレスト登頂に成功した
世界的にも有名な名登山家だ。
険しく尖った山容がマッターホルンの様だから、
そう名付けたらしい。
低山ながら急峻な岩山。
かなりハードじゃないかな。。。

今回は登山荷物があるから車旅にしよう。
「峠越え」と「登山」、あとはまあ適当に(笑)。
有給は長めに取ってあるから2泊3日くらいかな。
と、相変わらず出発日前日にアバウトに決定。

出発当日、用事を済まし部屋に戻るともう14時。
急いで準備して出発したのが15時過ぎ、
まあ車中泊するんで慌てない、慌てない。
行けるとこまで行けばいいさ。

2時間余り走ると薄暗くなってきたんで、
今日の宿を探す。
そう、車中泊の宿といえば「道の駅」だね。

このあたりだと・・・
道の駅「尾瀬街道みしま宿」。
今はどこへ行っても「道の駅」があるから
とても便利だよね~。
そして「道の駅」を寝床にして
旅をしている人も増えたよね。必ずいるもんね。
道の駅車中泊の旅を始めたのは20年ちょっと前。
そのころはまだ珍しがられたもんだが。。。

「道の駅」へ着くと、もう終了していて真っ暗。
まあだいたいどこの「道の駅」も17時で終わるので、
事前にコンビニで総菜と酒は買っておいたのだよ(笑)


自分以外に車は一台。様子からしてたぶん泊組でしょう。
さて、車の駐車位置を決めて。。。
おっと駐車位置はとても重要だ。

ポイントは三つ!

1.トイレまでの距離
夜中に行きたくなるからね。

2.自販機からの距離
夜中も利用者がいるから近いと音がうるさいよ。

3.屋外灯の位置
この灯りが寝てる時けっこう気になるんだ。
とはいえ灯りの届かない駐車場の端っこは
防犯上おススメ出来ない。

場所を決めたらいよいよ
「お・た・の・し・み!」
酒宴のスタートです(笑)

明日の予定を考えながら、
ちびちびとやるわけです。
登山があるから飲み過ぎないようにね。

こんなして駐車場の車の中で酒を呑んでますが、
もう運転しないんでね。
たっぷり寝るしので、イイんです。

そういえば、
いまだかつて職務質問をされたことないなあ。
編集長の「Mash」は自転車に乗りながら
ただ歌ってただけなのに
「メキシカンか?」
と警察に止められたようだが
俺は運がいいのかな。(笑)

車中泊のポイントを少し伝授しよう。
水分はたっぷり用意しておこう。
自販機もあるけど用意しときましょう。
クーラーボックスはあると便利
夜に冷えたビールが飲める!
食材を冷やしておけるからね。

エンジンをかけて一晩中エアコンを使う・・・
これは微妙だ。
音の問題、環境への負荷を考えると
やっぱり、やめたいところだが・・・
夏は暑すぎて眠れない時もあるし、
熱中症の危険もある。
窓を開けておけば蚊も入ってくるしね。

自分はできるだけ使わないようにはしている。
けれど、自分と周りの状況を考えて
臨機応変に対応してほしい。
泊組だけじゃなく、一時的に寄る人も
一晩中いるからトラブルのないように。

そして「ゴミの問題」だ。
これはもう大問題だ。
ゴミ箱溢れてひどい惨状。
それでもそこにゴミを置いていく人たち…
「道の駅」だけじゃないPAやSAもそんなありさまだ。

場所によって大きな差はあるけれど、
あまり良いとは言えないな。
今回はコロナ禍で利用者が少ないのか、
曜日のタイミングなのか、
係の方ががんばってくれたのか、
みんなのマナーがよくなってきたのか、キレイでした。

僕らは利用させてもらっていることを忘れずに。
ゴミが少なくなる工夫、持って帰る準備など心掛けて、
みんなが気持ちよく使えるといいね!

このへんを少し注意すれば、
車中泊ほど気楽な旅はないゾ!
泊まるところ気にせず気の向くまま、足の向くまま。
懐にも優しいのだ。
もちろん宿に泊まる日を織り交ぜたりして。
行動できる範囲も楽しみ方も大きく広がるよ!

「イイトコ探訪 福島県!」
を読んでくれてありがとうございます。

旅の1日目は移動のみ。
とはいえ車中泊が非日常で旅の醍醐味は味わったし、
もちろん酒も味わったし、
計画を考えるところから
旅は始まっているので楽しいのだ!

2日目はどうなることやら、次号を待て!

(つづく・・・)

《「フクシマン土屋」筆》


そもそも、「石破」しかいないだろ?「自民党総裁選挙」での、「リリーフ菅」という茶番劇・・・ 国民よ、コレを読んで目を覚ませ!

2020-09-13 17:21:24 | 編集長「MASH」の本棚(書籍紹介)

各世論調査でも派閥的にも
安倍をリリーフする「菅」という
この安易なシナリオで
又も私たち国民を嘲笑う自民党・・・

だいたいにおいて「我が国の民」が
もう少し政治に興味を持っていれば
こんな「馬鹿馬鹿しいシナリオ」を
いとも簡単に描かせないで済んだハズ・・・
ホント、情けないよ。

で、なぜ私がこうまで言うかというと
そもそも「日本という国を憂いでいる」から
に他ならないワケでね・・・
「具体性に欠ける政権を長続きさせて何になる?」
って国民に問いたいのよ!

さて、長年筆者を知る人たちには
「急な話」でもなんでもないんだろうけれど
今日から私の「書評」コーナーを
新連載として設けるコトとした。

コレは「日本国民の底上げには読書が必要」
と常々私が考えていたからであり、
丁度この機会にオススメしたい本でもある。
まさにそんな「タイムリーさ」からの
堂々、新連載なのだ。

今日のこの記事におけるタイトルで
「石破しかいない!」と私は書いた。
勿論、自民党内で「総理になるべき人」は
この人を置いて他に存在しないからだ。

そもそも今回の総裁選でも
分かり易いビジョンを語っている人は
「石破氏のみ」でしょ?
あっ、そもそも興味ないので知らないって?
オマケに
「Mashは音楽やギターの話をしてりゃイイんだ!」
って言いたいんだろ?

悪いがそんな「マニアにしか意味の無いこと」に
「残された時間」を全て使いたかねぇんだよ、俺。
だから続けるぜ!(笑)
で、そもそも
「政治は国民に近くあるべきモノ」なんだよ。
「みんなの生活が直結しているモノ」
それが政治だからね!

で、いかにその「政治家」や「官僚」が
腐り切って、「自分のキャリア」だけを考え
変革を怖がって、この国が堕落しているか・・・
それが全て詰まった本が、今回ご紹介する
『日本の戦争と平和』小川和久・石破茂 著

なんだ。

日本初の軍事アナリストである「小川氏」
と、
軍事に詳しい元防衛大臣「石破氏」
による
「とても読み易い対談形式の書籍」
であることが入門編としてGood!

読み進めて「コント集か?」
と勘違いしてしまうほど
「堕落しきった政治家・官僚・自衛隊の姿」を
石破元防衛大臣が
「この国、何か変でしょ?」
ってグイグイ押して来る(笑)
この「本音トーク」が最高にクールなんだ!

2009年に出た本だけれど
最初に読んだ時にはビックリしたのよ。
「ええっ~!コレはマズイでしょ!」
って。そして
「石破さん、こんなコト言って大丈夫なの?」
って、同時に心配もしたしね(笑)

まあ、今回の総裁選でも
「冷や飯を食わされる理由」だって
コレを読めば分かっちゃう!

この本で彼は、あっけらかんと
「『票になる』『カネになる』というのが国会議員の行動原理」
と吐き捨て
「だから誰も防衛みたいな『票にならない』ことは真剣に考えない!」
と笑うワケ!
「私が着て始めて大臣室での『酒盛りを一切禁止』したんです!」
って言い放つ始末(笑)!
「それまでは、やってたんですか!」
って、ホント突っ込みどころ満載なのよ!

今回の総裁選で彼は
「グレイト・リセット」
と言い
「この国を創り変える」
本気で、そんな意気込みだが
「変化を嫌う多くの日本国民」
には届かないだろう・・・

そんな所を自民党派閥が見越し
「流れのままに~」
って感じで、今の利権を守る為
「そのままのリリーフ菅」
作戦を打ったワケ。
まあ「菅氏」を利用しているワケですね。
「コロナ対策で変えちゃダメでしょ!」
ってロジックで国民を丸め込んでさ。

今回も
「国民の『納得』と『共感』がなければイカン」
と当たり前のコトを言い続ける「石破氏」。
そんな「石破さん」が総理になるとしたら
この「リリーフ菅」の次こそがベストであり
ラストチャンスであろう。

読者の皆様にはその前に
ぜひ本書を読んで貰いたいものだ。
「日本の戦争を知る機会」
としての入門書にもなる本書。
無論「マジメに笑いたい人」にも最適だ。

《 編集長「Mash」筆 》


明石のブルースマン「ハウリンメガネ」が贈る・・・「どこまでもヴァイナル中毒!」(第31回)《ロバート・フリップ&アンディ・サマーズ編》

2020-09-11 12:30:03 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

やあやあ読者諸賢、
攻撃的な直射日光も多少和らいできたが
如何お過ごし?ハウリンメガネである。

コロナだ、自民党総裁選だ、
超大型台風だとニュースも騒がしく、
心の平穏を保つのもなかなかに難しい
そんな今日この頃である。

そういう時、
心の平穏を保つ手段の一つに
「何かに集中してみる」という手がある。
読書でも映画でも運動でも瞑想でも
お好きなものでよいのだけれど、
やはり筆者としては楽器を始めることを強くお勧めしたい。

部屋で楽器をポロポロと音を紡いでいくと
様々な情報で散漫になっていた意識が
段々と音だけに集中していき、
楽器を置く頃にはどこかスッキリした気分になれるものである。
秋の夜長も近づき、新しい趣味を始めるには
実にもってこいではなかろうか
(……なんて書いているが、最近楽器屋を覗くと
なにやらステイホーム推進のためか楽器を買う人が多いらしく、
にわかに品切れが多発している様子。いや、誠に結構)。

さて、そんなことを書いている筆者が
家でよくやる遊び練習がシーケンシャルなフレーズを
リズムを変えて延々と弾き続けるというもの。

まあ、これもキング・クリムゾン総帥、
ロバート・フリップ先生に近づくための
ディシプリン(鍛錬)なのだが、
やはりフリップ先生大好き男である筆者としては
このようなポリリズム的な練習というのは
やればやるほど瞑想状態に入っていく・・・
そんあ面白さがあり、ついついやってしまうわけです。
こーいうプレイに関係する盤といえば、
当然フリップ先生関係!

というわけで、今回の盤はこちら!

筆者のフェイバリットバンド、ポリス!
のギタリスト「アンディ・サマーズ」とフリップ先生
による84年作「Bewitched / Andy Summers, Robert Fripp」!

この二人が同郷の古い友人であることは
過去の当連載でも書いたが、
アンディさんとフリップ先生の連名作は
この盤と、この盤の前作となる
82年作「I Advance Masked」のみ。

発売年から分かるとおり、ポリスは分解直前、
クリムゾンはディシプリン期の最盛期
と二人とも脂の乗りまくっている時期である。

ポリスでの活動に飽き始め、
ポリスとは毛色の違うプロジェクトを始めたかった
そんなアンディさん。
フリップ先生に一緒に何かやらないか、と手紙を書いた。
当時、ディシプリン・クリムゾンの中で
「自分の自由にプレイできるスペースの少なさ」
に悩んでいた先生はこの誘いに大喜び。
アンディさんと二人、合宿状態で
優雅にお茶を楽しみながら(笑)
作ったのが82年の「I Advance Masked」。
そして、この時の制作がよほど楽しかったのか、
その2年後に再び二人合宿レコーディングを経て発売されたのが、
今回の「Bewitched」となる。

前作も今作もほぼアンディさんとフリップ先生の二人体制で、
ギターは勿論のこと、ベース、シンセ、ドラムマシン、
オマケにパーカッションなども二人でプレイしている為か、
どちらも二人のやりたい事だけをとことん注入した
グッド・ニューウェーブアルバムに仕上がっている。

……実をいうと、筆者、ギタリストとして好きなのは
「I Advance Masked」の方なのだ。
こちらはフリップ先生の色が強く、
ディシプリンやエクスポージャーに近い緊張感のあるプレイが満載で、
ギタリスト二人の共演という意味ではこちらのほうがいい!
と筆者は思っている。

ではなぜ、今回「I Advance Masked」ではなく、
「Bewitched」を取り上げたのか。
それは今回の話の枕にした楽器の練習、
という話につながる。

このアルバム、
アンディさん(左)とフリップ先生(右)による


「プレイの教材」とも言えるような作品なのだ。

実はこのアルバムの制作時、
フリップ先生はディシプリン・クリムゾンでのツアーを控えており、
2週間程度しか制作に関われず、
後半はアンディさんが全て仕上げている。
その為か、先述の通りフリップ先生色の強かった前作に比べ、
今作はアンディさんのカラーと先生のカラーのバランスがよく、
二人のプレイ、音の色分けが素晴らしくはっきりしているのである
(聴いていてもこっちはアンディさん、こっちはフリップ先生と分かるほど。
大体コードから発展させたプレイがアンディさんで、
シーケンシャルなアルペジオといつもの伸びやかなリードは先生)。

聴いていると
「あっ、これはロクサーヌのバッキングパターンだ!」
とか
「あっ、シェルタリング・スカイのソロの音運びだ!」
とか、
二人の過去の名演の分解がこれでもかと出てくる。
こういう「あの曲のプレイを発展させるとこうなる」
というのが演奏者には大変勉強になるわけで、
しかもニューウェーブギタリストの二枚看板である
二人のコンビネーションは抜群!
ブリュー&フリップとは別のツインギターの醍醐味が
みっちり詰まっている。

こんな風に「いい盤だなぁ」とただ感動するだけでなく、
「ああ、こうやってフレーズを変形させて使うんだな」
とか
「あ、このフレーズはこういう曲で使うとこんなに印象が変わるんだ」
という事に気がつくようになると音楽は倍、
いや、倍々ゲームで面白くなっていく。

だ!か!ら!皆さん!
是非楽器を始めてみて欲しい。
「生活を豊かにする」ということは
一つの物事を「多面的に楽しむ」ことに他ならない。

このコラムが
「あなたの生活を豊かにする」
そんなきっかけとなることを
筆者は強く願うものである。

《ハウリンメガネ筆》


私『Mash』が「自然パンを作る」その意味って、この「俗世界の現実」からバッチリ離れる「ナイスな行為」なんですよね!

2020-09-08 13:22:22 | 編集長「MASH」の「健康的食事とアスリート」

以前も書いているけれど
我が家では「パンは自家製」にしている!
コレって「市販のパン」には
「大いなる不信感」を持っているから・・・
なんだけれど、多くの人が、まあ
気にはしていないよね。

こう書くと
「そんなんじゃ、コンビニで買えないじゃん!」
とか言われるだろうけれど、大丈夫。
「俺、コンビニなんて行かない」から(笑)!

コレは後日ココで話すけれど、
「コンビニに行かない」ということが、
いかに「人生を豊かにする」ことか!
とにかく、私は行きません。

さて、話を「パン作り」に戻そう。
とにかく「市販のパン」に記された
「後部ラベル」を見て頂きたい。
「ナゾの薬品」が目白押しだろ?
以下写真は「イオンTop Value」品!

一見「何が悪いの?」と思うところだが
「乳化材・イーストフード入り」はもう論外!
それでは、以下の「フジパン製」の写真
「Value Plus 小麦めぐり」と比べて見て!

いかがだろうか?
これだけ違うでしょ?
選ぶとしたら「小麦めぐり」だけれど
でも、どちらも危険なんだよ!

「イオンTop Value」の方は
「使用原材料」も「味」も話にならん!
だが
「小麦めぐり」にも使われている
「酢酸Na」は中枢神経を犯し
発ガン性物質でもある!

じゃあ、ここで市販品の優等生
「パスコ製 超熟」を見てみよう!


《小麦粉、砂糖、バター入りマーガリン、
パン酵母、食塩、バター、米粉、醸造酢》

どうだい?
「使用原材料」はココまで変わる!
安い人口の「酢酸Na」じゃぁなく
モノホンの「醸造酢」
を使っているのはGoodね!

それじゃぁ「超熟」でイイじゃない!
と思うでしょ?
私も以前は愛食していたからね。
ただ、ココにも問題があるんだ!
それが
「バター入りマーガリン」!

「えっ?マーガリン悪くないでしょ?」
と、お思いの読者諸君!甘いゼ!
そもそも「マーガリン」って
欧米では「トランス脂肪酸食材」として有名で
「使用規制」されている国も
実際に多国あるんだよ!
ちなみにパンで使われる場合が多い
「ショートニング」も同様だ!

じゃあ「トランス脂肪酸」って何?
ハイ。お答えしましょう。
コイツをたくさん摂りすぎると
血液中の「悪玉コレステロール」が増え、
心臓病のリスクを高めるという報告があるのよね。
まさに「生活習慣病」の元さ!

もちろん最近では
「トランス脂肪酸フリー」
そんな「マーガリン」も出てきたので
ソレならまだマシだろうから
表示を良く見て買ってくれたまえ!

ちなみに「超熟」が
フリーの方を使っているかどうかは不明。

ココまでが基本的知識!
じゃあ、「私の作る食パン」(メイン写真)
の「使用原材料」をご紹介しよう!
多い順に

・小麦粉
・水
・バター
・天然酵母
・天然塩
・フルーツの汁(糖分)
のみ!

「糖分」がないと、膨らみに影響が出るので
最近では「オーガニックレーズン」に代え

・小麦粉
・水
・レーズン
・バター
・天然酵母

という原材料とし、
余分な「塩」はカット!
より、シンプルな素材&テイストを追求!

でも、こう書くと決まって読者様から
「おいおい、俺はMashと違って忙しいのよ!」
と声が上がる・・・。
君たち、何も分かッとらんな!
これらを
「ホームベーカリー」に入れるだけ!
5分と掛からん作業なんだ!

後はマシーンが勝手気ままに
熱々の「焼きたてパン」を作り上げる!
今の機械はホント、凄いのよ!

と言うコトで
人生はチョットしたところに幸せが転がっている!
というお話でした。
君もどうだい?

《 編集長「Mash」筆 》


「新鮮なフルーツ」こそ「健康食」に他ならない!今年の夏は「フクシマン」から戴いた「桃」が「涼しさ」を運んでくれたぜ!

2020-09-06 12:37:00 | 編集長「MASH」の「健康的食事とアスリート」

「暑過ぎる夏」がやっと終わりかけて来た・・・
この暑い夏をヤリ過ごそうにも
我が家にはクーラーがない・・・
ただ、コレ
「アスリート体質を維持する」為には
本当に重要なことなんだ。

「クーラーが身体に悪い」云々よりも
当たり前のことだが
「クーラーに慣れてしまう」
ってコトは
「屋外のスポーツでは当然バテル」
ワケなんですよ。

筆者のような「ベテラン・アスリート」
「動けなくなったら即引退・・・」
という話だから始末が悪い。
だから暑さに慣れ、
「温度調節を身体に覚えさせる!」
それしかないのよ!

ちなみに家の中の温度は扇風機があるとは言え
高温時には32度!に達する・・・。
そんな時には「保冷材」をタオルに仕込み
「ハチマキ・スタイル」で巻いて
そして、極めツケに
「フクシマン」からの「桃(あかつき)」を喰らう!
ワケですよ(笑)!

「甘い!」
「上手い!」
そして
「爽やか!」
コレぞ夏でッセ!

私は知っていると思うが
「コーラ」とか「サイダー」とか
もちろん「アイス」とかは食べない!
こんな
「人口甘味料ゴテゴテのブツ」

「砂糖たっぷりのブツ」
を喰らうなんて
「ケバイ見掛けのアバズレ」

「毒のある裏表レディ」
を抱くようなもんだろ!

夏の飲み物は、もちろん
「麦茶」しかない!
それか「水」「高級スポーツ飲料」さ!
逆に身体に優しい食べ物なら
「フルーツ」
に決まっているだろ!

読者様は「スイカ」を
すぐに思い浮かべるであろうが
私の場合は、どんな季節も
「バナナ」だ!

勿論、夏もご多忙に漏れず!
特に「冷やしバナナ」は格別!
コレは今度話すが「冷凍バナナ」
も捨て難いぞ!

とにかく今年は「桃」のお陰で
「冷凍バナナ」の登場は無いくらい!
「桃の御加護」で「コロナ時代」を
存分に楽しみましたよ!

改めて「フクシマン」に御礼を申し上げたい。
彼の記事でも「その苦労」が伺えるが
(以下をどうぞ)

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/5d952a3f14f298e4f2966b232cc0e760

上記の記事通り
「福島の桃」は「美味しい桃」でしたよ!
来年もお願いしますね(笑)!

まだまだコロナは続き、暑い。
もちろん台風も来る。
9月も自己管理に注意だゾ!

《 編集長「Mash」筆 》


《 マシュメガネ対談 》 今こそ「ENO(イーノ)」から見る「ROCKの歴史」を語る!(Part 1)

2020-09-03 19:09:30 | 編集長と副編集長の対談「マシュメガネ対談」

《ハウリンメガネ》
おはようございます・・・
{ 編集長「Mash」}
どうした?元気が無いぞ!
猪木寛治も言ってるだろ?
「元気があれば何でも出来る!」
《 メガネ 》
いや、ちょっと久々に映画のDVD買っちゃって、
一気に観たせいで眠くてですね……
{ 編集長 }
一気はいかん!
そう言えば「とんねるず」はどうしているかなぁ?
昔の「とんねるず」主演映画か?
《 メガネ 》
そんなのあるんですか?
あー、あなたは興味ない映画だと思いますよ。
押井守さんって監督さんの作品なんですけど。
{ 編集長 }
知ってるよ!名前と顔は何かで見たよ。
作品は知らんけれど、任侠モノか?
《 メガネ 》
えーっとね、あなたとかフクシマンさん世代の作品だと…
「うる星やつら」のアニメを作ってた人です。
{ 編集長 }
ラムだっちゃ!
《 メガネ 》
うっ、知ってるんだ・・・。
{ 編集長 }
バカヤロー!俺の高校時代のクラスメイト
「T君のお兄ちゃん」は「高橋留美子ファンクラブ」
で、会員ナンバー2番だぞ!
《 メガネ 》
あなたじゃなくて良かったです(笑)。
{ 編集長 }
俺は「めぞん一刻」は読んでたぞ。
《 メガネ 》
まあ有名どころだと攻殻機動隊ってやつとか。
アニメも実写も撮る人で、個人的に好きなのは
「立喰師列伝」とか「パトレイバー」とか
色々あるんですけど…興味ないでしょ?
{ 編集長 }
パトレイバーは聞いたことあるし、
ニューヨークで「立喰いそば」という
看板で店に入ったら、
マックのようなカウンターがあって
やっぱりマック風の椅子に座って食べたぞ。
あの「立喰い看板」は何だったんだろうか?
《 メガネ 》
そんなの知りませんよ!
ま、いいです(笑)。
ちなみにあなたのかつてのバンドメイト
「メガ山口氏」もこの人のファンなんですよ。
私と彼が仲良くなったのは
それがきっかけでしたから(笑)。
話が横に逸れた(笑)。
私、この人の映画制作論が好きで、
インタビュー本とかも買ってるんですよ。
{ 編集長 }
ホホゥ?
《 メガネ 》
で、この人がよく言うのが、
「映画の半分は音楽・音響だ」って話なんです。
例えば「パリ、テキサス」はライ・クーダーの
「あの乾いたスライドギター」
がないと成立しないでしょ?って話をしたりしてて。
{ 編集長 }
そうだ!ライ・クーダーを聴け!
そして、滑らせ!
《 メガネ 》
そういう話を読んだとき思ったんですよ。
いつもの方向に行っちゃうけど、イーノ。
アンビエントミュージック。
{ 編集長 }
ENOってイーノ?なんちゃって!
《 メガネ 》
・・・・・えーと、続けて宜しいでしょか?
{ 編集長 }
いいとも!
《 メガネ 》
うっ古い!とにかく
「イーノの音楽って映画音楽の影響があるんだろうなぁ」
って思ったんですよ。
アンビエントって音楽自体が映画音楽と同じように
機能性から作られるものだから。
っていうかそのものズバリ!
「ミュージック・フォー・フィルム」
って作品群も出してるくらいだし。
イーノ自身もアポロとか結構サントラやってますよね?
{ 編集長 }
ああ。あの人は「何でも屋」だと思うんだよ!
色々な音楽を相手に合わせて
「これいかがでしょう?」的に出してきて、
上手~くコーディネートしてくれる。
逆に自分の音楽はガス抜きなのか、
これでもか!って具合にゆったりと来るんだよ!
《 メガネ 》
だからなんとなく私
「イーノは映画好きなのかな?」って思ってる(笑)。
{ 編集長 }
昔から映像に興味があったのは間違いないよね。
映像と音楽の融合作品も多い人だからね。
《 メガネ 》
ただねぇ、私、昔っから今に至るまでわからないのが
「イーノの他のバックボーン」。影響源。
この人って、薄ぼんやりと
「こーいうのから影響されてんのかな?」
ってのは見えても、どうにも掴みどころがない。
「イーノの音ってどこから影響されてああなったのかな?」って。
{ 編集長 }
そりゃ、もちろんビートルズよ!ビートルズ!
みーんなビートルズ!わっはっは!
《 メガネ 》
そりゃあ1948年生まれだから、
年齢的にビートルズは直撃でしょ?
でもこの人から「fab的な匂い」ってしませんよね?
メロディの良さはあるけど、
fabみたいにグッドメロディの洪水!
ってわけではないし・・・。
{ 編集長 }
ビートルズは扉を開く音楽なんだよ!
直撃ほど「違う音を出し始める」んだよね。
ボスも「ビートルズで扉が開いた」と言っているけれど
彼の初期サウンドは「アメリカンフォーク」や
「黒人音楽」や「ルーツ・ロック」でしょ?
俺も根は完全にビートルズなのに
出したい音はブルースマンだしな。
《 メガネ 》
なるほどねぇ。ただ、ロキシーの頃の音から言うと
やっぱり「サイケの気配」が多少するんですよね。
「どっぷりサイケ」っていうよりは洗練されてる。
やっぱりこの頃から後に「ニューウェーブ」って
呼ばれることになる音の基本はできてる。
だけど、そこの音に至る過程が見えて来ないんですよ。
{ 編集長 }
君はちゃんと初期ロキシーを聴いてるのかい?
あれってニコとケイルの居たベルベッツの影響がモロだろ?
《 メガネ 》
・・・おお!そっか!完全に頭から抜けてた!
そうですよ!イーノ「ベルベッツ」ファンですよね!
そもそもイーノは前衛音楽をやっていたんだから
ジョン・ケイルがいた「ベルベッツ」からの
影響がないわけがないんだ!
一緒にアルバム出してますもんね。
{ 編集長 }
一緒にライブもやったり、かなりずっと仲イイだろ?
《 メガネ 》
いや、そうなるとこのまま「ベルベッツ」の話
に突入せざるを得ませんが、絶対長くなりますよ?
次回にしませんか?
{ 編集長 }
だったら
「イーノで紐解くロックの歴史でもやるか!」
結構脱線もあり、面白いかもよ!
《 メガネ 》
おー!・・・なんか私「やぶ蛇」で、
とんでもないパンドラの箱を開けちまった気が・・・
{ 編集長 }
嫌なら別に高橋留美子でもいいぞ。
早速始めると「らんま」は「オカマ」だろ?
《 メガネ 》
いや多分、違うと思う(苦笑)!
{ 編集長 }
違うのか?
《 メガネ 》
そのネタこそ脱線しか生まれないでしょうから、
やっぱりイーノやる!やりますよ!やらいでか!
いやぁ、長くなりそうだなぁ・・・
読者の皆様もよろしくお付き合いください・・・
{ 編集長 }
大丈夫。
イーノも「オカマ」っぽい時期があったし。
「らんま」と同じようなモンだ。
どっちも「戦略的オカマ」だしな!
《 メガネ 》
「戦略的オカマ?」
{ 編集長 }
あの時代に許されたグラムさ!
グラムも語らないといかんぜよ!
《 メガネ 》
なるほど!より一層、深そうだけれど・・・
{ 編集長 }
大丈夫、大丈夫
戦略的に行こう!わっはは!
《 メガネ 》
なんだか良く分からないですが、次回!
{ 編集長 }
うむ。「屁のツッパリはいらんですよ!」
《 メガネ 》
・・・・あなたの「アニメ箱」を開いた私がいけなかった。
{ 編集長 }
サインはV!
《 メガネ 》
・・・・こりゃぁ、困ったことになったぞ。

<続>


突然の「安倍総理辞任」に掌を返した様に「優しくなる世論」や「マスコミ」って不思議でしょ?

2020-09-02 12:32:32 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

先日28日の金曜日
記者会見前には「辞任の意向」が伝わり
街では号外も出たという・・・
とにかく安倍首相は辞任することとなった。

(写真は「朝日新聞」と「神奈川新聞」より)

理由は「持病の悪化」という話だが
コレを聞いて「急に優しくなってしまう」
そんな国民性はホント不思議でならない。
彼と彼の政権は
「随分と酷い世の中」
を作り上げていたのだから・・・

今回、世論の大半を覆う
「病気だから仕方ない」
と思うのは簡単のことだ。
問題は彼が去ることにより
「様々な問題も消えてなくなってしまう」
ことだ。そして、それは実に怖い。

「モリ・カケ・桜」問題

「公文章改ざん」問題
法廷で続いている元自民党議員たちによる
「選挙法違反問題」

「贈収賄罪疑惑」
などなど・・・

国会で追及しても逃げられた案件や
国会で追及すら出来ずに幕引きされそうな案件・・・
国民は断じて「リセットさせられて」はいけない!
ハズなのだが・・・。

このような時に問われるのが「メディア力」だ。
しかし、どこもかしこも
「横並びの報道」

「次の総裁選への展望・・・」
に終始している様では、
この国では相変らず戦時中からの
「メディア統制」
が続いているコトを臭わせるばかり・・・。
イヤになって来ないかい?

「別にならないか(笑)!」
そんな読者様が
「誰がなっても自分には関係ないから!」
と言いたいのは、よく分かるよ。

オマケに
「あんたもっと気楽に生きろよ!」
なんて言うんだろ(笑)?
まあ、安倍首相じゃない、次の首相が親切にも
「あなたの家賃を代わりに払ってくれる」
わけではないからね。

しかし、根本的には
「その党が何をするか?」
くらいは知っておいて欲しいもんだよ。
奴らは「自分達に関心が向けられないこと」
を望んでいるから、
逆に私たちはもっとコミットして行く必要があるんだ。

「生きる」とは
「この国」や「その政治」を知ること!
だと私は確信している。

当ブログでは主に「音楽記事」がメインだから
このような記事は今までもそうだが
「少々煙たがられる」傾向にある。

しかし、自分たちが思う、
そんな「大切なコト」を「検閲なく書ける」
というこの場所が、いつ失われるか?
さえも、誰にも分からない今だからこそ
私たちは書くのです!

ちょっとでもいい
立ち止まって政治を「のぞき見」して欲しい。
イヤらしい、奴らの顔を覚えていくのって
案外、楽しいもんなんだぜ!

《 編集長「Mash」筆 》