花咲く丘の高校生

平成時代の高校の授業風景を紹介したり、演歌の歌詞などを英語にしてみたり。

ナースの脚は筋肉痛

2017-05-07 | 日記
この春、県立看護大へ入学した美紀からメールがきた。

「先生お元気ですか。大学にもだいぶ慣れてきました。
サークルは「テニス」と「ふれあいこみゅにけーしょん」とゆうのに入って活動しています。
脚は筋肉痛ですが五月病には気をつけます。
先生は今年も看護系の子たちを指導されていますか?来年も後輩に来てほしいです。
先生も五月病には気をつけてください。また連絡しますね」

 4年前までは、この学校から国公立大学に進学できるなんて生徒も教師も考えてはいなかった。私が「適切な指導さえすれば、国公立大に入る生徒は本校にもいるはずですよ」言っても耳を傾けてくれる教員は皆無だった。教師たちは授業よりも生活指導に追われていたし、なるべく早く別の学校に異動したいと考えているようだった。

私の孤軍奮闘によって、この3年間に連続して4名の生徒が新潟県立看護大学に合格した。
今では、教師も生徒も少しずつ自信をもつようになった。そして、学校もだんだん変わりつつある

 以上は2007年5月の日記である。

あれから丁度10年経った。20名もの生徒を看護大に合格させてきたのに、残念ながら今春は合格者「無し」だった。
 原因は、英語の出題傾向が突然変わったからだ。新潟県立看護大の英語教員が変わって、前任者とは全く違った出題形式にしてしまった。例えてみれば、1年かけてマラソンの特訓をしてきたというのに、いきなり短距離で勝敗を決められたのだった。推薦入試の意義さえ分かっていないこの阿保な新人大学教師に私は立腹している。
コメント
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