花咲く丘の高校生

平成時代の高校の授業風景を紹介したり、演歌の歌詞などを英語にしてみたり。

登った、滑った、落ちた

2023-01-26 | 日記
過去ログの再掲ですが・・・
 降り続いた大雪の合間に、令和5年の今日(1月26日)も屋根に上ります。

     2019年1月27日(日)の出来事
 雪下ろしをしようと、スノーダンプを抱えて梯子を上り、1メートル以上も積もっている屋根雪の上にひょいと両足を置いた瞬間、足元の雪が滑った。
 「しまった」と思ったが、どうしようもなく、スノーダンプと一緒に3メートル下の地面まで落下した。
 一瞬「よくても足を折る、悪ければ頭だ」と思った。
足、腰、胸に痛みが走って、まだ生きていると思ったが、動けなかった。
 足と腰は大丈夫だが肋骨は折れている、と思いながら、声を出すことも出来ずに、うつ伏せになたままで激痛をこらえていた。
2~3分して少し楽になったので、梯子につかまって起き上がった。
なぜか右肩がだんだん痛み出して、右手を上げることが出来なくなった。

 翌月曜日に整骨院へ行った。肩の周りの筋肉がダメージを受け、水が溜まっているとのことだった。あと2~3回の治療で完治すると言われた。

 日頃の行いが良いので神様に見放されなかったのだと思った。不幸中の幸い、思えば、子供の頃から私ははラッキーな人間だった。


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ぼくは「昼行性」です

2023-01-18 | 逸話
これは、sakurako62(さこ)さんから発掘してもらった過去ログです。

   ヤマネの生態に関する授業中での逸話です。
  Yamane lives only in Japan. It spends almost half of its life sleeping. 
Yamane is nocturnal and hibernates high in the mountains.
   注:nocturnal ノクターナル 夜行性の hibernate ハイバネイト 冬眠する
 ヤマネは日本にしかいません。生涯のほとんど半分を眠って過ごします。
ヤマネは夜行性で、山の高いところで冬眠します。

 居眠りしている生徒に声をかけた。
 「オイ、マサヤ!君は夜行性かい?」
雅也、「いいえ、ぼくはチュウコウセイです」
雅也くんのギャグを理解できていない私、
「なに?中校生?君は高校生ではなくて、まだ中学生なのかい?」
   
      
 
 
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上越名所『地吹雪街道』

2023-01-12 | 日記
これは、sakurako62(さこ)さんが発掘してくれた過去ログです。

 上越名所『地吹雪街道』
2014年1月26日
 晩秋には柳葉向日葵(やなぎばひまわり)鮮やかな黄色で彩られていた『花の錦(にしき)街道』も、冬期間は『地吹雪街道』に変貌する。
 夜の間に地吹雪防護柵をかいくぐって吹き付けた雪で、道路は真っ白になっている。早朝の道路には、凍結した轍の跡が光っている。勤務校まで60分の道のりである。
 私自分の車の速度と性能(4WD、スタッドレス、ABS)を計算しながら、このスリリングな地吹雪街道を通勤している。
 今朝も二台の車が道路わきに横転しているのを横目にしながら、ようやく職場にたどり着いた。


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初恋、一声、戸隠の山

2023-01-06 | 思い出
sakurako62(さこ)さんが発掘してくれた読者0人だった過去ログです。

初恋、一声、戸隠の山

 今から70年近く前のお話です。
 高校2年生の夏、学校登山で信州の戸隠山に登った。男女共学になってまだ三年目の我が高校は(ちなみに、このときの校長先生は、雅子皇后さまの尊祖父、小和田毅夫おわだたけお氏である)、2年生300名のうち女子はたった25名だった。
 私は同級生の和枝に淡い恋心を抱いていたが、当時は異性と話すことなど皆無(ご法度)だった。

 戸隠山の最難所『蟻の塔渡り』に出る『胸突き岩』の岩壁を、4~5名ずつのパーティーで鎖を頼りに登っていく。
 女子のパーティーの最後尾に和枝がいた。彼女は岩場の真下にいる私の10メートルほど上をのろのろ登っていた。
 「お~い、早く登れよ!」思いとは逆に、乱暴な口調になった。
 「ゆ~くんこそ、ぐずぐず言ってないで、早くおいでよ~」
  ・・・確かに和枝の声だった。
 嬉しかった。僕の名前を知っていてくれたこと。声をかけてくれたこと。
  ・・・しかも、あの甲高い声。
 ただそれだけだった。そんな時代だった。
そして、次に彼女と声を交わしたのは、30年後の同期会の席だった。

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感性を欠いた文明

2023-01-01 | 学校教育
 新年あけましておめでとうございます
  
知識と知恵によって文明が形成され、感性と知恵によって文化が形成されてきた。
産業革命以後は、文明だけが独り歩きして地球環境を破壊している。
人間社会を豊かにしてくれるのは、感性のある文化なのだ。

記憶力は反復練習で身に付き、記憶したものはやがて『知識』となる。
思考力は集中することで身に付き、やがて『知恵』となる。
想像力感性によって育まれて、『創造』に成長する。
感性は『真・善・美』に触れることから生まれる。
感性のない人間はロボットと同じである。
Man with no sensibility is nothing but a robot.

本年もよろしくお願いいたします
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