花咲く丘の高校生

平成時代の高校の授業風景を紹介したり、演歌の歌詞などを英語にしてみたり。

英語教育と英会話は別物です

2023-08-16 | 英語教育
現在の定時制高校・・・守る「多様性」より
今朝の「ヤフコメ」からibuさんのコメントを引用させてもらいます。

 大人が子供に多くを求めすぎている傾向があります。それが子供たちを追い込んでいる可能性もあります。特に英語教育。英語を話せることよりも、好きな言語を将来学ぶ土台を構築するにとどめておくべきです。というか、公教育というかぎられた時間内では、それしか本来はできないはずですよ。
 学習指導要領が改訂されるたびに、植民地的な英語教育になってきたと思う。英語が話せないと、アイデンティティまで失ってしまうような教育です。
                                     2023年8月16日
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彼は淡々と頑張った

2023-08-05 | 学校教育
マラソンの畔上和弥選手

2024パリ五輪のマラソン代表選手選考レースMGCファイナリストに、私の母校新潟県妙高高原中学校出身の畔上和弥選手(トヨタ自動車)が選ばれた。
感動的だった彼のインタビューを紹介します
インタビュアー「MGC出場おめでとうございます。目標をお聞かせください」
畔上選手「代表獲得です。自分としてはあまり華がない選手だと思っているので、僕でできることは他の人でもできるという勇気をあたえられると思うので、チャレンジャーの身でしっかり狙って自分のベストパフォーマンスができたらいいなと思っています」

10年前, 私は上越市の関根学園高校で一年間英語の非常勤講師をした。
たまたま受け持った2年生のクラスに畔上君がいた。
騒々しすぎるほど活発なクラスの中で、畔上君はひとり黙々とノートをとっていた。彼が駅伝の有望選手だと知らなければ、私は彼の名前を記憶に残していなかったかも知れない。

帝京大学に行った畔上選手は、1年生から箱根駅伝に出ていて、3年・4年次は花の2区を走った。
私は、和弥君の雄姿を見ようと毎年箱根駅伝をテレビで観戦していたのだが、彼はいつも10位前後を走っていたので名前は出ても姿はあまり映らなかった。

畔上選手は中学校時代にはクロスカントリースキーをやっていた。当時のクロカンの恩師小林辰男、現妙高高原中学校長の談話:彼は苦しさを表に出さない子だった。厳しい練習の中で気象条件がどんなに変わっても言いつけ通りに淡々と頑張っていた芯の強い子でした。
畔上和弥選手の談話:中1のとき小林先生に教えてもらっている時は本当にきつくて、アルペンスキーのスキー場を逆走してリフトの終点まで行け、って言われて、それで「まじか?」と思いました。それで苦しい中でも頑張るっていう経験ができたのが、今実業団で陸上できていることに繋がっていると思います」

2023MGCは10月15日に東京で開催されます。 畔上和弥選手、頑張れ‼ 
コメント (2)
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