安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

阪哲朗指揮 東京フィル演奏会 (5月3日 軽井沢大賀ホール)【ブラームス交響曲第2番、大賀ホール周辺の景色】

2024-05-06 19:30:00 | クラシック演奏会

5月3日に、軽井沢春の音楽祭で、阪哲朗指揮東京フィルハーモニー管弦楽団の演奏会があったので、聴きに行きました。

   

(出 演)

指揮:阪哲朗
ピアノ:牛田智大
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 (コンサートマスター:依田真宣)

阪さんは、1995年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。ベルリン・コミッショオーパー指揮者、アイゼナハ並びにレーベンスブルク歌劇場音楽総監督などを歴任、現在、山形交響楽団常任指揮者、びわ湖ホール芸術監督。牛田さんは、2018年浜松国際ピアノコンクール第2位、ロシア・ナショナル管、プラハ交響楽団など内外の管弦楽団と共演。「ショパン・リサイタル2022」などCD多数。詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。

(曲 目)

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調  k.466

モーツァルト:ピアノソナタ第4番 K.282 第1楽章 (ソリストアンコール曲)

〈休憩〉

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調  op.73
        第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
        第2楽章 アダージョ・ノン・トロッポ
        第3楽章 アレグレット・グラツィオーソ
        第4楽章 アレグロ・コン・スピーリト

モーツァルト:ディヴェルティメント  K.136  第1楽章 (オーケストラアンコール曲)

(感 想)

ピアニストの牛田さんの人気やポピュラーな演奏曲目のためか、立見も含めて、824席の軽井沢大賀ホールは満席でした。同ホールは客席とステージが近く、今回はやや右手の席だったので、初めて接した阪さんの指揮ぶりがよく見えました。

モーツァルトの「フィガロの結婚」序曲が小気味よいリズムで演奏されて、後半への期待大でした。ピアノ協奏曲第20番における牛田さんの演奏は、堅実でしたが、アンコールも含めて、はつらつとした感じがなく、ちょっと意外でした。疲れているのでしょうか。

ブラームスの交響曲第2番は、弦楽器をたっぷりと歌わせ、最終のフィナーレも壮大で、阪さんのキビキビとした指揮ぶりが印象的。ブラボーが飛び交う中、演奏されたモーツァルトのディヴェルティメントでは極上のアンサンブルが聴け、心地よい余韻の中、駅に向かいました。 

(出演者のプロフィール)

   

ホームページ:阪 哲朗 Tetsuro Ban | official website

   

牛田知大ホームページ:牛田 智大 | クラシック音楽事務所ジャパン・アーツクラシック音楽事務所ジャパン・アーツ (japanarts.co.jp)  

【大賀ホールホームページ】

軽井沢大賀ホールトップページ (ohgahall.or.jp)

 

(当日の大賀ホール周辺の景色)

大賀ホール

遠くに浅間山

桜が咲いていました。

大賀ホールを入れて、離山(浅間山の左手前)と浅間山。

ツツジ。陽当たりのよいところだと、軽井沢でも満開です。

シャクナゲは、一部に咲いている花もありましたが、これからといったところです。



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